ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

年齢も性別もわからないアンケートを作ってみて思ったこと

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

今、2週間ほどの期間を使って、読者アンケートを行っています。

 

最終的な結果発表は、1月に行う予定なのですが、今回はアンケートを作った時に悩んだ話をひとつ。

 

 

「年齢」「男女」を聞くか悩んだ

タイトルにあるように、結果的に年齢も性別も聞かないアンケートを作ったのですが、作成する時にはちょっとだけ悩みました。

だって、アンケートって当たり前のように「年齢」「性別」「地域」「職業」「既婚か未婚か」「子どもはいるか」って聞くでしょ?

 

今回使った『Questant』にも、デフォルトで入っているんですよ、そのへんが。

 

でも、考えた結果、あえて「非表示」にしました。

 

それはなぜか?

 

 

真の男女平等とは、男女を気にしないことだ

#Kutooだの、ツイフェミだの、そのへんに首を突っ込んでみて、思ったのです。

「どんなにいい発言だとしても、それが男が言ったことなのか、女が言ったことなのかで、反応を変えるのっておかしくない?」と。

 

女性差別について、たとえ当事者である女性が発言しようと、部外者や加害者と同じ性別の男性が発言しようと、同じ発言なら、反応も同じであるべきなのに、なぜか男が言うと批判される・・・みたいなシーンを見てきたんですね。

それって、おかしくない?と思ったのです。

 

「発言そのもの」で評価したくても、「だってこれを言ったの男だしぃ~、却下ァっ!」とかダメでしょ。

そういうことを考えると、わざわざ「ブログの感想を聞きたいアンケート」なのに、男なのか女なのか、年齢層とか職業とか、聞く必要ないでしょ!と思ったので、そういう「属性」を問う質問を無くしました。

 

そんなことよりも聞きたい事や、(できれば)書いてもらいたいことなどが、あるのだ。

 

 

アンケートを分析できない問題

ただですねぇ、実際に回答を見てみると、思うんですよ。

「わかんないな」って。

誰が、どういう意図でこの感想を書いているんだろうか?ということが。

 

でも、それって、属性がわかったからと言っても、「わかる」わけではないんですよね。
「わかった気になる」だけなんだと思います。

たとえば、50代男性が「いつも応援しています」と言ったら、「それはどういう意味ですか?」ってなるのに、30代女性だと「わぁ嬉しい~」ってなり、20代男性だと「若いのにこんなの読んで・・・大丈夫?」ってなる。

これは、勝手に私が年齢と性別で、「この人が言っているのはこういう意図に違いない」と決めつけているからなんですよね。

 

そういうの、よくない。

 

 

性別も名前も無記入で選考できたらいいよね

採用についても、これは本当にバイアスかかっていないのだろうか?と思うことがあります。

 

たとえば、飛行機の距離から、38歳の男性が応募してくるのと、38歳の女性が応募してくるのでは、企業の見え方が違うなと思うことがありました。

男性なら、「実家に帰りたいのかな?」「単身赴任が嫌なのかな?」と言うのに、女性だと「なんでこんな遠方に応募してくるのだろう?」と言う担当者がいました。

これは、男性に対しても女性に対しても、おかしい反応なのです。

 

だから、名前や性別なんて、書類選考では見ないでするべきだし、なんなら面接も性別がわからない状態でやれたら理想。

そうしないと、私たちは勝手にストーリーを思い描いていってしまうのです。

 

 

本当に男女平等を貫きたいならば、無記入で行こう 

話をアンケートに戻しましょう。

今回、そんなこんなで属性がわからない形にしましたが、どこかの誰かが優しい言葉をかけてくれていることは事実だし、とても嬉しい。

 

そう考えると、その発言の主が男なのか女なのかなんて、どうでもいいと思います。

自分の心の中の色眼鏡を無くすためにも「あえて問わない」は有効だなと思いました。

 

 

 

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