こんにちは、ドクダミ淑子です。
私は今、仕事用のバッグにマタニティマークを付けています。
といっても、職場にはまだ公表していなくて、上司しか知らない状態なので、くくり付けた上でポケットにしまってあるんですけどね。
さて、付けてみて思うことは、こんなこと。
「マタニティマークを幸せアピールとか言う人がいるとしたら、その人はちょっとおかしくなっているんだろうな」ということです。
私がマタニティマークを付ける理由
私がマタニティマークを付ける理由は、たった1つ。
「私が突然どこかで倒れて意識不明になったりしたら、妊婦だということに気づいて、しかるべき処置をしてくれ」
これだけです。
それ以上の意味なんて、1つもありません。
よく、マタニティマークで「私、妊婦なので席譲ってください」と暗にアピールしているとか言われるけど、私にはその必要はありません。
だって、そういう事態になったら、ハッキリ言うんだもん。
妊娠していない時も、車内で急に気分が悪くなったことがあったけど、その時は目の前の人に「具合が悪くなったので、席を譲って下さい」って言いました。
その時の人はすぐに、譲ってくれました。
だから、マタニティマークを付けて、暗に「譲ってほしいです~」って言いたいっていう意図もないな。
周りにアピールしたいと思う人がいるならば
そう、だから私のマタニティマークは、周りの人に何かをアピールするものではないのです。
緊急時にはアピールしたいけど、それ以外は別にどうでもいい。
そんなマタニティマークですが、これを他者へのアピールだと感じる人って、どういう人なんだろう?
恐らく、その人自身が、マタニティマークにせよ、他のものにせよ、「何かを身に着けることで、自分のステイタスとか幸せ度とかをアピールしたいと思っている人」ではないでしょうか?
そうじゃないと、「マタニティマークで幸せアピールして!!」って思わないでしょ。
自分と他人の境目が見えなくなっている
「私はマタニティマークは幸せアピールだと思う、だから目の前のこの人もマタニティマークを付けて幸せアピールしているんだ」と思う人。
そういう人は、自分と他人の境目が見えていない状態だと思うのです。
「なんであの人には簡単に子どもができるのに、私にはできないの?」なんて書いてしまう人もいますが、あの人に子どもができることと、私に子どもができないことは、全然違う問題なのです。
別にコウノトリさんが選んでいるわけではなく、個別の確率の問題。
でも、自分の問題と他人の問題の区別がつかなくなっちゃっているのです。
それは、「普通」な状態ではない。
マタニティマークでの嫌がらせは怖いけれども
マタニティマークを付けていると、お腹に攻撃されるなんて怖いネット記事も見かけます。
だから、本当に、認識を改めてほしい。
「あなたに幸せアピールしているわけでも、プレッシャーをかけているわけでもない。私は私の万が一のために付けているだけなのだ」と。
そこに変な意味を付けないでほしい。
そして、妊婦さんの方もマタニティマークを「席譲ってもらって当然でしょマーク」として扱わないでほしい。
そういうアピールをする人が、マタニティマークに違う意味を付けてしまうのだから。
無言のプレッシャーをかけるマークとして使うのは、間違った方法だし、そういうのが「私は特別だとアピールしている」みたいに思われて、不快感を持つ人が出てくる原因にもなるから。
つらい時は、ちゃんと声に出して「譲ってください」って言えばいいのよ。
そう言っても譲ってくれないような日本じゃないんだから。
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