こんにちは、ドクダミ淑子です。
このブログでは色々な人を取り上げて、思うことを書いています。
そういえば、最近桃さんが出産されましたね。
その昔に、1回目の離婚直後の連載を読んでアレコレ書いたりもしました。
ここ最近は、はあちゅうさんについて書くことが多くなってきました。
何と言うか彼女の言うこと、発信すること、いちいちに私のアンテナが 引っかかってしまうんですよね。
なぜこんなに彼女に惹かれてしまうのでしょうか?
そう考えた時に、パッと出てきたのは「ダサい」という言葉でした。
ダサいという魅力
ダサい。
垢抜けない、野暮ったい、恰好よくない・・・洗練とか、スマートとか、スタイリッシュとか、そういうものの真逆を行くもの。
そのダサさというのは、突起物となって、私の感情に刺さってくるのです。
そして釣り針のように、なかなか抜けない。
はあちゅうさんの魅力の1つは、その外見のダサさです。
ピンク色の髪の毛に黒い眉毛、黒い目、そして合わせるピンク以外の色。
ピンクとの相性や自分の肌の色との相性というのを全く考えずに「好きな色を着る!」と言いながらピンク色にさらに色をのせ、引き算というものを知らないファッション。
「プチプラ」という名のペラッペラの生地に、「体型カバー」という名の体にフィットしないぶかぶかの服を着て、さらに腕まくり。
ファッションに目覚めたばかりでちぐはぐな格好をしていた黒歴史時代や、流行を考えすぎていつの間にか量産型になっていた女子大生時代を彷彿とさせるそのダサさに、私は惹かれています。
彼女の場合は、ファッションセンスも精神年齢も女子大生時代から成長していないのかもしれませんが。
自意識パンパンというダサさ
そしてそのダサさに磨きをかけているのは、彼女の自意識の高さ。
ファンから「美人」「可愛い」と言われて、ご自身で「(元)日本一のブス」と名乗っていたことをすっかり忘れてしまったのか、「私はアートメイクをしていたからモデルにはなれないと言われた」など、まるでモデルになれない理由がアートメイクだけかのようなご発言をされています。
その過剰な自己評価が高校生みたいで、とてもダサくて、良い。
そして、妙にカッコつけちゃうところもダサい。
育児失敗画像を貼り付けているのに、それに対してツッコミをすると「誹謗中傷だ!」とか言っちゃう。
自虐はいいけど、他人から突っ込まれるのはダメなのもダサい。
そのへん、中学生みたいでダサい。
そして、自分のことを少しでも悪く言う人を訴えて、根絶しようとしているところも、とってもダサい。
まるで、先生に言いつける小学生のようです。
先生に言ったら全て解決すると思っているところがめちゃくちゃ幼稚でダサくて素敵*1。
今彼女が訴えられていることは先ほど書いた「髪色がゴキブリみたい」とか「そんな髪色にして頭おかしくなったんじゃないか」といったこともありますが、そういった書き込みがなくなっても髪色が似合わないなと思う人の気持ちは消せません。
仮に「壊滅的なブス」という人を法で裁いたからと言って、彼女が絶世の美女になるかと言ったら、それもまた違うんじゃないかしら?
あと、どうでもいいツッコミですが、一般的にゴキブリは茶色ですね。
オレンジの毛をゴキブリって言った人はゴキブリに謝ってほしい。
ネーミングセンスもダサくて最高
そして名前もダサい。
「はあちゅう」ですよ、はあちゅう。
とってもダサい。
その昔、爆笑問題の太田さんに「ろくでなし子や、ぱいぱいでか美みたいなもの」と言われてブチ切れていましたが、ひらがなで名乗っている時点で同系統でしょう。
ハイチュウ、ニャンチュウ、はあちゅう、ぷっちょ、じゃがりこ、ポテロング・・・と並べて違和感ない時点で、親しみはあれどもスマートで洗練はされていないだろう。
そして、自分+誰かのコラボで「ちゅう○○」とか呼んじゃうのもダサい。
「ちゅうハヤ」とか、「ちゅうしみ」とか。
徹底してダサくて最高。
プロ彼女の真逆を行くダサさ
そして彼女の最大の魅力は、その生きざま。
ちょっと検索をすれば、こんな画像が出てくるんですよ。
下品で黒歴史すぎて最高。
少し前に「プロ彼女」という言葉が出てきました。
芸能人と結婚する一般人女性、なおかつ美女。
でも、SNSで検索しても何も出てこない、将来を見据えて迂闊な露出をせずに徹底した行動をとっている女性。
はあちゅうさんは、そんなプロ彼女の真逆を行っています。
ちょっと検索すればなんでも出てくる、将来を見据えず常に「今」だけを追求している。
この刹那的な感じが、また素敵。
ダサい=身近な存在
そんなこんなでダサいところが私を、もしかしたら他の人も惹き付けてやまないはあちゅうさんですが、本人からすれば「ダサい」って悪口に聞こえるかもしれません。
でも、やっぱり彼女の魅力ってダサさなんですよ。
手の届かないような高嶺の花でもなく、真似しようと思えば出来るくらいの人なのに、なぜか有名。
だから、「私でもこうなれるかもしれない」と希望がわいてくる。
そして、自意識過剰で思い込みだけでウワーっと走っていた過去の自分を思い出して懐かしくさせてくれる存在でもあります。
要するに、35歳のティンカーベル
本人がnoteで書いていますが、はあちゅうさんはティンカーベルなんですよ。
いつまでも大人にならない存在。
いつまでも小学生であり、中学生であり、高校生であり、大学生である女の子。
結婚しても子どもを産んでも何をしても、少女のまま。
大人として、社会人もして、親として・・・といった我々の考えるようなくだらないアレコレから無縁の場所で叫び続けるティンカーベル。
そこまでダサさ、幼稚さを追求できたら・・・それはそれですごい才能だと思います。
何歳になっても好きだ恋した片想い両想いって歌い続けているaikoみたいで。
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*1:ただし、大人の世界で訴訟という形でこれをやっていることは素敵ではないし、何も考えずにやっていたこれに対しては今後しっぺ返しを食らう可能性もあるでしょう。