ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

授乳にまつわるエトセトラ

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

こちらを書いているのは、生後1ヶ月くらい。

まだ授乳が始まったばかりと言っていい時期の話です。

 

今、混合授乳をしていて、できるだけ母乳量を増やそうと奮闘しているので、そんな私の記録を残しておきたいと思います。

 

 

母乳育児は思った以上に大変なのだ

はじめに書いておきたいのは、「初産で、母乳が出るまでは結構大変だ」ということです。

出産したら母乳が出るようになると思っている人もいるかもしれません。

・・・というか、私がそういう考えでした。

 

乳牛のように、絞ればビューっと出てくるようなイメージでいましたが・・・冷静に考えたら、母乳がまったく出ない状態から、ある日突然ビュービューになったら、それはそれで結構びっくりするよね(時々ビュービューの人もいるようですが)。

 

ということで、私の1ヶ月のあれこれを、次からまとめて行きましょう。

 

 

産前、驚愕の事実を知る

妊娠36週の時の出来事です。

通っているクリニックの師長さん(院長の母と推測、60代)から、「見せてもらえる?」と言われて、胸を見せてみました。

その前に、「おっぱいは大丈夫そうですか?」と聞かれていたので、「大丈夫だと思います」と答えていたのですが、見せた後にこう言われました。

 

「あら・・・ちょっと・・・陥没しているわね」

 

え?

陥・没・乳・首!?

 

今まで、自分の乳首が陥没しているなんて、思ってもいなかったぜ。

 

「来週から37週になるから、お風呂上りとかにクリームをつけて引っ張ったり、マッサージしてみてね」

「はい」

 

しかし私は、「まだ出産まで時間あるし、ゆっくりマッサージしていこう」とのんきに構えて、「ちょいちょいちょいっと~」程度にマッサージをしていました。

そして、マッサージしてと言われてから約1週間半後、予定日より2週間早い妊娠38週で出産してしまったのです。

 

 

陥没さん、授乳を始める

乳首が顔を出していない状態から、初乳の授乳を始めることになりました。

入院時の授乳指導で、なんとか数滴が垂れて、なんとか吸ってもらうことはできた。

ただ、問題はそこからでした。

 

陥没した乳首は、なかなか新生児に上手く吸ってもらえない。

うまく吸えないまま、寝てしまう。

対策として、搾乳器がレンタルされ、絞って哺乳瓶に入れて授乳するスタイルになりました。

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これは最終的に買って帰りました。 

 

 

開通工事は、結構大変

さてさて、母乳が沢山出てくるために、身体の中では「開通工事」が行われます。

母乳の供給をするための器官が準備運動をはじめ、機能し始めるのです。

・・・痛みと熱と共に。

 

私の場合、なかなか吸ってもらえないのに、パンパンになることに苦しみました。

検温をしたら高熱で、よくよく見てもらったら胸が張りすぎて発熱していたなんてこともありましたし、深夜にナースコールをして「胸が張って・・・」と泣き言を入れ、助産師さんにマッサージをしてもらったこともありました。

マッサージと言っても、めちゃくちゃ痛いやつだけどな。

 

搾乳での授乳が続いていましたが、熱は少しずつ和らぎ、量は少しずつ増えてきました。

 

あと、陥没対策として、付け乳首を装着しました。

この哺乳瓶の乳首部分は装着できるようになっています。


 

 

乳しぼりは続くよどこまでも

退院後、少しずつ直接授乳したいなと思っていましたが・・・我が子は、食欲よりも睡眠欲を優先させるタイプのようで、授乳の練習をしていると量を飲まないまま寝てしまうという問題が発生して、2週間健診で「体重が平均よりも増えていない」と言われてしまい、搾乳作戦に逆戻り。

とりあえず、1ヶ月健診までは、搾る→飲ませるを繰り返しました。

 

これがねぇ・・・時間がかかる。

夜間の授乳の時に、自分が起きて、乳をしぼって、子どもを起こして、搾乳したのを飲ませて、足りなければミルクも飲ませて、寝かせて・・・ってやっていると、大体1時間はかかるし、寝ないと時間くらいかかる。

なので、実家時代は睡眠不足で結構参っていました。

直接授乳ができれば、自分が起きて、子ども起こして、おっぱい吸わせて、寝かせて・・・ってなるので、楽なんだろうなと思いながら、搾っていました。

 

今は、夫が深夜の1回を飲ませてくれるので、私はサッと搾ってサッと寝るか、起きないでそのまま長めに寝ちゃうかになったので、楽になりました。

 

 

飲める感動、満足度調査は面倒

そんなこんなで、搾乳して飲ませる生活を続け、1ヶ月健診はクリア。

飲む力も付いてきたようで、陥没乳首のままですが、久しぶりに吸わせてみると直接飲めるようにもなっていました。

 

な、長かった・・・

 

しかし、ここから課題になってくるのが、満足度調査。

今までだと、搾乳しているから、母乳をどのくらい飲ませているのかがわかっていたんですね。

夫とも、母乳何ml・ミルク何mlとか、数字で共有していました。

 

しかし、直接授乳すると、何ml飲んでいるのか分からない!

当たり前ですが、今までとは変わります。

 

ですので、今まで以上に子どもから直接満足度調査をしなければいけない。

簡単な話だと、「泣く=不満」ですね。

しかしですね・・・子どもって、色々な理由で泣くんですよね。

 

ということで、まだ混合なので、子どもの様子を見ながら追加していくようになりました。

うーん、難しい。

 

でも、これも直接飲んでもらえるようになったからこその悩みよね。

一人でせっせと搾乳するの、ちょっとしんどかったもんな。

道のりが長かったからこそ、直接吸ってゴクゴク飲んでもらえるのは、とっても嬉しい。

 

 

母乳よりもミルクの方がいい?

・・・と思っていたら、夫からはこんな事を言われました。

 

「母乳だと、どのくらい飲んでいるのか、わかりにくい」

「別に母乳にこだわらなくてもいいんじゃないかな」

「月齢が低いと、飲ませると全部飲んじゃうから、追加のミルクを飲ませすぎていないか心配」

 

私の夫は、在宅勤務ということもあり、積極的に育児に関わっています。

「妻のサポート」ではなく、率先して自分のこととしてやっているって感じですね。

とっても心強い。

 

ただし、理系の夫は数字で管理し、適切な量を供給したいということもあり・・・飲んだ量のわからない、母乳育児には難色を示しだしました。

 

うーん。

 

「母乳がせっかく出ているんだから、できるだけ頑張りたい。日中は直接飲んでもらって、夜は寝てほしいから搾乳にするよ」

 

ミルクが不要なくらい、母乳がザクザク出てくれればいいんだけど、まだそこまで増えていないからな。

 

 

母乳を続けるかは、母親の頑張り次第

1ヶ月健診の時に、「母乳育児をするかどうかは、母親の頑張り次第」と言われました。

これを書いている今、めちゃくちゃ心に染みる・・・

 

別に「絶対カンボ(完全母乳)にする!」という強い意志もなく、「せっかく母乳が出るなら母乳にしたいな。でもミルクも悪くないと思うし、リスクヘッジの意味でも利用したい」くらいのゆるゆるなので、どこまで頑張れるのだろうか・・・

 

夫には「心が折れたらやめるよ」とは宣言しているので、そのくらいの気持ちで。

 

2~3ヶ月で「軌道に乗る」という人が多いらしいので、それまでに母乳量が増えるように、もんだり吸わせたり搾ったりしていこうと思っています。

 

 

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