ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

アラサー彼なし女子が「今後の人生どうしよう」と悩むのは

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

アラサー前半、20代後半女子から人生相談されることがあります。

それも、トイレの洗面コーナーとか、同行している電車の中とか、唐突に。

 

私の働く会社は男女半々くらいなんですけど、営業アシスタントや事務スタッフはほぼ女性なので、営業でいうと男性の方が多い。

つまり、営業の女性は少数派なんですね。

私はその中でも最年長(35歳)、もはや長老とか仙人とか妖怪とか、伝説にやけに詳しくて突然しゃしゃり出てくる婆様とか、そんな感じ。

 

そして、営業も(推定だけど)一般社員だと年収300万円台の人が多い気がする。

新人だとインセンティブがなくて、年収200万円台もいるかもしれない。

 

そんな中、相談されるのです。

「私の将来」について。

 

 

彼氏がいない女子からの相談にどう答えるか?

その中でも困るのが、「彼氏がいない女子」からの相談。

具体的にこういう彼がいて、こういう状況で・・・さて、どうしましょう?なら答えようがあるんですけど、それがないんですよね。

その状態で、どうしましょう?って言われても困る。

 

でも、そういう相談をしたい気持ちは、わかる。

だって、「もうすぐ30になる」んだもの。

女性が30手前で今後の人生を真剣に考えるって、別におかしいことではない。

 

だからこっちも、できるだけ真摯に相談に乗りましょう。

 

 

どんな生活をしたいか?

まずはヒアリングです。

 

聞くのは、どんな人生を歩みたいと思うのか、というところです。

 

仕事は?

子どもは?

住みたいところは?

理想の生活スタイルは?

お金を使いたいところは?

 

こんな質問をして、答えを聞きます。

しかし、ここもボンヤリとしている子が多いのです。

「できればお金はあるに越したことはないですよね?」とか、「働き続けたいのかと言われると別に・・・」とか。

 

まぁ、それもある意味想定内。

そういう「漠然とした悩み」を抱える人が、突然相談し出してくるんですもの。

 

 

将来のイメージが明確にあるならば

だから、最近相談されたときは、こんなことを言いました。

「どんな生活をしたいのか?明確にあるなら、それを基準に動いた方がいい。イメージがなくて、こだわりがなくて、でも結婚したいなら、好きな人を探した方がいい」

 

そう、将来の生活にこだわりがあるなら、それを基準に動いた方がいいと思うのです。

都心のマンションに住みたい、郊外でのんびり暮らしたい、年に数回海外旅行に行きたい、家族とはキャンプやバーベキューがしたい、子育てに専念したいから専業主婦になりたい、むしろずっと働き続けたい・・・

 

そんなイメージがあるなら、そのイメージに近い人を今から探せばいいんじゃないの?

 

転職して自分の給料を上げるもよし、婚活して理想の生活を一緒にできそうな人を探すもよし・・・

 

だって、とりあえず今の仕事のままだと、昇格しない限りは年収300万円台なわけで。

一生独身で暮らせるっちゃ暮らせるけど、家族を養うには難しい金額。

それは男性も同じくで。

なので、この会社で職場結婚をするなら、「共働きで働き続ける覚悟」が必要なのです。

 

ということも、「わかっちゃいるけど、踏み切れない」のですよね。

 

 

行動するのが怖いのだ

こんな感じで、現実をバンバンとぶつけて、「さぁ、あなたはどうしたい?」というのをしてみたのですが、出てきたのは曖昧な答え。

 

「仕事も別に楽しいから辞める理由はないけれども、一生続けるのか?と言われると、う~んってなっちゃいます。どういう生活?と言われると、子どもがいてお金に困らなければいいかなって思うし。生活についても特にこだわりはないですね。住むところもちゃんとしていれば。好きな人はいないし、出会いもないけど、なんとなくずっとこのままでいるのかと思うと不安で。でも、今から婚活をするのかと思うと、ちょっと怖くて・・・」

 

うんうん、行動して、人生が動き出すのが怖いんだね。

できれば今のままでいたい、でもずっと今のままなのは不安・・・わかるよ、わかるんだけどさ。

 

「でも、何もしないと今のままの生活が続くんだよ」

「そうですよね、そうですよねぇ・・・でも・・・」

 

ここまで来ると、また振り出しに戻るのです。

だから今日は、ここでおしまい。

 

「まずはさ、周りの子とか先輩とかに沢山話を聞いて、なんとなくでもいいから、こういう風になりたいなってイメージをしてみたら?友達の中にも、子どもがいる子も、独身でバリキャリの子もいるでしょ?」

 

「そうですね、いいきっかけになりました。ありがとうございました」

 

いいんだよ。

私に相談しに来たってことは、ちょっと背中を押してほしかったんでしょ?

今はモヤモヤしているけど、きっと彼女も「何か変えなきゃ」と思って来たのだと思うし、その気持ちは応援したいと思ったんだ。

 

・・・ということを、定期的にやっている気がする。

これも、私がこの会社でやっている仕事の1つであります。

 

 

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