ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

SNSをクリーンルームにすることの弊害は大きいのだ

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

少し前に、はあちゅうさんをウォッチすることを控えよう宣言をしました。

 

 

その時、トイアンナさんへの訴状一般人を晒す事件など、 気になるトピックスが結構多くて、追いかけていたんですね。

そうすると、色々な方の意見があり、それもまた面白く・・・と、別に好きでもないのに、ずっと観察してしまっていました。

 

ですので、「のめり込みそうだから、強制的にデトックスしたほうがいいな」と思って、少し断食していました。

そして、最近少しずつウォッチャー活動を再開。

 

最近また、Twitterでアレコレ言っていた人達に、まだ本人訴訟の段階ではないのに、示談をけしかけるように見える動きもしていましたね。

・・・その話は今後また機会があったら書くとしましょう。

 

今回は、少しずつウォッチャー活動を再開して、思ったことを書いていこうと思います。

 

それは、「なんか、はあちゅうさんのTwitter、人がいなくなったな」ということ。

 

 

アンチを追い払った先にあったのは

はあちゅうさんは、自身に対する誹謗中傷に対して、複数の匿名掲示板(計8スレッド)から約200件、Twitterで約40件、合計約240件のIPアドレスの開示決定が出たと言い、次がプロバイダとの訴訟になると宣言していました。

 

そのブログを紹介したツイートが・・・たったの「150いいね」だったんですよね(これを書いているのは、そのツイートから57時間後)。

 

24.2万人もフォロワーがいるのに、150いいねって・・・

フォロワーの0.06%にしか、ワンクリックで済む「いいね」をしてもらえないんですよ。

 

これはどうしたものなのでしょうか?

 

 

SNSをクリーンルームにした弊害

はあちゅうさんのTwitterにいいねがつかなくなった理由を考えてみることにしましょう。

 

「物騒な人」になった

誰かに、「私、240件も悪口言われています」と言われたら、あなたはどう思いますか?

「大変な被害に遭っていて可哀想だな」と思う優しい人もいるかもしれませんが、私のようにひねくれた人間は、こう考えます。

 

「そんなに多くの悪口を言われているなら、その当人にも問題があるんじゃないの?」と。

だって、240件が全部個別案件だったとしたら、240人から嫌われているんですよ?

結構な数じゃないですか。

 

他の誹謗中傷問題の原告からの報告を見る限りでは、1人とか2人とかとじっくりやっているのに、240人って・・・それはただの「可哀想な人」なのか?って思ってしまう。

 

そのモヤモヤは、どうなるか?

「物騒な人かもしれない」「とりあえず、近寄らないでおこう」ってなりますよね。

 

 

「嫌われ者」という印象がついた

「240人から嫌われている人」という印象は、決して良いものではありません。

 

ちょっとひねくれた人じゃない限り、有名人の SNSなら「好かれている人」「人気者」を見ていたいと思いますよね。

あとは、好きな人。

それなのに、自ら「私、悪口言われているんです!」と、「嫌われ者」宣言していて、一体誰がその人のブログやTwitter、インスタを見たいと思うのか・・・

そして、なぜ、そういうことを考えずに、「私、悪口言われて可哀想なんです!」と宣言してしまうのだろうか・・・

 

 

「何か下手すると、訴えられる」という恐怖

そして、何かあれば何でもかんでも「訴えてやる!」って言う人には、たとえファンであっても、「何をされるかわからない」という恐怖が生まれるでしょう。

「訴えられたら困るから、とりあえず、触れずにいよう」ってなると思うんですよね。

きっとファンも、離れてしまうのではないでしょうか。

 

 

コメントができない

はあちゅうさんは、炎上対策なのか、最近はTwitterだと、「燃えそうなツイート」にはフォローしている人しかコメントできないように、コメント欄に制限をかけています。

コメントができないので、当然本人からのコメント返しもありません。

つまり、コミュニケーションが生まれないのです。

 

そうすると、どうなるか?

コメントしてくれる人がいなくなるので、そのツイートの見られる回数、「インプレッション」が上がらないのです。

 

 私のツイートのインプレッション数などを見てみると、やっぱりコメントが多いツイートの方が多くなります。

私のツイートにコメントしたAさんがいたとしたら、Aさんのフォロワーさんのタイムラインには、Aさんのコメントが流れてきます。

そこからたどってみてくれる人が増えるんですよね。

 

でも、それが無くなると、タイムラインに流れてくる機会が減ります。

Twitterはどんどん情報が流れて行くメディアです。

だから、注目されるには、「少し前に書いたツイートが、何度も、色々な人のタイムラインに出てくる」という状態を作ることが欠かせません。

そうでないと、よっぽどのファンじゃない限り、数時間前、いや数分前のツイートも見てもらえないかもしれないのです、

 

 

色々書きましたが、徹底的なアンチ対策をした結果、彼女のTwitterを見る人が少なくなったのではないか?と思うのです。

アンチ対策で色々やった結果、アンチがいなくなり、ファンもいなくなり、その中間層まで、ごっそりいなくなってしまったのではないか・・・

 

 

SNSは、雑多な意見が行きかうから面白いのだ

私もたまに、返答に困るコメントが付いたり、ブログに「お前のすべてを否定してやる(byるろ剣の斎藤一)」的がコメント付くこともあります。

 

でも、そういうものにいちいち目くじらを立てたり、法的な処置がどうのこうの・・・って言って、全部を焼き払おうとしたら、結局誰もいなくなってしまうんじゃないかと思うのです。

 

もちろん、誹謗中傷は良くない。

でも、「黙れ 何も違わない 私は何も間違えない 全ての決定権は私に有り 私の言うことは絶対である お前に拒否する権利はない 私が"正しい"と言った事が"正しい"のだ(by鬼舞辻無惨)」みたいな感じで、「開示!開示ィィィ!」ってやっていたら、誰も近づかなくなってしまいます。

 

やるなら、水面下でやって、全てが終わってから宣言すればよいのではないでしょうか。

他の、多くの、有名人がやっているように。

 

様々な意見がでること、ポジティブな意見もネガティブな意見も流しておくことが、SNSでの拡散に繋がっていくと思うのです。

特に、SNSで商売しようとするならば、ネガティブな意見をゼロにしようとするのは難しいし、ネガティブ意見を減らそうとすると同じくらい、いやそれ以上ポジティブな意見が減ってしまうのです。

 

その結果が、0.06%なんですよね。

 

Twitterで人気商売をしたかったら、どうすべきか?

私は商売をする気はあまりないですが、もしもする人がいるとしたら、その運用はちゃんと考えたほうがいいなと思ったのでした。

 

 

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