こんにちは、ドクダミ淑子です。
子どもが生まれて、自分のスマホの中のフォトアルバムが、子の写真ばかりになる今日この頃。
先日、SNS をちゃんとやろうかなという話 を書きましたが、子どもの顔をSNSに出すということについて考えてみようと思います。
子どもの顔出しは反対派
SNS、特にInstagramを見ると、子どもが顔出しでたくさん出てきます。
気にならない人は気にならないかもしれない。
でも、私はやっぱり子どもの顔をSMSに載せて、それを公開状態にしているというのは やめたほうがいいんじゃないかなと思っています。
では、その理由を考えてみましょう。
他人にジャッジされる
私たちは何かを見ると、それに対して、美しい/美しくないというジャッジを無意識のうちにしてしまいます。
それは別に声に出して、言うことは失礼だし、言葉遣いによっては誹謗中傷になるかもしれません。
でも、声に出さなくても、「思うこと」を止めることはできません。
インスタで、子どもの写真を見ていると、「天使のようにかわいい!」と思うような子どももいれば 、「別にそこまでかわいくないな」と思う子も載っています。
絵を見ていて、「美しい」と思うか、「あまり好みではないな」と思うかと同じように、人間の容姿に対して「美しい/そうでもないと思うこと」は止められません。
世に出すこと、公開するということは、そういった「美しいかどうか」のジャッジを受けるということになります。
もちろんそれで「ブサイクですね」「可愛くないですね」というのはマナー違反ですが、心の中であまり可愛くないなと思うことは個人の自由です。
だって公開されているんだもの。
でも、親が子どもの顔を公表することによって、第三者から可愛い/可愛くないというジャッジをされるというのは、本人にとっても親にとっても辛くないですか?
私は自分の子を見ていて、心の底から「天使のようにかわいい」と思っています。
愛する夫にどことなく似ている我が子は本当にかわいい、世界で一番かわいい。
ただ、この子の写真をSNSに出したとしたら、100人中何人「天使のようにかわいい」と言うかはわかりません。
もしかしたら半分以下かもしれない。
中には、心無い言葉をかけてくる人が、100人の中には数名いるかもしれません。
私は、見ず知らずの人からそういうジャッジをされる事は耐えられません。
私の子は、私から見て天使である――もう、それだけでいいじゃないかと思うのです。
子どもの顔を出すことのリスク
次に、子どもの顔を出すということは、単純にリスクがあると思います。
写真は1枚だけでものすごい情報量があります。
着ている服はどこのものなのか、背景からどこで撮影しているのか、どのあたりに住んでいるのか・・・そういった、付帯する情報も全部含めて出してしまって大丈夫なのか?と思うのです。
子ども自身の気持ちを踏まえていない
そして、やっぱり大事なのは子ども自身の権利です。
もしもあなたが、物心がついたころ、思春期になったころに、実は生まれた時から今までの写真がネットの中に全部載っているということに気付いたら、どう思うでしょうか?
私は死ぬほど嫌な気持ちになるな。
親のアカウントの中に、自分の写真が全部載っているというのは、子どもの立場からすると辛いのではないか?と思います。
子どもの写真は、子ども自身が載せる/載せないと判断ができるようになってから、載せるべきではないでしょうか?
仮に女の子が、少し大人になって初めてのメイクに目覚めて、一重を頑張ってアイプチで二重にしたみたいな工夫をしたところで、昔の写真がネット上に載っていて消せないなんていうことがあったら・・・
意地悪な人からすれば、整形しているとか昔はブサイクだったと言われる証拠画像に使われてしまうかもしれません。
そこまで考えて載せているのだろうか?と思うのです。
SNSには載せないけれども
もう一度ちゃんと考えてみたけれども、私はやっぱり子どもの写真をSNSに不用意に載せるのはやめたほうがいいかなと思います。
なんでもかんでも、不特定多数の人に見られる状態にするのは、リスクもデメリットも大きすぎる。
別に私自身、そして夫、その他親戚が写真を見て、「かわいい」と思っていれば、それで充分じゃないですか。
ただ、私はとても面倒くさがりなので、スマホのカメラで撮っただけで終わってしまう可能性もあります。
そして、いつの間にか消えてしまう・・・なんてことも。
だから、ちゃんと手元に残るモノとして残そうと思い、これに申し込んでみました。
月に8枚まで無料という制約付きですが、一か月が終わった時にその月のトピックスになるような8枚を選ぶ・・・という形で簡単にアルバムができるのは結構いいかな。
面倒くさがりだからこそ、それでも続けられるアルバムということで、少し アナログな方法になりますが、これで私だけの天使の記録をどんどん付けていきたいと思います。
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