こんにちは、ドクダミ淑子です。
Twitterの世界をうろついていると、思うことがあります。
「早慶の学生とか卒業生が、皆すごい人だと思っている人が多くない?」ということを。
賢くて、世の中の人の模範となるような人格者で、常に高尚なことを考えていて・・・みたいな。
そこで今回は、早慶文系卒業のワタクシが、みなさんの先入観を砕いてみようと思います。
※この内容は、私が見た・聞いた・感じた話なので、必ずしも正しいというわけではございませんので、ご了承ください。
※「私の周りにはそんな人はいなかった」という早慶生&卒業生の方は、その素晴らしいご学友との友情を、どうか一生大切にしてください。
早慶を出ていたら頭が良い・・・わけではない
まずは、こちら!
早稲田慶應出てたら、みんな頭が良いのか?
これはですね・・・残念ながら「NO」です。
3タイプに分かれます。
- 頭の作りが違う、天才
- 圧倒的努力ができる人
- そこまで頭が良くはない人
早慶で頭が良くない人がいるのか?と思うかもしれませんが、いるんですよ、これが。
- 推薦(自己推薦・AO、体育会系など)
- 帰国子女(英語はできる)
- 付属校出身
ここでは、付属校について触れておきましょう。
付属校からのエスカレーターの方が、大学で受験して入るより、はるかに難易度は低いです。
若いうちから入っておく方が、簡単。
ただし、小学校(幼稚舎)から入れるとなると、親の財力も必要になってくる。
つまり、「親の財力がある」という別の強みで早慶に通っている人もいるのです。
付属校でも勉強している人は沢山いるけれども、受験するときが勉強のピークで、入学してから大して脳みそを使っていない人もいます。
そりゃそうだよね、頭を使う目的とか意味・意義がなければ、使わない人だっている。
早慶を出ていたら人間性が優れている・・・わけではない
次に、こちら!
みなさん、勉強ができる人を、「人格的に優れている」とか「人の模範となるような人間である」 と思っていませんか?
これもですね・・・違います。
たしかに、勉強ができる人は、小さいうちから学級委員長や生徒会などにされがちですが、それと、人間的に素晴らしい人かどうかは、別問題です。
こちらも、3タイプに分かれます。
- 皆から尊敬される、素晴らしい人間性を持っている
- 普通の人間
- 人格的に破綻している
まぁ、そうですよね。
ちなみにこの「普通の人間」が大半で、彼らが一生懸命に勉強して早慶に入ったとしたら、大学デビューなんかして、サークル活動でブイブイ言わせたり、若さゆえのちょっと羽目を外した行動をしちゃったりするのです。
それが、「若者の普通」でしょう。
3×3の組み合わせ
さて、早慶にいる学生のタイプを、「頭の良さ」と「人間的に素晴らしいかどうか」で分けてみました。
- 頭の作りが違う、天才
- 圧倒的努力ができる人
- そこまで頭が良くはない人
- 皆から尊敬される、素晴らしい人間性を持っている
- 普通の人間
- 人格的に破綻している
早慶にいる学生は、この3×3の組み合わせのどれかになります。
まぁ、他の大学に比べたら、頭のいい人の割合は高いんですよ、やっぱり。
でも、頭は良くないけれども別の強みがあって入っている人もいるし、人間的にヤバい人、頭のネジが10本くらいない人だっているんです。
あと、早慶の場合、他の大学よりも、「頭の作りが違う、天才」×「人格的に破綻している」というカテゴリの人が多いかもしれない。
あまり見ないタイプだから、目立つかもしれないですね。
ただ、大多数は、「圧倒的努力ができる人」×「普通の人間」なのです。
そこも誤解しないでほしい。
早慶の学生だからと言って、特別な人間ではない
定期的に早慶の学生とか卒業生で、犯罪まがいのことをする人が出てくると、色々なご意見が出てきますね。
「早大生なのに、こんなバカなことをするなんて」
「その頭脳を、もっと社会の役に立ててほしい」
「慶應出てまで、こんな詐欺まがいのことに手を出すなんて、信じられない」
まぁ、わからなくもないのですが・・・そういう奴は特殊だから!
現在学生の数万人の中の、卒業生の数十万人の中の、ごく一部だから!
大半は、大学出てサラリーマンとして社会の中で働いているから!
特殊な奴にばかりスポットライトが当たって、この大学を出ているからどうのこうのっていう変なイメージが付いているけれども、大体の人は普通の人間だということを、理解していただきたいのです。
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