ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

世間知らずというよりも、アンテナがなさすぎではないか問題

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

今日も元気にネット徘徊。

その中で、気になったことがあるのです。

 

某・有名な新興宗教を「知らない」とハッキリ言い切る人がいたんですよ。

 

 

どうして、知らないで生きてこれるのだろう

日本人は無宗教と言われていますが、その中でも、実は色々な宗教を信仰している人がいますよね。

キリスト教の人もいれば、キリスト教から派生した新興宗教の人も、仏教から派生した新興宗教の人も、色々な宗教を全部ミックスしちゃった新興宗教の人もいます。

そして、有名な新興宗教だと、政党に関係しているところもありますよね、大きいところだと、2つくらい。

 

その「知らない」宣言をしていた人はアラフォーの方だったのですが、日本の政党にも関連してきている新興宗教を、40年近く日本で生きてきて、なぜ知らないでいられるのだろうか?と疑問に思ったのです。

 

私がそういった新興宗教と接点を持ったタイミングについて挙げていきますと・・・

 

 

新聞購読を勧めたがる近所の人

近所の人で、やたらと新聞購読を勧めたがる人がいて、母はいつも申し訳なさそうにお断りをしていました。

「新聞配達って、バイクでしている人が多いのに、なぜあの人は車で配っているのだろう?」と疑問に思ったこともありましたね。

 

「世の中には、朝日新聞・読売新聞以外にも新聞はあるのだ。そしてその新聞は、限られた人が読むものなのだ」と、子ども心ながらに思っていました。

 

 

選挙前になると電話をかけてくる人

子ども時代で言うと、もう一つ。

選挙前になると、特定の政党に投票してほしいと電話を入れてきたり、訪問してきたりするママ友?、子どものうちの誰かと同級生のお母さんもいました。

 

私は昔っから色々なことに首を突っ込みたがる人でしたので、「あれはどういうこと?」と母に聞いていましたね。

母も言葉を多少選びながら、「あの人は新興宗教の信者なのだ」ということを説明してくれました。

 

ちなみに、大学生の時や、社会人になってからできた友達の中にその宗教の方がいて、「もうすぐ選挙だね」って電話かけてきた瞬間に「あの宗教か・・・」と察しました。

 

 

大学時代にあの手この手の勧誘話を聞く

大学繋がりでもうひとつ話をしますと、友達の友達が「有名アーティストの無料LIVEと言われて、どこかの体育館に行ったら、LIVE+新興宗教の勧誘だった」という話を聞いたこともあります。

 

道で占いの勉強をしている人に声をかけられたとか、知り合いのメイクさんが就活メイク講座やると誘われて行ったら勧誘されたとか、アンケートを集めている人とか、色々な話を聞いて、そしてそういう人を自分の目でもを見て、さらに「新興宗教って身近にあるんだなぁ」という気持ちは強くなりました。

 

 

日本全国にある、謎の建物

私は都会の大学に行っているから、あの手この手の勧誘を見てきたのかもしれません。

地方だったり、小規模な大学出身だと、新興宗教との接点はないのかしら?

 

でも、地方なら地方で、ありますよね。

巨大な文化会館とか、謎のお城みたいな建物とか・・・

普段はガラガラで、人の気配がないのに、大量の車が停められる駐車場がある、文化会館という名前がついた建物。

街中に突然現れる、こちらも人の気配があまりない、お城みたいな建物。

 

しかも、別の場所に行っても、同じような建物があるんですよ。

「あれ、何だろう?」って思わないのかしら?

それとも、そういうものが見えていないのだろうか?

 

どうして、知らないで今まで生きてこれるのだろうか?

 

私には謎で仕方がないのです。

 

 

私のセンサーが敏感なのか?

これは余談ですが、過去に友人と、ある博物館に行ったことがあります。

その博物館は、山奥の広大な敷地の中にあり、敷地内には完全無農薬・有機栽培の野菜を使ったレストランなどがあります。

広すぎる敷地の中を、当時では珍しい、無人自動車も走っていましたね。

 

私はその施設に入った瞬間から、ビビッとくるものがありました。

正確には、そこに向かう山道から、ちょっと感じているものがありました。

 

「ここは・・・宗教の香りがする」

 

まず、スタッフが多い。

駐車場の案内をしてくれる人、庭の整備をしている人、チケットカウンターにいる人、受付の人、学芸員の人などなどが、通常の博物館と比べると、明らかに多い。

そして、皆めちゃくちゃ愛想がよく、笑顔でにこやかに挨拶してくれる。

そのへんの博物館なんて、無表情の人が大半なのに。

 

その人員配置と、なんとなく醸し出す雰囲気で、こそっと友達に「宗教の香りがする」と言いました。

ちなみに展示物は、どれも豪華絢爛。

「なぜ、こんな歴史の教科書に載っていそうな代物が、日本の山奥に・・・?」というものばかり。

 

後で調べたら、やはり宗教家の作った博物館でした。

 

その時に思ったのです。

「もしかしたら私は、こういうことへのセンサーはわりと敏感なのかもしれない」と。

 

 

「知らない」マウントは恥ずかしくないのか?

そんな日本の新興宗教。

私は色々な場所で、わりとその存在を察知してきました。 

そして気になるので、ネットや書籍(主に新書ですが)で調べたりもしました。

 

だからこそ、不思議に思うのです。

 

なぜ、その存在に気づかないのか?と。

そして、その存在を知らないことを「マウンティング」として使えるのか?と。

 

2年前くらいにブログに書いたのですが、人によって見える世界って違うみたいですね。

www.dokudamiyoshiko.com

 

旅行に行っても、感じられること、吸収できること、発見できることは、人それぞれ。

 

だったら、私は「知らない」をなるべくなくしたいし、「知らないマウンティング」とかはしたくない。

半径5メートルの世界で生きたい人もいるかもしれないけど、私はなるべく色々なものを見て、聞いて、発見できる人でありたいと思いました。

 

 

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