こんにちは、ドクダミ淑子です。
以前、Twitterで長文を投稿するのは難しいということを書きました。
ここから少し経って、「長文をちゃんと投稿できている人もいる」ということはわかってきました。
その話は置いておいて。
最近、色々なところでTwitterでの議論を目にするようになってきました。
それを読んでいて、Twitterで議論をするのってやっぱり難しいなと思ったのです。
「私の質問に答えてくださいマン」の存在
その理由について話す前に。
「私の質問に答えてくださいマン」の存在について触れなければいけません。
その人は、何度もこのセリフを繰り返します。
「私の質問に答えてください」
たとえば、こんな感じで・・・
<パターン1>
A「私はピザまんは邪道だと思う」
B「質問です、肉まんについてはどうお考えですか?」
A「今は肉まんの話はしていない」
B「なぜですか?私の質問に答えてください」
A「質問に答える義理などないし、そもそも論点が違う」
B「逃げるんですか?私の質問に答えてください」
<パターン2>
A「私はピザまんは邪道だと思う」
B「質問です、ピザまんのどこが邪道なのですか?」
A「そんなの当然だろう。みんな邪道だと思っている」
B「だからなぜ邪道なのですか?私の質問に答えてください」
A「だいたい突然話しかけてきて、あなた誰ですか?失礼ですよ!」
B「私が誰なのかは関係ないですよね?逃げるんですか?私の質問に答えてください」
ピザまんが登場したのは1979年のようですから、もうピザまんは邪道だと言う人はそんなにいないと思いますが・・・あくまでも例として。
1985年生まれからすると、メロンパンナちゃんは新しいキャラで、ドラえもんは大山のぶ代さんとかと同じ次元の話ですね。
最近アンパンマンを見始めて、コキンちゃんの存在に驚いたな。
議論が出来るための条件
最近のアンパンマンについて熱く語りたいところですが、話が逸れそうなので、戻しましょう。
先ほどのピザまんのパターン1、2ともに、「私の質問に答えてくださいマン(以下:質問マン)」が決め台詞を連呼しているのですが、議論になっていないんですね。
なぜか?
パターン1の場合、質問マンの質問が的外れなのに、それに答えろと言い続けているからで、パターン2は、質問された人が質問に答えないから、質問マンが問い続けているからです。
どちらも、議論が成り立ってないんですね。
なぜ議論が成り立たないのか?
お互いの国語力や論理的思考力が同等ではないからではないでしょうか。
Twitterの世界では、色々な人が交わるがゆえに、しばしば会話が成り立たない二人が出会い、なぜかバトルをしてしまうのです。
そして、トンチンカンな質問をする人もいれば、質問に対して回答ができない人もいる。
「私の質問に答えてください」は終了の合図でよくない?
いくら議論を続けても、国語力や論理的思考力に差がある二人だと、なかなか議論が成り立たず平行線になり、「私の質問に答えてください」が連呼されるのです。
不毛な会話が繰り返されるだけで、もちろん議論の勝敗などの決着もつきません。
だから、「私の質問に答えてください」という台詞が2回くらい出たら、それは終了の合図にすればいいのになぁと思ったのです。
質問に答えてくださいマンは、しばしば「逃げるんですか?」とか言うけど、それは逃げではありません。
不毛な議論をし続けることに価値を見いだす人もいれば、そうでない人もいるわけで。
そして、後者の方が数が多いだろうし、貴重な時間を無駄にせずにすむわけで。
「逃げるんですか?」って言って粘着している人の方が、論点をはき違えていたり、そもそも相手の文章を読んでいないなと思うことが多い気がする。
だから、そんな面倒臭くて訳のわからないことを言う人からは、たとえ逃げと言われても撤退すればいいと思うのです。
バカは自分がバカであることに気づかない
そして、Twitterで成り立たない議論を見ていてもう1つ思うことがあります。
それは、「我こそが正義」「議論は得意です」「ハイ論破」とか言いがちな人・・・そっちの方が、残念ながら頭がよろしくないことが多いと思います。
あくまでも、私の観測範囲だけど。
頭のよろしくない人は、自分の頭がよろしくないことに気づかない、それどころか「頭が良い」と勘違いしていることが多いのです。
これは私も気を付けなければいけないな。
そもそも知的レベルに差のある2人が出会って、トンチンカンなやりとりをし、片方が「私の質問に答えてください」しか言わなくなる・・・これも、Twitterでの議論がなかなか成り立たない理由の1つではないでしょうか。
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