ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

朝を彩る幸せアイテム、それは焼きたてパン

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

少し前から、土日の朝に1つの楽しみが増えました。

 

それは・・・パンを焼くこと。

 

 

土日の朝は冷凍庫から始まる

最近の我が家の起床時刻は6時。

6時にアラームが鳴り、スワイプしてそれを止めてから、横で寝ている子どもの様子を見ます。

まだ寝ている・・・ならば、そおっと布団から出て、自分の支度をします。

起き上がって、カーテンを開け、トイレに行き、コンタクトレンズを装着し、コーヒーをいれます。

 

コーヒーは今カフェインレス生活をしているので、カフェインレスのインスタントコーヒー。

インスタントコーヒーをマグカップに入れ、コーヒーメーカーに水を入れてスイッチオン。

そう、いつものクセで、わざわざコーヒーメーカーでインスタントコーヒーをいれているんですよね。

ポタポタお湯を落としながらコーヒーの香りがふわっとしてくるのが、やっぱり好きなんですよね。

マグカップはキャス・キッドソンのもので、20年来の友人から何かのプレゼントでもらったもの。

長く使いすぎたからか、少し欠けているところがあるけれども、見て見ぬふりをしている。

 

そして、オーブンの天板にクッキングシートを引き、冷凍庫からゴソゴソと袋を取り出します。

そして、袋の中から菱形のものを4つ、四角いものを4つ並べます。

 

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冷凍された、パン生地です。

「よし、あとは焼くだけだ」って状態で凍らせられて、我が家までやってきたパン達。

まずは天板の上に置かれて、30分ほどかけて解凍されます。

 

そうこうしているうちに、子どもが「起きましたよ」とアピールするように、うおうお言ったり、鼻息をフスーンとしたりしてきます。

「ちょっと待っててね~」なんて言いながらかけ寄って、「おはよ」「ぐふ~ん」「起きたの?おっきしちゃったのぉ~?そうなのぉぉぉ~?」「うぅあ」「『うぅあ』なのぉ~?」「ぐぅぅ」なんて会話しながら、手を繋いでイチャイチャします。

しかし、その幸せな二人の時間はそう長くは続かない。

なぜなら、別室で寝ているはずの夫が起きてすっ飛んでくるからです。

 

仕方がないので、朝の挨拶を夫に譲り、私は洗濯機をセットし、コーヒーメーカーからマグカップを取り出し、オーブンを余熱200度に設定します。

コーヒーを飲みながら、夫と子どものイチャイチャタイムを遠巻きで見るのもまた一興。

 

そして、夫の気が済んだころ、オーブンが余熱完了を告げピーピーと鳴ります。

解凍されたパン生地の載った天板をオーブンに入れて、180度15分にセット。

 

そこから、子どもを連れてバルコニーに出ます。

私の家はそこそこの高さでそこそこの眺望のマンション。

色々な音を聞きながら、「今日はいい天気だね」「カラスが鳴いてるよ、かあかあだよ」「赤い車が通ってるよ」などなど話をします。

といっても、子どもはまだ赤ちゃんなので何も返ってはこないけど。

 

しばらくすると、網戸を通って部屋のいい匂いが漏れてきます。

バターの、小麦粉の、焼ける匂いが。

「いい匂いしてきたねぇ(君はまだ食べられないけど)」と大人の特権を振りかざします。

 

そして5分ほど外の空気を吸ってから部屋に戻ります。

我が子はすでに生後5ヶ月で約9キロ、まだしっかりしがみついてこないので、結構な重さです。

筋トレになる重さの子どもを床に寝かせ・・・さぁ、大人の朝ごはんだ!

ヨーグルトにメープルシロップ*1を入れ、冷蔵庫からゆで卵を取り出し、野菜室に生野菜があればサラダにします。

 

そして、ピーピーとまたオーブンが鳴り、パンが焼けたことを報告してきます。

「オーブンが鳴いてるよ、ピーピーだよ」なんてさっきのバルコニーでの会話をパンバージョンにして、子どもが食べられないパンの話をします。

「何言ってんだ?」と言わんばかりの顔をした子どものリアクションにニンマリしながら、オーブンから天板を取り出します。


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はぁ、今日もいい色・・・とため息を吐きます。

もちろん、「うっとり」のため息ね。

 

 

幸福度が増すパン生活

と、ここまでもパンの香りに包まれて幸せ気分なのに、さらにそのパンを食べられるんですよ!?

ああ、最高。

 

たしかに、食べられるまでトータル1時間弱はかかるんだけど、こうやって待っている時間も幸せなのです。

 

そしてパンの味。

お店でも、タイミングが合わなければ焼きたてのパンを食べられないけれども、家ならいつでもほかほかアツアツのものを食べることだってできる。

ああ、最高。

 

作業自体はトータル2分くらいで出来るから、小麦粉こねる時間がなくてもできる。

冷凍庫の中に幸せの種があるなんて、なんて素晴らしいことなんだ。

コスパとか言いたくないけれども、パフォーマンスが最高すぎるんだよおおおお!

 

そうして、子どもを見ながら夫と二人で朝ごはんをたべるのです。


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二人揃って、クロワッサン→パン・オ・ショコラ→クロワッサン→パン・オ・ショコラの順。

どっちが美味しいとかじゃないけど、しょっぱいもの→甘いもののループを楽しみます。

子どもはまだ動けないから、パパママの朝ごはん風景をじっと見つめ、目が合うとにっこり・・・っていうか「見て!」アピールしてきます。

それもまた可愛い。

 

そうこうしているうちに、洗濯機もピーピー鳴ってきて・・・ああ、やることはまだたくさんある!と忙しい朝を思い出すんだけど、焼きたてのパンを食べているこの時間があるからこそ、またここからの家事を、そして1日を楽しもうと思えるのです。

 

 

出会いに感謝と言いたくなる

そんな私の幸せアイテムとのお付き合いは、Twitterでパッと目についた写真からはじまりました。

流れていくタイムラインでその写真に出会えたこと、すぐに買おうと決めた自分を褒めたい。

 

楽天のお買い物マラソンやスーパーセール期間はおまけつき企画をやっているようですね。

 


 

普段はそういうことを言ってくる人には胡散臭さを感じるけど、こればっかりは言わざるを得ない・・・「出会いに感謝」。

 

明日もパンを焼こう。

そう思うだけで朝が待ち遠しくなってくる。

 

 

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www.dokudamiyoshiko.com

 

*1:以前は冷凍ブルーベリーでしたが、マツコの知らない世界で見てからメープルシロップに変えました