こんにちは、ドクダミ淑子です。
先日、夫が夕飯いらない日がありました。
そこで私は、ずっとずっと行きたかった、サイゼリヤに行くことにしました。
ミラノ風ドリアが食べたい
ずっと食べたかったんです、ミラノ風ドリアが。
でも、緊急事態宣言中に行く気にもなれないし、テイクアウトもちょっと味気ないし、アツアツじゃないと美味しさも落ちる。
先日、ガストのチーズinハンバーグをテイクアウトして、激しく後悔したし。
ということで、今こそその時!
私はいそいそと、サイゼリヤに向かいました。
サイゼリヤは混んでいた
平日19時のサイゼは、思ったより混雑していました。
私が通されたのは二人席。
背中にはアクリル板のようなものがあり、前後の席からの飛沫をガードしているようです。
しかし、横には・・・
6人組のマダムたちが、フツーにおしゃべりに興じている姿が見えます。
なぜ、こっちにアクリル板がないのだろうか・・・?
むしろ、前後のとかいらなくない?
そして、店の奥には、外国人たちのグループ。
たしかに、日本語よりも外国語の方が、破裂音が多いし、心なしか声も大きい気がするなぁ・・・
サイゼでこのテンションの高さだと、お酒を飲んだらどれだけハイになるんだろう?
まぁ、とりあえず、サイゼリヤは潰れる心配はなさそうだな。
さて、今夜私がいただくのは
そんなことより、メニューを開きましょう。
サイドメニュー、パスタ、ピザには目もくれず、目指すはドリアのページです。
ミラノ風ドリアと決めているけど、一応見ておきますか。
・・・と、ここで事件が起こるのです。
ミラノ風ドリア、ふむふむ。
半熟卵のミラノ風ドリア、いいけどやっぱりフツーのがいいよね。
ん?
チーズたっぷりミラノ風ドリアだとォ・・・!?
私はチーズも大好き。
大好きなミラノ風ドリアに、大好きなチーズをのせれば、さらに美味しくなるのでは!?
でもでも、半熟卵ありよりなしの方が、彩り野菜ありよりなしの方が、従来のミラノ風ドリアを味わえるよね?同じように、チーズがない方がいいんじゃないの?
むむむ・・・
とりあえず、押すか・・・
ピンポーン♪
そんなことを考えつつも、ついうっかり、「チーズたっぷりミラノ風ドリア」を注文しました。
なぜか店員さんに「たっぷりチーズのミラノ風ドリアですね?」と謎の訂正されたけど、メニューには私が言ったように書いているからな!
チーズ、それは悪魔のトッピング
さて、15分ほどして到着したのは、こちら。
これを見た瞬間、少しだけ嫌な予感がしました。
もしかして・・・
いやいや、食べてみないとわからないじゃないか!
まずは一口・・・
やっぱり・・・
チーズの味しかしない!
見た目のとおり、そこには、とろけたアツアツのチーズの食べ物がありました。
ホワイトソースの爽やかさとかほのかな酸味とかは一切消え、トマトソースの濃厚さも消え、チーズが主張しまくり!
そうだよね、チーズたっぷりだもんね。
サイゼリヤは何も間違っていないし、嘘をついてもいない。
たまに、「限定カレーつけ麺」とか頼んじゃうけど、カレー入れるとすべての味がカレーに持っていかれるからね。
それと同じ力がチーズ入りにも働いていたのです。
キャッシュレス化に抗うワリカン勢
さて、そんな私がチーズと格闘する前に、6人組マダムは、お会計を始めていました。
「えっと、私はいくら払うから、12円のおつりね」
「あら、100円玉崩せる人いるかしら?」
「財布が賽銭箱みたいになってるから、ちょうどいいわ」
「じゃあ、私は45円のおつりで・・・」
キャッシュレスなんてしたら、この老婦人たちは、サイゼリヤに行けなくなっちゃうな・・・なんて思いつつ、さっきのチーズのやりとりを経て、完食。
ふぅ・・・
すると、こんな声が聞こえてきました。
「じゃあ数えてみましょ、3147円よね(ジャラジャラジャラジャラ)」
まだやってたんかーい!
「まぁ、ぴったしだわ!」
「すごいわー!」
「よかったわー!」
いったい、どのくらいの小銭がレジに入っていくのだろう・・・と、キャッシュレス化を推進したくなった瞬間でした。
ふたたび、ミラノ風ドリアが食べたい
ということで、私のミラノ風ドリアが食べたい欲は満たされませんでした。
代わりにチーズ欲は、メーターを振り切るほど満たすことができたけど。
だから私は、今も思っているのです。
「ミラノ風ドリアが食べたい」と。
サイゼリヤは、なんて憎い戦略で来店回数を増やそうとしているのでしょう!
私はそれにまんまと引っ掛かり、近いうちにまた行ってしまうのです。
あな、おそろしや・・・
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