ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

ディナータイムのミラノ風ドリアが私に選択を突きつけてくる

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

先日、夫が夕飯いらない日がありました。

そこで私は、ずっとずっと行きたかった、サイゼリヤに行くことにしました。

 

 

ミラノ風ドリアが食べたい

ずっと食べたかったんです、ミラノ風ドリアが。

でも、緊急事態宣言中に行く気にもなれないし、テイクアウトもちょっと味気ないし、アツアツじゃないと美味しさも落ちる。

先日、ガストのチーズinハンバーグをテイクアウトして、激しく後悔したし。

 

ということで、今こそその時!

 

私はいそいそと、サイゼリヤに向かいました。

 

 

サイゼリヤは混んでいた

平日19時のサイゼは、思ったより混雑していました。

 

私が通されたのは二人席。

背中にはアクリル板のようなものがあり、前後の席からの飛沫をガードしているようです。

 

しかし、横には・・・

6人組のマダムたちが、フツーにおしゃべりに興じている姿が見えます。

 

なぜ、こっちにアクリル板がないのだろうか・・・?

むしろ、前後のとかいらなくない?

 

そして、店の奥には、外国人たちのグループ。

たしかに、日本語よりも外国語の方が、破裂音が多いし、心なしか声も大きい気がするなぁ・・・

サイゼでこのテンションの高さだと、お酒を飲んだらどれだけハイになるんだろう?

 

まぁ、とりあえず、サイゼリヤは潰れる心配はなさそうだな。

 

 

さて、今夜私がいただくのは

そんなことより、メニューを開きましょう。

サイドメニュー、パスタ、ピザには目もくれず、目指すはドリアのページです。

 

ミラノ風ドリアと決めているけど、一応見ておきますか。

 

・・・と、ここで事件が起こるのです。

 

ミラノ風ドリア、ふむふむ。

半熟卵のミラノ風ドリア、いいけどやっぱりフツーのがいいよね。

 

ん?

 

チーズたっぷりミラノ風ドリアだとォ・・・!?

 

私はチーズも大好き。

大好きなミラノ風ドリアに、大好きなチーズをのせれば、さらに美味しくなるのでは!?

でもでも、半熟卵ありよりなしの方が、彩り野菜ありよりなしの方が、従来のミラノ風ドリアを味わえるよね?同じように、チーズがない方がいいんじゃないの?

むむむ・・・

とりあえず、押すか・・・

 

ピンポーン♪

 

そんなことを考えつつも、ついうっかり、「チーズたっぷりミラノ風ドリア」を注文しました。

なぜか店員さんに「たっぷりチーズのミラノ風ドリアですね?」と謎の訂正されたけど、メニューには私が言ったように書いているからな!

 

 

チーズ、それは悪魔のトッピング

さて、15分ほどして到着したのは、こちら。


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これを見た瞬間、少しだけ嫌な予感がしました。

 

もしかして・・・

 

いやいや、食べてみないとわからないじゃないか!

まずは一口・・・

 

やっぱり・・・

 

チーズの味しかしない!

 

見た目のとおり、そこには、とろけたアツアツのチーズの食べ物がありました。

 

ホワイトソースの爽やかさとかほのかな酸味とかは一切消え、トマトソースの濃厚さも消え、チーズが主張しまくり!

 

そうだよね、チーズたっぷりだもんね。

 

サイゼリヤは何も間違っていないし、嘘をついてもいない。

 

たまに、「限定カレーつけ麺」とか頼んじゃうけど、カレー入れるとすべての味がカレーに持っていかれるからね。

それと同じ力がチーズ入りにも働いていたのです。

 

 

キャッシュレス化に抗うワリカン勢

さて、そんな私がチーズと格闘する前に、6人組マダムは、お会計を始めていました。

 

「えっと、私はいくら払うから、12円のおつりね」

「あら、100円玉崩せる人いるかしら?」

「財布が賽銭箱みたいになってるから、ちょうどいいわ」

「じゃあ、私は45円のおつりで・・・」

 

キャッシュレスなんてしたら、この老婦人たちは、サイゼリヤに行けなくなっちゃうな・・・なんて思いつつ、さっきのチーズのやりとりを経て、完食。

 

ふぅ・・・

すると、こんな声が聞こえてきました。

「じゃあ数えてみましょ、3147円よね(ジャラジャラジャラジャラ)」

 

まだやってたんかーい!

 

「まぁ、ぴったしだわ!」

「すごいわー!」

「よかったわー!」

 

いったい、どのくらいの小銭がレジに入っていくのだろう・・・と、キャッシュレス化を推進したくなった瞬間でした。

 

 

ふたたび、ミラノ風ドリアが食べたい

ということで、私のミラノ風ドリアが食べたい欲は満たされませんでした。

代わりにチーズ欲は、メーターを振り切るほど満たすことができたけど。

 

だから私は、今も思っているのです。

「ミラノ風ドリアが食べたい」と。

 

サイゼリヤは、なんて憎い戦略で来店回数を増やそうとしているのでしょう!

私はそれにまんまと引っ掛かり、近いうちにまた行ってしまうのです。

 

あな、おそろしや・・・

 

 

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