ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

会話していて楽しい瞬間は、気が合う時だけではない

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

先日、ゴリラ系の人事課長と話をしていて、「ほほう」と思ったことがあります。

 

マスクを外して喋りたがる、声も体も主張も大きい人ですね。 

あと、よく見積書出すと、勢いよく「端数切ってください!」とか言われて、その端数って言うのが、10万円単位でびっくりする。

150万円のうちの50万円は、端数でもなんでもないぞ・・・

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会話していて面白いのはどういう時か

その方は、個人を対象とする商品の営業を十数年してから営業所長的なポジションになり、その後人事課長になったという人です。

 

ある日、話の流れで彼がこんな事を言っていました。

 

「私はね、もう○○を売る商談っていうのは面白くないんですよ。お客様とちょっと話すだけで『ああ、この人は○○な提案を欲しがっていて、こういうトークをすれば売れる』っていうのがわかるし、それをすればやっぱり的中して、売れるんです。だから、新しい発見がなくて、全然楽しくない」

「それに比べて、私はあなたのような人と話すほうが楽しいですね。自分の知らない世界だし、新たな発見があるから」

 

ほう、そういうものなのか・・・

 

 

 

私が話して楽しい時は

彼の言葉を聞いて、私が、話していて楽しい時って、どういう時か?ということを改めて考えてみました。

 

仕事中だったら、「お客様にアドバイスや提案として話したことを、受け入れてもらったり、喜んでもらったりする瞬間」というのが、真っ先に思い浮かびました。

それはどちらかというと、今まで蓄積させてきたものを、生かせている瞬間なんですよね。

さっきの彼の例で言うと、「何も考えなくても、型にはめるだけで商品が売れるから、全然楽しくない」ってやつなんですよね。

そう考えると、私はまだまだ、「仕事を極めてしまった」という段階まで行きついていないのかもしれない。

 

あとは、「自分1人または社内でブレストして、こういう手法はどうだろうか?と思い浮かんだ瞬間」も楽しいな。

私の仕事でも、たまに突飛なアイデアで勝負をすることもある。

こっちは、自分達の仕事の中で新しいものを学んだり、発見できる、楽しい瞬間だなと思う。

 

プライベートだと、どうだろう?

でも、話をしていて楽しいなって思うのは、やっぱり気が合う人と、気兼ねなく話ができるときかな?

あんまり気が合わない人と一緒にいても、そこから新たな発見!とか思わないし、時間のムダだなと思って、ストレスに感じちゃう。

 

 

ネットの中に発見を求めているのかもしれない

そう思うと、私は仕事やプライベートでは、結構保守的というか、自分が今まで学んできたことや知っている世界で、気の合う人と接するみたいなのが心地良いと思っているのかなと思ってきました。

 

仕事については、初期に「蓄積させる」ことに対してめちゃめちゃ苦労したからこそ、また全く新しい業界の知識を蓄積させる、学び直すことに対してちょっと面倒臭さを感じているかもしれない。

 

だからこそ、ネットの中では新しい発見を求めているのかもしれない。

 

「気の合う人とまったりしたい」とか言っているくせに、明らかに気の合わなそうで、現実世界にいたら逃げ出すであろう人たちの言動を追いかけ、それを元にあれこれ考える・・・

 

私は、冒頭のゴリラ人事課長が、人事という彼にとっては新しい仕事の中で味わっている「楽しさ」を、仕事ではなくネットでやっているのかもしれない・・・そんなことを考えると、オラオラ系ゴリラさんは、やっぱりちょっと苦手だけど、尊敬できるところがある方だなぁ、と思ったのです。

 

 

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