ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

屋上で告白なんて、この先一生出来ないんだから

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

先日、中学校の同級生と飲んでいてですね、甘酸っぱい思い出暴露大会になったのです。

もう、中学卒業してから20年くらい経とうとしている今だから、言えることもあるよね。

というわけで、行ってみよー!

 

 

甘酸っぱい思い出がまぶしすぎる

そんな感じで、暴露大会になったのですが、一言で言うと、本当に羨ましくなったのです。

 

「眩しすぎて明日が見えない」っていう歌詞のあるL’Arc~en~Cielの暗い曲(finale)が流れちゃうくらい、眩しすぎるのです。

 

「ある日屋上に続く階段のところにさ、○○さん呼び出したんだよね。それでさ、好きですって言った」

「ええええええ!?屋上で告白うううう!?!?」

「それでそれで!?どうなったのー」

「いや、ダメで」

「やっぱり、そうだよねええええ!!!」

「やめろ、傷つくわ」

 

ひたすらはしゃいだ私は、その後こんな話をしました。

「でもさ、もうこの先一生『屋上に呼び出して告白』なんてできないんだよ、私たち。それだったらたとえ振られたとしても、私は屋上で告白できたという事実が羨ましいし、貴重な思い出だと思う」

「たしかに・・・」

「そう言われてみれば、そうかもな」

 

「そうだよ、もう夏祭りとか花火大会で出会うとか、すれ違うとか、「一緒に回る?みんなで」とか、「二人で抜け出そうよ」とか、そういうのも、一生できないんだよ。やってもいいけど、相手がいないんだよ。同年代は、息子とか娘の手を取って歩いているんだよおおお」

 

「・・・っていうか、ドクダミも結婚してるじゃん」

 

「そういう問題ではない!!」

 

そう、私が羨ましくなったのは、自分がもう二度と経験できないことだからなのです。

というか、別に昔にそういう経験があったかというと、カケラもないのだけれども。

 

 

「今」は二度と戻ってこないから

だからこそ、私は中学生とか高校生とかで、「ビジネス」とか言っているアカウントを見ていると、「やめとけ」と思うのです。

 

中学生の時に大人の真似事をして、何になるのか、と。

高校生の時に、高校生しかできないことをやらないで、人生先走ったつもりになって、どうするのか、と。

 

大人の真似してクソみたいな活動を「ビジネス」とか言っているよりも、好きな人のことを1日中考えてみたり、「自分は人を好きになったことがないかもしれない」「そもそも好きってなんだろう?」と悶々としたり、自転車でどこまで行けるか頑張ってみたり、学校行事を満喫したり、仲間同士で思いっきり遊んだり・・・そっちの方が絶対、今後の人生の糧になると思うのです。

 

そうやって、一見「ムダ」と思えるようなことを沢山やることで、大人になってからそのムダは身を結ぶのです。

 

「成果」「結果」を求めることなんて、大人になったら嫌というほど仕事で経験するんだから、子どものうちは、「それ、意味あるの?」とか思わずに、やりたいことを思いっきりやってほしいと思うのです。

それが本当に「ビジネス」なら、それはそれでいいけれども、「ビジネスをやるためのビジネスをビジネスする」みたいな大人にはならないでほしいな。

 

 

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