ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

「子どもがいない人にはわからない」と言うママにならないために

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

前回のブログ

珍しく、はてなブックマークのコメントが結構ついたんですね。

 

コメントを読んでみたのですが、こんな意見が多くありました。

 

「子どものいない主婦が書いている時点で、読む価値なし」

「母親に冷たい」「母はお前がいたから大変だった」

 

母親については、たしかに「ヒステリーには関わらないが吉」というスタンスで生きてきたので、まぁ確かにそうだったと思います。

でも、ちょっとおかしい母親の心の支えになれる子どもなんていたら凄いと思うし、大人になって30歳で結婚を機に実家を出るまでは、力になっていたと自分では思っている。

ただし、今の実家はゴミ屋敷なので、子どもがいたから掃除が出来ていなかったというのには、超・疑問。

 

さて、最初に出てきた「子どものいない人が、家事を語るな」的な話について。

これについては、ちょっと反論したいですね。

 

 

「家事は簡単だ」と言いたいわけではない

コメントを読んでみると、「家事は難しくない」というところに反応している人が多いように思いますが、言いたかったことはそこではありません。

 

  • 家事というのは、「誰でも当たり前にできる」ことではない
  • 同じ作業でも、人によって簡単に感じる人も、難しく感じる人もいる
  • キャパが小さい人ほど、「自分は頑張っている」と強く思ってしまう
  • 家事は仕事と違い、他人のやり方を見る機会が少ないので「自分のやり方が当たり前」になりがちで改善がしにくい

 

「雑誌を縛るのは1分」に対して、「家中から雑誌を集めてきて、大きさごとに分類するんだから1分では終わらない」みたいなコメントがあったけど、「読み終わった雑誌を大きさ事に分類する置き場を作るなどで、そもそもその下準備をしなくて済むやり方があるのでは?」とか思う。

それが「改善」なんじゃないの?と思うんだけど、それって「子どもがいないからできること」なんだろうか?

 

 

「結婚していないからわからない」と言われたこと

今回は、「子どもがいないからわからない」というご意見が多数でしたが、結婚する前は「結婚していないからわからない」と言われることがありましたね。

 

その中でも、一番イラっと来たのは、この時。

 

数年前のある週、後輩(男性)が「今週中」までに提出すると約束していた課題がありました。

何度かプッシュしていましたが、金曜日になっても出てこない。

金曜の夜に、その後輩に、今週中のものが提出できていないということを指摘したら、こう言われました。

「土日でやるので、月曜の朝に見てください」

金曜中って言ったんだけど・・・と思いながらも、それはOKしました。

 

でも、月曜朝にも提出はなかったんですね。

 「なんで、約束したのにやってこなかったの?」

その時に、彼はこう言ったのです。

「土曜日の夜が花火大会で、嫁の母親が遊びに来たんですよ。昼から準備して、花火が終わった後も泊まっていってその次の朝は○○で・・・」

「それで、できなかった、と?」

「そうです。まぁ、ドクダミさんは結婚していないから、この苦労がわからないと思いますけどねぇ~、既婚者ってこういうことがあるんスよ」

 

そうか、私は結婚していないから、こういうことがわからない・・・っていう問題じゃねえ!!!

 

そもそも、金曜日までと言っていたことをやらずに、土日でやりますって言ったのはそっちじゃないか!

それを、結婚しているからできなかった?ふざけんなー!

既婚も未婚も関係ない!

それはお前の仕事の進め方の問題と、予定の調整の仕方の問題だ!!

 

・・・とキレたのですが、彼には理解してもらえませんでした。

全部、「結婚していない人の僻みだ」で、バサッと切られてしまったからです。

 

と、まぁこれは超極端かつ、超ヤバい人の言い分なので、全部が当てはまるわけではないとしても、「既婚者」「子持ち」というのを、何かの分断の手段に使う人もいるわけで。

結婚前は、そういう言葉に傷つくことも多かったな。

 

だから、私は、そういうことを言う子持ちになりたくないと思うんですよね。

 

 

自分の方が大変マウンティングは、キリがない

私はあと半年くらいで、「子持ち」になる予定ですが、仮に子供が出来た後も「家事は難しくない」と言う人になったとしても、「お前が語るな」というご意見は、きっと止まないでしょう。

 

「子ども1人くらいで調子に乗るな」

「旦那が協力してくれるんでしょ?」

「便利家電を買っている時点で、お金持ちだから論外」

「実家が近いから、いいよね」

 

きっと、こういうご意見を下さる方もいると予想されます。

そう、「私の方が大変」マウンティングって、終わらないですよ。

 

恐らく、子ども3人正社員ワンオペくらいをこなさないと、「お前が語るな」は終わらないし、仮にそうだとしても、違う理由でご意見が来るかもしれない。

とにかく、キリがないのです。

 

 

相手を思いやる姿勢は忘れずにいたい

人間は、想像力のある生き物なのですから、「まさに自分がその立場に立っている」って場合じゃなくても、その人の立場や生活を想像することはできるはずなのです。

だから、「女性差別問題に男性が口を挟むな!」みたいな意見は、おかしいと思う。

男性であっても、女性の立場に立って考えられる人だっているから。

 

だから、私が母になっても、「子どものいないお前にはわからない」なんてことを言う人にはなりたくないな。

それは、相手を「自分のことしか理解できない人」と勝手に判断することなのだから。

それと同時に、「私は、あなたの立場を思いやる気がありません」って宣言していることだから。

 

家事問題については・・・まぁ、1年後、私がどういうことを書くのか?

私自身楽しみでもあります。

 

 

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