こんにちは、ドクダミ淑子です。
皆さん、仕事を楽にしたいなと思っているでしょう。
無茶ばかり言う取引先、合い見積もりばかり、スケジュールはズレ、嫌味を言われたり、時には怒られる。
利益にならない仕事を引き受けて、残業ばかりになり、頑張っているのに報われない。
・・・自分は営業に向いていないのかな? 転職したほうがいいのかな?
そんな風に思っている人も、いるでしょう。
私もそういう時期は長かったのですが、今はびっくりするくらい仕事がラクです。
なんでかな?と考えてみたのですが、きっと昔とここが違うと思うのです。
お客様が、忙しいお金持ちばかりになったからじゃないかと。
忙しい人は、「任せたい」のだ
「社長になってから思ったんだけどさ・・・」
ある日、とある社長がふと呟きました。
「社長になってから、判断を迫られることがめちゃくちゃ増えた。採用のこともそうだけど、昇給降格、時差出勤などの人事制度のこと、取引先との契約を解除するかどうかみたいな重要なものから、社屋の改修やメンテナンス、車のリースの契約をどうするみたいな事業には直接かかわらないけれども大きなお金が出て行くことも、とにかく毎日、大量な判断に迫られる」
なるほど、社長って判断することが多いのか。
そうだよね、特に中小企業だと、最終的には「社長に確認」になるよな。
「そんな中、全部自分で判断するってなった時に、結局部下や営業が信頼できるかになるんだよな。『コイツが言うならいいと思う。任せる』みたいにできるかどうかなんだよな」
なるほど、結局「それを言っている相手」が信頼できるかどうかなのか。
そうだよね、社長だからって、何もかもを把握していて、なんでも専門性が高いわけじゃないもんな。
仕事が順調で、売上も上がり、忙しくなればなるほど、 判断することが増えれば増えるほど、任せられるものは誰かに任せないとパンクしてしまう。
そんな時に、信頼できる社員、信頼できる取引先だったら、「頼む!任せた!」って出来るわけです。
売上が上がっていれば、多少の失敗も多めに見れるっていうのもあるしな。
逆に仕事がそこまで忙しくなくて、売上も高くなければ、「ムダなコストを省き、費用対効果を最大限にする」みたいなことを気にするがあまり、細かいところまでを自分で把握して、判断したくなる。
そしてそういう人とばかりやり取りをしていると、質問が多くて、営業としては大変になる。
私の仕事がラクになったのは、そういう細かい検証が必要な立場の人が減り、儲かっている会社の、社長クラスまたは発言権がある人とのやり取りが多くなったからだと思いました。
「任せられる人」になれるかどうかがカギ
以前も、この話で書いたと思うけれども、仕事がデキる人、儲かっている会社の人と会うためには、営業としてのスキルが高くないといけないんですね。
任せられる人になれば、 「社長、アレまとめておきました!3案あるのですが、オススメはA案です。ご確認下さい」と言えば、だいたい「じゃあAでよろしく」で返ってきます。
別に3案出さなくても、「オススメプラン送っています。ご検討ください」で、「じゃあそれで」となることもあります。
そうすると、めっちゃ楽なんですよね。
任せられる人になるためには
経験年数を積まないといけないという面もありますが、基本的にはこれを心掛けていればOKだと私は思います。
相手の言っていることをその場で理解する
これがめちゃくちゃハードル高いんですけどね。
その場で「○○ということですね、わかりました」まで言えるかどうか。
お互いの言っていることが伝わりあっていると、その後のやりとりもズレが少なくてスムーズです。
期限を守る、できれば期限よりもちょっと早く
若手から、「できるかどうかわからないから、スケジュールについては伝えない。できたときに送ればいい」みたいなことを聞きましたが、これは忙しい人には絶対良くないと思います。
「私はいつまでにコレをするので、あなたはいつまでにアレをしてください」みたいなことをちゃんと言えることは、忙しい人の安心材料になります。
理想としては、宣言した期限よりもちょっと早めに上げると、更によいです。
「仕事が早い人」になる。
結果を出す
「ドクダミさんは、失敗しないから」
そう言われると、信頼感は絶大になります。
これは、ほぼ「任せるよ」と同じ。
儲かっていなくて暇な人との距離をおくこと
色々な事情もあるでしょうが、仕事がスムーズに進まない人は、「忙しいお金持ち」と逆な人と付き合っていることが多いのではないでしょうか?
「儲かっていなくて、暇な人」
暇なので細かいことまで見るし、儲かっていないからコスト意識がめちゃくちゃ高い。
こういう人とやりとりしている営業は、時間も取られるし、しかも売上も上がらない。
そうならないように、仕事のスキルを上げることが、仕事をラクに進めることが大事だと、日々楽しく営業をしている私は、思うのです。
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