こんにちは、ドクダミ淑子です。
ここ2週間ほど、読者アンケートを行っています。
設定項目については、色々悩みました。
以前は、男女の項目を撤廃したという話をしましたね。
それ以外にも悩んだことがあります。
それは、「ドクダミ自由帳についての好感度」という話です。
よくあるアンケート「好き」「やや好き」「どちらでもない」
私はコツコツした取り組みのできるケチなタイプなので、アンケートサイトとかも登録して、たまにポチポチやっているのですが、アンケートの項目で謎なものがあるんですよね。
たとえば、「あなたはチョコレートが好きですか?」という質問に対して、こんな項目があります。
- とても好き
- 好き
- やや好き
- どちらでもない
- やや嫌い
- 嫌い
- とても嫌い
こんな感じの7項目。
もうね、こういう項目を設定している企業には言いたいのです。
「バカか?」と。
「好き」と「とても好き」、「好き」と「やや好き」の差
だってさ、「好き」と「とても好き」の違いって、説明できますか?
あと、「好き」と「やや好き」の差って、説明できますか?
私は餃子・唐揚げ・チョコレートの3つが好きか嫌いかと聞かれれば、全部「好き」なのですが、どれかを「やや好き」にしろと言われると、めちゃくちゃ悩みます。
だいたい「やや好き」って、何?
「三食全部これにするのは耐えられないけれども、毎日一食ずつくらいならOK?」って感じ?
「毎朝食べたいけれども、最後の晩餐にはしたくない」って感じ?
それ、コーンフレークやないかぁ!!
「とても好き」「好き」「やや好き」は全部「好き」にカウントされる
さて、「好き」の種類の話ですが、こんな裏話もあります。
さっきみたいな「とても好き」「好き」「やや好き」・・・という7項目を設定すると、人間はなんとなく「やや好き」とかを選んでしまいがちなんですよね。
「別に、嫌いじゃないし・・・」と「やや好き」とか「どちらでもない」をポチッと。
そうすると、どうなるか?
「80%が『好き』と答えました」という内容に「やや好き」も組み込まれるんですよね。
うーん、ニクイわ・・・
「ドクダミ自由帳のことを好きですか?」と聞かない理由
そういうことを悶々と考えて「ドクダミ自由帳は好きですか?」という質問はしなかったんですね。
だってさ、アンケートなんて答えてくれる人は、「好き」って思ってくれている人でしょ?
だって、アンケートを作って、回答を集め出してから気付いたのです。
「謝礼もないアンケートに答えてくれる人って、多かれ少なかれ、ドクダミ自由帳を愛してくれている人じゃないか」と。
今時、見返りも何にもないアンケートって、珍しいじゃないか。
ジャンプのアンケートだって、読者プレゼントと同時進行だし。
だから、「ドクダミ自由帳が好きですか?」なんて、愚問なんですよ。
きっと。
「好き」は深く考えなくても、好きなのだ
私たちは理屈で色々と考えてしまうので、「好き」を「なぜ好きか?」と要素を分解しに行ってしまいます。
でも、好きの理由をつらつらと考える時点で、本当は好きではないのです。
自然と行動してしまう、気づいたらお金を使ってしまう・・・そういう時点で、あなたは相手のことを「好き」になっているのです。
そうだよね、私はラルクが大好きなんだけど、その理由なんて、わからない。
ただ、好きなんだもの。
ということで、2019年の更新はこれにて終了。
今年もドクダミ自由帳をご覧いただき、ありがとうございました。
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