こんにちは、ドクダミ淑子です。
先日ブログに書いた、話すときにマスクを外すゴリラ人事課長。
その彼から、メールが届きました。
内容は急ぎの案件「大至急」の件で、最後にこう書かれていました。
「明日は公休のため出社はしませんが、基本的に24時間365日対応します。よろしくお願いします。携帯電話→xxx-xxxx-xxxx」
私は久しぶりにこういうお客様を見て、ため息をつきました。
「24時間365日って、コンビニかよ・・・」
まだ絶滅していない、モーレツサラリーマン
ひと昔前はですね、結構いたんですよね。
夜の22時くらいに電話してきたり、深夜3時くらいにメールが届いたり、夜の20時ごろに「今日中でお願いします」とか言われたり。
こっちも新卒入社で何も知らないものでしたから、「社会とはそういうものだ」みたいな気がして、対応していたこともありました。
終電まで残る社員が毎日2~3人いたから、それが普通だと思っていた。
今考えると恐ろしいですが。
でも、「働き方改革」で、そういう人は一気に減りました。
かつてブラック企業だったところも、社員が洗脳から目覚めて大量に辞め、それで幹部側の目も覚めたのでしょう。
法律も改正されたしな。
私の働く会社も、若手が大量に辞める事件が起こってから、残業時間の上限を決めたり、ノー残業デーなんて設定したりして、ホワイトニングをしてきました。
でも、ある種の会社には、まだ「アンチ働き方改革」勢がいるんですね。
それは、「成績さえ上げれば、給料も無尽蔵に上がる会社」の人たち。
「頑張れば年収1000万円!」がマジでできる会社の人たち。
だって、頑張った分の報酬があるんですもの。
そしたら、頑張っちゃうし、給料に納得してるから不満もないのです。
双方の違いにどう折り合いをつけるか
しかしですね、こっちはそんなワークスタイルでもないんですよ。
24時間営業なんてしてないし、なんなら、昔のセブンイレブンなんですよ。
7時起床の23時就寝ですよ!
という中で、こういう、「24時間、働けますか?」に大きい声で「イエス!!」って言っちゃう人と、どうやって付き合っていったらいいのか?
付き合わないのが一番なんだけど。
今まで、そういうブラックな働き方をする人との距離は、全力で置いてきたのにさぁ。
なーんで産休間際でそういうヤカラが出てくるんだろう。
運命は~、不思議だね♪ 錆び付いて止ま~ってい~た~時が♪*1
ブラック企業に染まらない働き方を
トラウマがよみがえってきたのですが、やっぱりもうね、昔みたいな働き方はしたくないし、無理なのよ。
だから、深夜労働も厭わない会社とは、距離を置くか、トコトンこっちは定時でおさめてやるかのどっちかなのよ。
とか言いつつ、22時のメールには「メール見たけど、明日対応するよ」と返しちゃったけどな。
ま、それでいいか。
営業だと難しいところなんだけどね。
そういう会社は無尽蔵に募集するから、結構良い売上にもなるし。
今時、深夜まで対応する会社はないから、その会社にとって優位性が上がって、選んでもらいやすくなるからな。
でも・・・でも!
家族はどうしているのだろう?
と、悶々しているときに、ふと先日の商談風景を思い出しました。
マスクを外して喋る彼の左手の薬指には、指輪があったんですよね。
家族はどうしているのだろうか?
24時間(ってことは家にいても)、会社の電話を受けたりしている旦那さん。
子どもはいるのかしら?
・・・聞いてないから、知らんけど。
結局、24時間営業ではなかった
まぁこんな感じで、私はとってもモヤモヤしたのですが、結局「大至急で!」と来たオーダーに翌朝大至急で答えたのに、普通に返事は来ないし電話も出なかったっていう・・・そんなオチがつきました。
ヘナヘナしたけど、まぁゴリラ人事課長もお休みの日はのんびりするのだろうと、なんだか笑っちゃいました。
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*1:L'Arc~en~Ciel『snow drop』