こんにちは、ドクダミ淑子です。
先日、ある方からこの本を紹介いただき、読んでみました。
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どんな内容なの?
公式サイトによると、こんな内容です。
「子どものIQはどうすれば伸びる?」「なぜ、ごっこ遊びがそんなに大事?」「外国語や科学、数学への興味を育むには?」……脳科学から心理学、教育学まで最新リサーチを網羅! いまの科学で「これは絶対にいい!」と断言できる、子どもの頭をよくし、潜在能力を引き出せる具体的なノウハウを1冊に凝縮。「最もクールで、最もわかりやすい!」「これからの子育ての新基準!」と絶賛された話題の全米ベストセラー、ついに日本上陸!
このページに、内容の抜粋(全8記事)もありますので、気になる方はこちらもぜひご覧ください。
子どものIQは3歳までで決まる!?
私がこれを読んで、「そうなんだ」と思ったことはいくつかありますが、一番印象的だったのは、「3歳までに聞いた単語数で、子どもの語彙力が決まり、IQが決まる」という話です。
子どもだから理解できないではなく、たとえ理解できなくてもどんどん話しかけることが大事で、「見て!ひこうき」ではなく、「あれは水上飛行機よ。飛行機には脚が2つあるわね。あれは『フロート』というの。フロートがあるから、飛行機が水の上に浮いてられるのよ。水上飛行機は水に浮くの。」と説明してあげる。
そうやって、対面でじかに(テレビや録音などでは2歳以下は学べないとのこと)・つねに語り掛けることで子どもの脳が活性化するそうです。
ちなみに、これは予定日の10週間前くらいからやると良いらしいですね。
・・・もう遅いわ。
この話が本当かどうかはわからないけれども、どんどん話しかけることは、別に悪い事でもないし、子どもとのコミュニケーションが取れるのは楽しいので、その日から実践してみています。
その他、小さい頃から本の読み聞かせをしてみるとか、「確かにそうだな。やってみよう!」と思えることが沢山ありました。
0歳児用の絵本を探してみることにしました。
育児のヒントが散りばめられている
また、この本は0歳児だけではなく、幼児期の会話やしつけ、テレビとの付き合い方などなど、様々な育児のヒントがありました。
たとえば、おもちゃを投げた時に「部屋で反省しなさい(昔ながらのアメリカのしつけ)」ではなく、「おもちゃを粗末にしたから、15分間おもちゃで遊ぶの禁止」にして、因果関係のあるしつけをすることや、結果ではなくプロセスを褒めるなど、どういう叱り方をすれば、子どもにしっかり伝わるのか、などは「なるほど」と思うところがありました。
自制心があり、創造的思考力があり、自分で解決する力を持てる子にするためには・・・親の言葉のかけ方、親の働きかけが大切なんだなと思う。
私は「他人が見ているから」「鬼が来るから」やめなさいって言うスタイルは好きではないし、「ダメ」を連呼する親にもなりたくないと思っている。
実際にはどうなるか、今のところはわからないけど。
頭が良くなくてもいい、心身ともに健康であってほしい
ここまで書いていて、「私は自分の子どもに頭が良くなってほしいのだろうか?」と疑問になりました。
まぁ、私と夫の子どもなので、勉強のできる子になるのはほぼ確定なんだけど(自信満々)、勉強ができると頭が良いって言うのはまた別の話だしな。
私はわが子に「頭が良くなってほしい」というよりも、「将来降りかかってくる問題を、できるだけ自分で解決できる力を持ってほしい」とは思う。
色々な場面で、まだ大人になれない人を沢山見かけます。
すぐ自分は悪くないと言い他人のせいにする、相手を傷つける言葉を気付かずに発してしまう、トラブル対処方法が下手で墓穴を掘ってしまう、自分を卑下してしまってチャンスを逃してしまう・・・
そういう色々問題のある大人達を見ていると、適度な自尊心があり、自分を律することができ、他人へ思いやりがあり、問題解決能力がある存在になるのは難しいことなんだなと思うのです。
もちろん、全て備わった大人になれたらいいけど、そうなるかどうかは本人次第のところもある。
「こういう人になってほしい」の気持ちが強くなりすぎて、関わりすぎると過干渉にもなるだろう。
ただ、親として、特に幼児期の間は、頭と心が健康な子になるようなサポートはしてあげたほうが良いんだろうな。
自分の親を過干渉とか言っているけど、休みの日の過ごし方とかテレビの付き合い方とか、色々考えていてくれたんだろうな・・・と今になって、この本を読みながら思い出したこともありました。
里帰りで実家にいた時、母に「赤ちゃんにいっぱい話しかけてあげてね」と言われたな。
忘れがちなことも多そうなので、これはずっと手元に置いておこうと思います。
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