こんにちは、ドクダミ淑子です。
ある日の暗闇バイクフィットネスのシャワールーム。
シャワーヘッドがいつもの位置にない。
探すと、遥か上空に固定されたシャワーヘッド。
さて、これはどういうことでしょうか?
天空のシャワーヘッドの意味
私は一瞬で悟りました。
これは・・・
そして、今度は目線を下にします。
蛇口と温度調整をするところ。
そして、「やはり・・・そうか・・・」と心の中でため息をつきました。
「やれやれだぜ(心の声)」
そう、温度がC、つまりCOOL、クールMAXになっているという事実が、そこにあったのです。
気づけた理由は、簡単だ
さて、ここで問題です。
どうして私は、これに気づいたのか?
類いまれなる洞察力で、推理力で、気づいたのか?
残念ながらそれは違います。
まぁ、わかりますよね。
ジムで、高いところにあるシャワーを気にせず蛇口をひねり、冷水ブッシャー!ヒャッハー!ってなったことがあるからです。
それも、1度だけではなく、何度も。
何度も失敗をし、文字通り冷水を浴びさせれ、経験を重ねることで、高いところにあるシャワー=危険ということに気づけるようになったのです。
人は、失敗から学ぶのだ
もしかしたらこれを読んでいるあなたは、こんな失敗なんてしないよ、と言う類いまれなる洞察力の持ち主かもしれません。
または、どんな時もシャワーの温度を欠かさず確認する、しっかり者かもしれません。
私はそんな素晴らしい方々とは違う、うっかり者ですが、それでも経験を積めば、気付けるようになるのです。
・・・なんて、マジでどうでもいい例を挙げましたが、人間社会で生きていくと、こんな風にパターンが見えてくることがあります。
少しずつ法則を蓄積させていくと、どんどん生きやすくなってきます。
しかし、そもそもジムのシャワールーム経験がない人は、こんなことを知らないわけです。
もちろん、一生をジムに行かずに終えてしまえば、こんなことに悩まずに済むのですが、うっかり年を取ってから行ったらどうなるか?
心筋梗塞を起こしてしまうかもしれません。
三途の川を渡りながら、ああ、もっと若くて心臓が強い頃にジムに行っていたら・・・と後悔するかもしれません。
・・・なんてことは滅多にないと思うのですが、こんな感じで「経験していればわかること」って沢山あるんですよね、きっと。
だから私は、いろいろな自分の選択肢を狭めている人を「もったいない」と思ってしまうのです。
大学卒業してから就職せずに新卒フリーランスとかしている人とか、中学から「戦略的に不登校」とか言っちゃう子とか、サラリーマンをディスってよくわからん商売している人とか。
まぁそれも選択肢といえばそうなんだけど、退路を断つとか言って、もう戻れなくなっちゃう状態に自分を追い込む感じが、もったいない。
そう、もったいない。
失敗を避ける世の中で
まぁ、人生何事も経験ですから、経験してみて、上手く行かなかったら次!ってできればいいんだけど、それを「失敗した」って凹んで、立ち直れなくなっちゃうっていうのが一番もったいないよなぁ、と思うのです。
あとは、やっていないくせに「〇〇なんて、つまらない」とか、そういうやつ。
そういう時によく例にされるサラリーマンだって、面白くできる会社もあるのよ?
何事も経験。
経験したら、学習する。
学習したものは、蓄積させていけばいい。
そんなことを、シャワールームでぼやっと考えていたら・・・
「失礼しまーす、ロッカー清掃入りまーす」
いかんいかん、考え事していたら閉店時間になってしまいました。
「考え事を始めると、手が止まる」
・・・これも自分の中でありがちなこと。
「シャワーが高いところにあると、冷水が出てくるので注意しながら、さらに考え込んでしまわないようにさっさと温水に変えてシャワーを浴びるべし」
この一連の流れも、経験として覚えておかないといけませんね。
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