こんにちは、ドクダミ淑子です。
私のTwitterのタイムラインの中でちょこちょこ出てくる、こちらのマンガを買いました。
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どんなマンガなの?
公式サイトによると、こんな内容です。
『浪費図鑑』の劇団雌猫が贈る話題書をコミック化!
メイク道を爆進するうちにあだ名が「マリー・アントワネット」になった女、
“推しネイル”にハマって猛練習する女、
仕事場での“アドバイス”にうんざりしている女など、
メイクを通して見えてくる、「社会」や「自意識」と戦う女たちの悲喜こもごも。「自分がどうありたいか」と向き合う、共感必至のオムニバス・ストーリー!
ざっくり言うと、メイクをテーマにしたオムニバス漫画。
なんだけど、1人1人のキャラが強烈で・・・
そうか、オタク集団の「劇団雌猫」さんが原作なのか。
メイクをするのも、しないのも自分を愛することなのだ
その昔、高校生くらいの、まだ色づき始めたくらいの年齢の話です。
慣れないメイクを頑張って、まつ毛がヒジキのようになっている私に向かって、父がこんなことを言ったんですね。
「そんな化粧なんかして!未成年のうちに男なんて意識して化粧をしなくていい!」
それを聞いて、「?」となっていた私よりも速く、母が反応しました。
「何言ってるの?お化粧は男の人の目を気にしてするものじゃないのよ!自分が楽しいからするものなのよ!」
父の言葉が上手く飲み込めなかった私ですが、母の言葉はすんなりと腹落ちしました。
そう、私がメイクをするのは、自分がスッピンよりもかわいくなるのが楽しいから。
・・・というのを、このマンガを読んでいて思い出しました。
武装するため・自分を愛するため・推しに会うため・・・色々な理由でメイクをするんだけれども、どの人も、「この人にどうやって見られたい」という理由ではないんですよね。
一部、そういう状態「だった」という人もいるけれども。
そして「メイクをしない」理由というのもあるけれども。
このマンガに出てくる女性(&男性)たちは、とてもキラキラしていて、読んでいて元気になれる。
メイクへの義務感が生まれていた
そんなマンガを読んでいて、私はメイクへの見方が「楽しい」からいつの間にか「義務」に少し変わってしまっていたな、と思いました。
以前、ノーメイク騒動について書いたことがありました。
www.dokudamiyoshiko.com
このマンガを読んで、そしてこのブログ記事を読み直して・・・ってやって思ったのが、私はこれを書いた時は、メイクって「身だしなみ」「マナー」「しなければいけないもの」「ブス隠し」って感じで、そんなに「メイク楽しい!気分アガる!!」って感じじゃなかったんだなぁということ。
どちらかというと、マイナスをゼロに近づけるような感覚でした。
今の私は、この時に書いた考えよりも、ちょっとだけ変わっています。
韓国プチプラコスメにときめく
変わったきっかけは、少し前(コロナ騒動で制限がかかる前)に、韓国に旅行に行ったこと。
明洞の通り、日本でいう原宿の竹下通りみたいなところを歩いていると、コスメショップがあちこちにあるんですよね。
そこで、ETUDE HOUSE(エチュードハウス)に入りました。
日本で言うと、CANMAKEとかみたいな、プチプラコスメなんだけど。
そこで、アイシャドウパレットに心がときめいたのです。
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ついつい、ブラウン系中心にしてしまうメイクだけど、ワインレッドとかパープルとか、赤系の色も入っていて、使いやすそう。
気分に合わせて色々な組み合わせをしたり、ラメを多くのせたりできる。
た、楽しそう・・・!!!
ということで、「旅行だしぃ」という免罪符で、他のものも合わせて5000円くらいをパパっと買ってしまいました。
ちなみに他のものはこちら。
ブラウン系のパレットなんだけど、ハーシーチョコとのコラボなんだよね。
パッケージも凝っていて、めちゃくちゃ可愛かった。
ちょっと前まで、アイシャドウなんて買い換えるのが面倒だなと思っていたのに、この変わりよう。
でも、なんかこのパレットで毎日「今日は何を使おうかな~」って考えるのは、なかなか楽しい。
この「楽しい」っていう気持ちを感じられるようになって、自分の殻を破ったような、原点に戻ったような気がします。
「メイクは義務」「できればしたくないけれども、仕方なくやっている」なんて人は、ちょっとこれを読んでみてほしい。
原作も面白そうなので、探してみようかな。
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