こんにちは、ドクダミ淑子です。
Twitterやブログを伸ばしたいとか、SNSでビジネスをとか、そういうことを言っている人たちを、たまに見かけます。
そういう人たちを見ていると、ゲンナリするのです。
だって、面白くないんだもん。
そして、面白くないのに、面白い人っぽく見せかけたりしているんだもん。
「面白さ」は才能である
私は思うんですよね。
面白さって、才能の1つなんですよ。
「センス」と言ってもいいかな?
ある人とない人がハッキリ分かれていて、その要素は言語化できないことが多い。
面白くない人が、面白い人のまねをしても、面白くならない。
「面白さ」はハタチまでに形成される
才能と言っても、別に生まれ持ったものではありません。
もしも面白い遺伝子とかで生まれる前から決まっていたら、それはそれで興味深いけど。
面白さって、若い頃に形成されると思うんですよね。
ひょうきん者でみんなを笑わせる、小学生。
コントや漫才などの、お笑いの「形式」を知る中高生。
自分でやってみる人もいれば、お笑いが好きで動画を見まくる人もいる。
そうやって、モノの見方とか、誰かの言葉への上手い返し方とか、プッと吹き出させる言葉の使い方とか、そういうものが身についていくのが、ハタチくらいまで。
大人になるまでに、お笑いに接してきた人が面白くなるのと、一切接してこなかった人が面白くなるのと、どちらが多いでしょう?
言うまでもなく、前者ですよね。
大人になってから本気で面白くなりたいなら
大人になってからSNSを始めて、「人気者になりたい」「バズりたい」「ビジネスをするために集客したい」と考えて、「とりあえず面白い事を言って、注目を集めよう」という人は、若い頃の面白さポイントの蓄積がないまま、突然「面白い事を言う人」になろうとするんですね。
だから、面白くない。
もしも、大人になってから本気で面白い人になりたい!と思って努力するなら、大事なのは「スベり続けること」だと思うのです。
若い頃にスベってきた経験がないからこそ、大人になってからじゃんじゃんスベる。
スベっても、発言し続ける。
そんな強メンタルで、修行し続け、面白い人との年月の差を埋めていくのです。
でも、そこまで本気で面白くなろうとする人なんて、いないんですね。
だって、そもそも「面白さ」というものが、本当はわからないんだもの。
面白さの壁につまづくと・・・
そうやって、にわか勢が面白くなれない壁にぶつかると、どうなるか?
パクツイ(過去の人気ツイートをパクる)とか、炎上とかに走るんですよ。
あとは、見た目をピエロにして、面白さポイントを稼ごうとしたりとかね。
とりあえず、面白い人をまねすれば、自分も面白い人だと思ってもらえる。
とりあえず、面白くなくても注目されればいいから、炎上させちゃえ。
とりあえず、変な恰好しておけば、面白く見えるだろう。
彼らはきっと、「面白くなろうと思ったけどなれなくて、でも注目を集めることを諦めきれない人」なのでしょう。
面白くなろうと努力するのは、ムダだと思う
だから、面白くない人や、今までの人生に面白さを求めてこなかった人が、面白くなろうとする努力は、大体ムダなのです。
そんなムダなことをするくらいなら、食べたモノでも写真に撮って、それを毎日アップでもした方が、まだ注目されると思うんですよね。
食べ物じゃなくて、趣味でもいいし。
え?食にも興味ない?
え?そんないいもの食べているお金がない?
え?趣味なんてない?
・・・そんな食いつくポイントが1つもないような人が、なぜSNSで人気者になろうとするのでしょうか?
もうね、そういう「ビジネスのために面白くなろうとする人」が、世の中から減ってほしいと思っているんですよ。
面白い人は、面白く。
そうでない人は、違う切り口で。
そうやって、誰もが本当に自分が書きたいことを書き、言いたいことを言う。
そのほうが、面白くなれなくてむなしさを感じる人が減るんじゃないかなと、私は思うのです。
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