こんにちは、ドクダミ淑子です。
ネットやSNSでの誹謗中傷問題。
はるかぜちゃんこと、春名風花さんのnoteを読み、色々と考えました。
彼女への誹謗中傷は十年にも渡り、日常生活にも仕事にも支障をきたしていたんですね。
若いのにハッキリ自分の意見を言う女の子、というだけで、変な人間がわいてきて粘着されていたのでしょう。
本当に気の毒だと思います。
この話は、そのうちまた書くとして、今回は別方向の話です。
ネットやSNSでの誹謗中傷問題。
それに便乗して、いわゆる「炎上インフルエンサー」達も、なぜか誹謗中傷に苦しんでいるキャラを演じ、裁判だの弁護士だのなんだの・・・って騒いでいるんですよね。
これがさっぱり、意味が分かりません。
だって、はるかぜちゃんの話と、全然違う問題なのですもの。
自ら火をつけ炎上をさせてきた人たち
たとえば、「イケハヤ」ことイケダハヤトさんや、「はあちゅう」こと伊藤春香さんは、元々過激な発言で「炎上」させることを楽しんでいたし、それを自分が有名になるための戦術としておいていたということが、調べればわんさか出てきます。
イケダハヤトさんについては、2014年に、『なぜ僕は「炎上」を恐れないのか 年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術』 (光文社新書)という本まで書いちゃっているんですね。
それ以降も、炎上が養分でどうのこうの、みたいな発言をTwitterでしていた記憶があります。
はあちゅうさんは、18歳の時にブログで炎上初体験をした、炎上するのは時代のツボをついているから、みんなの感情を揺さぶっているからだなどと言い、投稿するときに炎上するかどうかわかる(わかっていて投稿する)というような発言をしている記事を見つけました(2017年)。
両者とも、つい数年前までは、炎上という事象を楽しんでいるんですよね。
それが今となってはどうでしょうか?
完全に「被害者ヅラ」してませんかね?
思った以上に、燻ぶった火が消えなくて困っているのかもしれない。
年を取って、若い頃よりも「守り」に入ったから、怖いもの知らずだったころの炎上を受け止めきれなくなったのかもしれない。
考え方や自分の売り方の方針が変わったのに、過去の炎上がそれを邪魔しているのかもしれない。
どちらにせよ、彼ら・彼女らは、はるかぜちゃんとは違い、過去の自分自身の炎上狙いの発言に、今、焼かれているのではないでしょうか。
たとえ元の発言を消したとしても、スクショが撮られてそれが出回り、火の粉は消えません。
それを、「法律」「弁護士」「損害賠償」なんて(人によっては)物騒に感じるワードを持ち出して、無理やり消そうとしているのです。
過去の自分の発言とどう付き合うべきか?
人間ですから、時が経てば考え方が変わることもあります。
「若い頃に調子乗って言っちゃった」ような発言もあるかもしれません。
でも、デジタルタトゥーとなってしまうと、なかなか消せません。
過去の自分の炎をどうすればいいのか?
やっぱり私は、揉み消したり誤魔化したりするよりも、きちんと訂正をした方がいいと思います。
「謝罪」って言葉は好きじゃないんだけどね、別に「罪」ではないこともあるから。
でも「罪」じゃなくても、「誤り」は訂正すべきだと思う。
そっちの方が、ちゃんと火は消えるんじゃないかしら?
他人に攻撃的にならない方がいい
あとはね、これは私もめちゃくちゃ気を付けているのですが、ネット上で、知らない人とケンカしない方がいいと思う。
カッとなると、ついつい言いたくなることもあるかもしれないけれども、やっぱり他人に攻撃する人は、仕返しで攻撃されることもあるから。
グッと抑えて、冷静に、丁寧な言葉で、返す方がいい。
それでも粘着してくる人もいるかもしれないけれども、少なくともムダな敵意を向けられることは減ると思う。
カッとなってすぐに相手を攻撃しちゃうタイプは、ネットでの発言を控えたほうがいい。
簡単にスクショが撮れちゃって、デジタルタトゥーが刻まれちゃう時代なんだから。
自分でつけた火は、自分で消そうよ
再度書きますが、「炎上インフルエンサー」の炎上は、はるかぜちゃんの件とは全く別の問題です。
自分で火をつけて炎上させていたのを楽しんでいたのに、その炎が手に負えなくなったら、「なんでこんなに燃えてるの?私悪くないのに・・・」って言っているようなもの。
自分の火の始末は、ちゃんと自分ですべきなのです。
私も、このブログを始めて3年が経ちました。
その中で、過去の発言が今の考え方と違うってこともあるかもしれません。
今のところは、そういう記事は見つかっていないけど。
そういう時、それは「削除」するのではなく、「追記して訂正」するか、「訂正文」を出すかした方がいいなと思っています。
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