ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

ネットでイキっているナントカ社長との商談を妄想してみる

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

私の趣味の1つに、人間観察があります。

 

リアルでも、ネットでも、色々な人、特に自分とは違う世界に住んでいるだろう人を観察するのは、とても楽しい。

その中で、最近、「ナントカ社長」という人たちが目につくようになりました。

 

社長って言っても、大体その人達って一人社長なんだけどね。

 

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さて、私のもう1つの趣味に「妄想」があります。

「人間観察」と「妄想」。

この2つの趣味を活かし、今までの商談経験から、私の脳内で、ナントカ社長と仕事(人材系)での商談をしてみることにしましょう。

 

 

着席早々の先制パンチ

「本日は、お時間をいただきありがとうございます。今回は・・・」

私が訪問の趣旨を話し出そうとすると、まず一言、出てきます。

 

「あ、そういうのいいから。いくら?」

 

 いきなり先制パンチを食らわすんですね。

「簡潔にさ、値段だけ教えてくれればいいから」

 

この辺を言われた瞬間、私は悟ります。

「やべーやつかもしれない」と。

 

なぜこのようなセリフが出てくるかと言うと、いろいろありますが、まずは「自分が有利に立ちたい、相手のペースに乗りたくない」という心からですね。

商談をケンカと勘違いしているのです。

 

 

「なんでお前にそんな事言わなきゃいけないの?」

気を取り直しましょう、私は仕事で来ているのですから。

まずは質問の価格をざっくり答えて、金額の概要を話します。

 

「欲しい人材の要件を整理するために、貴社の事業について聞かせていただきたいのですが・・・」

会社のこと、採用したい理由を聞くことで、どういう人が必要なのか?会社の課題などがわかりますので、ここを掘り下げていきたい。

・・・のですが、大体こういうことを言われます。

 

「なんでお前にそんな事言わなきゃいけないの?」

 

はい、キター!

 

このセリフがどうして出てくるかというとですね、2パターンあります。

1つは、採用=頭数を揃えることという認識なので、そもそもどういう人が欲しいのかを答えられない場合。

ちなみに答えられる場合もありますが、真剣な顔でこう言われます。

「やる気と熱意がある人(ドヤァ)」

・・・それ、めちゃくちゃ「ふんわり」なんですけどー!

 

そしてもう1つは、会社の戦略やビジョンなど全くなく、行き当たりばったりなので、そういう質問をされるのを防ごうとしている場合。

 

あと、余談ですが、ナントカ社長系の人は、なぜか「タメ口」です。

とにかくマウントを取られたくないんでしょうね、動物園出身かなんかなんですかね?

 

 

どっちを勧めても地獄

ああ、この人はアレな人だ・・・

そう判断したら、私もギアチェンジします。

わかりやすく説明しよう、そうしよう。

 

「Aプランは、金額は安いけれども、採用できないリスクもあるプランです。Bプランは、金額は高いけれども、採用できる可能性が高いプランです」

 

「ふ~ん。んで、オススメはどっちなの?」

 

普段の私なら、AとBの話をした後で、「貴社にオススメはこちらのプランです」まで言うのですが、マウント取りたがりの場合は、あまり言いません。

そして、オススメはどちらか?この質問は地雷です。

 

安い方のAを勧めると、こう言われます。

「はぁ!?お前、ウチの会社舐めてるの?安い方しかできないとか思ってんじゃねーの?」

 

ちなみに高い方のBを勧めると、こう言われます。

「はぁ!?お前、ウチの会社舐めてるの?ボッタクろうとしてんじゃねーよ!」

 

どっちでもキレられます。

なぜ問い合わせをしてきたのだ・・・?

 

そしてなぜか、キレられたあとに優しくこう言うのです。

「まぁさ、商売ってのは人と人との繋がりだからさ。これもご縁ってことで・・・」

「採用できる確率高いBプランを、Aの金額でっていうのはどうかな?」

 

はい、予想通りー!

 

結局キレるのは、ごねて安くあげたいからなんですよね。

そしてなぜか「縁」「人間同士」を出してくるのです。

あなた、動物園出身ですよね?人間なの?

あと、あなたとのご縁、いらないんですけどー!

 

 

「誠意」とは、安くすること

もう帰りたいゲージがMAXを振り切っていますが、まだ続きます。

 

「ここはさ、誠意を見せてもらって・・・」

 

こういう人たちの「誠意」って、金額を下げることなんですよね。

わけがわからん。

そんな誠意なんて見せる気はありませんが、一応「上司に確認します」と持ち帰ることにしましょう。

 

 

メールの返事がわからない

さて、持ち帰って、上司に一通り報告し、お返事をします。

「上司に相談しましたが、やはりAの金額でBをするのは難しいです。〈中略〉どちらになさいますか?」

 

もう電話するのも嫌なので、メールにします。

 

するとですね、こんな返事が来ます。

 

「了解です」

 

ねぇ、何が了解なのー?

こっちは質問したよね?AとBどっちがいいの?って聞いたよね?なんで「了解です」なのぉぉ!?

 

そしてもう一度「AとBどちらにしますか?」と聞くと、キレられます。

 

「はぁ?お前、しつこいんだよ」

「ナントカ社長のご意見をお聞きしたく・・・」

「だからなんで、お前の質問に答える必要があるの?問い合わせてるも金出すのもこっちなんだけど」

 

なぜだ・・・?

 

 

お客様は神様・・・なわけがない

ちなみに、大体の場合は破談になりますが、まれに契約してしまうこともあります。

そうすると、「そんなんだと、金払わないからね」とか脅迫しだすので、さらに面倒なことになります。

さらに普通に請求書をなくしたり、違う金額を払ったりします。

こちらから連絡するとなぜかそっちのミスなのに「わかりにくいのが悪い」とキレられ・・・本当に良いことはありません。

 

「金出すのこっち」「俺、客だから」とか言ってマウントとる人、本当に嫌。

普段、クライアントからどんな扱いを受けているのかと心配になります。

 

仕事でもこういう人にたまに当たりますが、関わってもいいことないので、できるだけスッと引くか、お断りするか、キレさせるかのどれかで乗りきります。

 

以上はすべて私の妄想ですが、ナントカ社長たちを見ていると、仕事で出会ったこういうヤバイ人を思い出すのです。

 

 

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