こんにちは、ドクダミ淑子です。
私は今日も元気に営業活動。
新卒から12年間ずっと、人材系の営業をやっています。
企業の人事担当・人事部長・中小企業だと事業部長や経営者など、まぁ色々な人に会いながら、どういう人を採用したいとか、じゃあどういうやり方をしましょうか・・・みたいな話をしているんですね。
採用の話って、実は結構込み入った話が多いので、 今までは訪問しての打ち合わせというのがメインだったんですね。
たとえば、「○○さんが実は社長と派閥争いをしていてどうのこうの」とか、「○○さんが営業成績が上がらなくて厳しい」とか、「今後の組織をこんな風に改革したい」とか、「社内ではまだ広報していないけれども、○○さんが退職する予定で」とか。
相手も個室にこもって話したいような話ばかり。
しかし今は、新型コロナウイルスが蔓延していますし、ソーシャルディスタンスが大切な時期。
そして私は妊婦ですので、できるだけ外出を控えたい・・・
ということで、突然Webでの商談が爆増しました。
これがですね・・・めちゃくちゃいいんですよね。
移動時間がゼロになる
一番大きいのが、移動時間がゼロになるということ。
移動範囲はだいたい片道1時間圏内、遠いところだと片道1時間半とかある場合もあるんですよ。
そうすると、1日のうち2~3時間を移動に使っていたわけです。
もちろん、移動中もパソコンを開いてメールをしたりすることもあるのですが、たまに社用車を使うとハンズフリーで電話するくらいしかできないし、っていうか電話してもメモ取れないから電話したくないし・・・って感じの時もあるわけです。
それが突然、ほぼゼロですよ!
単純に時間ができるので、資料作成やら何やらが超・スムーズ!
「あ、Web会議始まる!」っていう10分前くらいからセッティング&スタンバイで5分前には着席できちゃうからな。
今までが何だったんだろう?というくらい、スムーズ。
お互い個室なので、プライバシーも問題なし
あと、さっき書いていた「個室で込み入った話をする」の件についても、まぁお互い個室に入ればいいだけなんですよね。
これは私もちょっと持っていた「行かないと込み入った話ができない」という先入観があっただけなのです。
あとは「訪問したほうが礼儀正しく感じてもらえて、先方からの印象が良い」とかね。
今は、よっぽどのガンコジジイじゃない限り、訪問しない方が印象が良いことが多いので、助かるよね。
準備に時間が使えるから、打ち合わせの質も上がる
打ち合わせ前の準備に時間が割けるので、打ち合わせ内容の質も上がった気がするし、その後のフォローもスムーズになった気がする。
そういう意味では、「移動時間」っていうのは私の仕事の質を下げていたんだな、と改めて思う。
息抜きをどうやって作るか
さてさて、ここまで良い事尽くめだったのですが、ちょっとだけ困ったことを。
外出ゼロだと、「息抜きをする時間」が全くないんですよね・・・私の働くオフィスは、デスクでおやつを食べる習慣はないので、昼休みのみ。
なんとなく仕事が詰まってきたときに、気分転換というか、ちょっと気持ちを切り替えよう!みたいな取り組みが、ちょっと難しい。
だから、事務職とかの人ってすごいなと改めて思う。
喫煙者はタバコ休憩をしているのに、なんだか不公平だなと思ったりもしますね。
喫煙者はだいたい残業が多いので、まぁ集中している時間は同じくらいなんだろうなとも思いますが・・・
まぁでもここは慣れというか、ちょっとコンビニに外出とか、コーヒー(今はカフェインレス)でも飲もうかとか、何かしら自分で切り替えができるアクションを作ることが大事なのだろうと思う。
インサイドセールスへのチャレンジは進む
以前にも、「会えばすべてが解決するわけではない」ということを書いていましたが、この時よりもさらに「会わずに解決する」が進んでいる気がします。
そう考えると、昔の私は上記みたいなことを書いていたけれども、まだ「会うことの重要性」みたいな意識が取り払われなかったと思うんですよね。
でも、今回のあれこれで、やっぱり「会うこと」自体は重要ではなく、その中身、質の問題なんだなと改めて思いましたし、社会全体がその認識に進みつつあるのを感じました。
時代は「インサイドセールス(内勤営業)」の時代なんですよ、そこのダンナ!
残り少ない産休までの営業生活ですが、訪問せずにどこまで成果を上げられるのか?
これは今後にも生かせると思うので、楽しみながら取り組んでいこうと思います。
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