ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

怖い女は何のメリットもないと思う

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

ある朝、TVを見ると蓮舫さんが国会で吠えているシーンが映されていました。

だいぶヒートアップしていて、声を荒げています。

 

それを見て、思ったんですよね。

 

「怖い」と。

 

 

怖い女って、怖い

「怖い人」っていうのは、男女関係なくいると思います。

雰囲気がぞっとする人。

 

でも、怖い男の人とはまた違う怖さがある女の人って、いませんか?

蓮舫さんの場合は、「怖い人」というか、「怖い女」って感じ。

 

最初から喧嘩腰で、何を言っても「ああ言えばこう言う」で返してくる。

相手が穏やかに返しても、「違う!」「おかしい!」「間違っている!」「逃げるのか!?」と相手を追い詰める。

話しているうちに、勝手にどんどんヒートアップしてくる。

相手の意見を聞かずに、自分の主張ばかりする。

口調は冷たく、理知的に見せかけて、言っている中身は薄味。

 

私はそういう女の人を見ていると、怖くなってきます。

 

 

10年前は怖い女が沢山いたけど

思えば新卒で入社した12年前は、女性の営業というと、上記のような雰囲気の「怖い女」があふれていた気がします。

お利口そうな喋り方をして、口が達者で、ガツガツしていて、男に負けない!みたいに無駄に張り切ったり張り合ったりする人たち。

「私は女ですが、見た目じゃなくて中身で勝負しています!」みたいな雰囲気をムンムンさせている人たち。

・・・そんな女性たちを見て、「こんな風に強そうで怖そうに見せないと、生き残っていけない業界なのか・・・」と身震いしたのを覚えています。

 

でも、最近そう言う怖い女って減ったな。

 

 

女らしさで男と対峙するのはダメなのか

営業でも、穏やかそうで、ほんわかした喋りの人が増えた、というか、ツンケンした人が減った気がする。

もしかしたら私が慣れてしまっただけかもしれないけれども。

 

最近、どこかで働きマンの「お姫さマン」についての批判ツイートを見かけました。

男社会(野球取材。選手も記者もほぼ男)で真向から勝負しようとしてはねのけられる松方弘子に対し、女を武器に「ぶつかるんじゃなくて、かわすんですよ」と言いながら入り込んでいく野川由実。

これって、男性に「おもねっている」って言われているんですよね。

たしかにそれもそうだ。

 

でも、真っ向からぶつかろうとして、強引に攻めていく松方のような女は、やっぱり怖い。

 

 

話し合いができる女かどうか

さて、冒頭の蓮舫さんに戻って。

夫と一緒に見ていたのですが、彼がこういうことを言っていたんですね。

 

「この人、与党を責めているだけで、一緒に何かをやって、いい方向に持っていこうっていう気持ちがないよね」

 

・・・そこなんですよね!

 

私が想像する、「怖い女」って、人の話を聞かない人というイメージです。

人の話を聞かずに、自分の話ばかりして、ギャーギャー騒ぐって感じ。

ツイフェミと呼ばれる人も、カッとなってすぐに書き込んでいて、相手の主張を読み間違えていることが多いし、それを訂正しようとしても理解されなくてヒートアップしている。

 

 

怖い女になるのは、男のせい?

そういうツイフェミの人って、またこういうことも言うんですよね。

 

「怖いと言われるが、怖くなったのは男のせい」

「はっきり主張しないと、わかってもらえない」

 

まぁ、それもわかる。

でも、「怖い女」になった途端、その人の話を聞く気がなくなってしまうと思うんです。

目の前の人だったら「とりあえず、この人の気持ちを落ち着けよう」か「さっさと逃げよう」という風にしか思わなくなる。

そこに、話し合いをするという選択がなくなってしまうんですよ。

だって、ギャーギャー言っている人と冷静に話し合いをして、一緒に解決策を見出していくなんてことは出来ないわけで、結局こういう選択肢になるのです。

 

  1. 怖い女の話をひたすら聞く
  2. 謝罪させられる
  3. 逃げる
  4. ついつい反論してしまってさらにヒートアップする

 

私も怖い女に出くわしたら、この4択しか考えない。

そして大体3を選んで、いかに逃げるかということを考えています。

全っ然、良い事なんてないのです。

 

 

話し合いができるって、最低条件だと思う

お互い、感情的になったり、どちらか一方がまくしたてるのではなく、お互いの主張を聞き、すり合わせしていく・・・それが話し合いだと思うのです。

そして、それは本当なら最低条件。

話し合いがきちんと成立した先に、変化があり、改革がある。

 

それはもちろん、女だけのせいだけじゃない。

男女の言い争いなら、男の方にだって問題があることもあるだろう。

 

でも、「怖い女」がギャーギャー叫ぶのは、何の解決策にはならない。

その人の心はスッキリするかもしれないけれども、事態は前に進まないし、だから同じことでまたギャーギャー騒ぐことになる。

 

 

本当に怖い女は、声を荒げない

そして最後に。

本当に怖い女っていうのは、声を荒げないんですよね。

 

落ち着いた話し方で、気付かれないように毒針をスッと刺す。

剣筋が速すぎて、切られたことに気づかないくらい。

 

私はどちらかというと、そういう女を目指したい。

 

 

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