こんにちは、ドクダミ淑子です。
子どもを産んでから気づくことが、たくさんあるなと感じる今日この頃。
自分が今までママの世界を知らなかったということを強く実感するシーンが多々あるのですが、今日はその中でも、「歌」について語ろうと思います。
ある夜、授乳を終え、うつらうつらしているわが子を抱いている私。
まだ半分覚醒・半分眠っている状態なので、このままベッドに寝かせると、目が覚めて泣いてしまうということも私は学習しています。
抱きかかえたまま、左右にスイングして・・・ここではたと気づくのです。
私がこういうシーンで歌える子守唄を知らない、ということに。
子守唄を歌わない人生からの路線変更
突然、子守唄ーー子どもを寝かしつける時に歌う曲ーーが必要なシーンになったのですが、私にはストックがない状態。
私が赤ちゃんだった頃は母に歌ってもらってたのかもしれませんが、その記憶はあまりありません。
・・・とはいえ頭の中の フォルダを検索をかけると、数曲が出てきました。
まず出てきたのは、『ゆりかごのうた』という子守唄。
出てきたと言うか、実家に帰ると私の母が孫をあやすために歌っていたので思い出したという方が正しいですね。
母は赤ちゃんの頃の私にもこの歌を歌っていたようです。
子守歌のストックがない問題について、母に話すと、母は何を考えたのか、突然Eテレを録画し始めました。
「どんな歌を歌っているのか勉強した方がいいんじゃない?」
言われるがまま、しばらくEテレを見ていたのですが、みんなで歌って踊れるようなアップテンポの歌が多くて子守唄は特に流れてきませんでした。
そして私は思いました。
子どもが見ないEテレを、親だけが見ている・・・これはちょっとおかしいんじゃないかと。
だから見るのは1回でやめました。
近い将来、たくさん見ることになるだろうし。
子育ては無理ゲー?
話はそれますが、子育てを始めてみて、産院でのチュートリアルを終えると、赤子と共に装備ほぼゼロの状態でポーンと外の世界に放り投げられたような感覚になります。
何だ、この、チュートリアル後にレベル分けされてなくて全員が同じバトルに参加するソシャゲにいきなり入る感じは・・・!
こちとらレベル1なのに、レベル500くらいの人と対等にやりあえと?無理無理無理無理ー!
どこかの誰かが、「学校で子育てのことを教えてくれない」とか言っていて、そんなバカなと思っていましたが、いざ自分が装備ほぼゼロの状態で外の世界に放り出されてしまった今、そう言いたくなる気持ちもなんとなくわかってきてしまった。
ただ、やっぱり、十数年前に学校で習ったからといって、今の時点で「あ、これ学校で習ったやつだ」と進研ゼミ風に思い出せるとは全く思いません。
子どもがいない人だったら一生使うことはない知識だし、学校で教える意味はあまりないと思う。
何も知らないことが新鮮だ
30年以上生きて くると、知識ゼロ、全くわからないということがなんとなくなくなってきています。
そんな中、全く知らないことだらけで、調べながら、戸惑いながら、試しながら、やっていくことは・・・もしかしたら子育てぐらいしかないのかもしれないな、とも思うのです。
今まで、なんとなく「自分は(ある程度)何でもできる」と思っていた節がありましたが、ここまで何もできない自分に気付かせてくれたことは、ありがたいことなのかもしれません。
子守唄のストック
さて、話は戻り、子守唄のストック問題について。
一曲は『ゆりかごのうた』にしましたが、エンドレスゆりかごは、ちょっときつい。
あと数曲加えたいところです。
「ねんねん~ころ~りよ~おころ~り~よ~ 坊やは~よい~こだ~ねんね~し~な~」
こちらも検索に引っかかってきましたが、ちょっと曲が暗すぎるので、却下にしたい。
『ララルー』・・・ディズニー映画の「わんわん物語」に出てきた歌。
ほんわかした感じがいいので、加えておきましょう。
『シューベルトの子守歌』・・・これもメロディーラインがとても綺麗ですね。
意外と出てきた!
やっぱり、ラルク(L'Arc~en~Ciel)も入れておきましょう。
「ラルク バラード 明るいメロディ」で検索をかけると、数曲ヒットしてきました。
その中で子守歌として歌うならこれかなというのは、こちら。
1曲目は『Pieces』。
ラルクブームの時に、2枚同時発売のアルバム「arc」の中の1曲です。
これはシングル曲なので、カラオケで歌うと、ロンドンでメンバーが闊歩している様子 が見えて、とても眼福です。
2曲目は、『あなた』。
これは、先述した「arc」「ray」の前のアルバム「HEART」に収録されているアルバム曲です。
ライブで流れると、観客が歌うパートもあり、またサビの部分をエンドレスで歌えるので、子守唄向き。
そして3曲名は『未来世界』。
これは、最新のアルバム「BUTTERFLY」に収録されている曲で、ラルクにしては珍しいバラード+アコースティックの曲です。
hydeさんの知人に子供が生まれた時に作られた曲らしく、まさに子守唄にぴったりの曲になっています。
ということで、夜中に子どもを抱きながら、必死に脳内検索をして絞り出した子守唄。
これをもって、しばらくの間 寝かしつけを乗り切ろうと思います。
こちらもどうぞ