こんにちは、ドクダミ淑子です。
このブログでは、「感想・レビュー」というカテゴリがあります。
現在、このカテゴリには147の記事があります。
読書感想文(など)を書いているのですが、ふと思ったのです。
「子どもの頃って、読書感想文なんて大嫌いだったな」と。
子ども時代に読書感想文が嫌いだった理由
今は楽しく書けている、読書感想文。
なぜ、子どもの頃は嫌いだったかを考えてみましょう。
夏休みの宿題限定のものだった
読書感想文って、私の小中学校では、夏休みの宿題として、年に1回しか出されなかったんですよね。
だから、慣れていなかったし、何を書いたらいいか、わからなかった。
今は、平均10日に1回ペースでタイミングで書いているので、年に36回くらい書いているのです。
そりゃ、書くのも慣れるよね。
課題図書について書かなければいけなかった
私の小中学校では、「課題図書」というのがあって、それを読んで感想を書かなければいけなかったんですよね。
これがもう・・・模範的な小学生が読むべき本みたいなやつで。
道徳的なアレが入った本が多くてですね。
江戸川乱歩シリーズなんかが好きな小学生には、物足りない内容だったわけですよ。
今は自分の好きな本を選んで読んで、感想文を書いているので、この「読むべき本を読んで、模範的な解答を書かねば」みたいな謎のプレッシャーは、ない。
暗黙の禁止ルールがある
読書感想文って、謎ルールありませんでした?
「あらすじを書いてはいけない」
課題図書だから、みんな内容知っているよ!と言うことなのかもしれないけれども、あらすじをダラダラ書いたら、文字数をそれで稼げてしまうからかもしれないけれども、まずは自分はこの話をどう理解したのか、どういうところを重点的に読んだのかって書いても良くない?
今は、感想文を書くときは、だいたい「公式サイトの紹介文」をペターと貼ってから説明しています。
これも、読書感想文だとコピペに当たるからNGだよね。
文字数制限がある
何文字以上書かなければいけないとか、何文字以内に収めないといけないとか、そういう制限がありましたね。
400字詰め原稿用紙3枚(1200文字)とかさぁ、書き足りないかもしれないじゃん。
だいたい、400字詰め原稿用紙って何?
1行20文字で、行変えるときにはその空白も文字数にカウントするとか・・・実質何文字よ?
文字数制限と闘いながら文章書くのって、なんか嫌なんだけど。
これも今は全く気にしないで書けるのでよいですね。
書き直しができない
今は、自由に書いたり消したりすることができます。
段落の入れ替えもコピペで楽にできます。
でも、400字詰め原稿用紙に書いちゃった日には、「この段落は後ろの方がいい」「先にこの説明入れたいな」とか、そういうことができないんですよね。
今の小学生だったら、まずはスマホで書いてから清書とかするのかしら?
「付随したネタ」が少ない
今は、読書感想文に加えて、「そういえば昔こんなことがあって」とか、書けるネタが沢山ある。
それは、人生経験を積んできたから。
でも、小学生の時は、そうやって読書経験と自分の人生経験を重ね合わせて云々、というのが書けなかったと思う。
だから単に、「この本を読んで、こう思いました、以上」で終わってしまっていて、自分で読んでいても面白い文章とは思えなかったんですよね。
大人になってからこそ、自由に感想文を書いてみよう
まぁそんな感じで、大人になってから書く読書感想文は、子どもの頃、夏休みの時にウンウン唸って書いていたそれとは、全く別物なんですよね。
だから、大人になった今こそ、読書感想文を書いてみると、面白いと思うのです。
こちらもどうぞ