ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

働き方改革は、マクロで見れば確実に進んでいると思う

 

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

昨年のこのくらいの時期に、「自分を犠牲にする働き方なんて間違っている!」というブログを書きました。

 

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あれから、1年。

働き方改革は進んでいるのでしょうか?

今回はそんなお話を。

 

 

働き方改革は進んでいる

結論から言ってしまうと、あくまでも私の肌感覚ではありますが、「働き方改革」は進んでいると思います。

 

どうして進んでいるのか?

「企業がそうせざるを得ない状況になっているから」です。

 

今は、「売り手市場」の時期。

人を採用したい企業の採用希望数と、転職をしたいと思っている人数で言うと、前者の企業側の人数の方が多くなっているのです。

そうすると、自然と企業側が「余る」のです。

つまり、採用したくても、できない。

 

売り手市場だとどうなるか?

その恐ろしさは、「既存の社員が長く勤めている状態」だとまだ気づきません。

既存の社員が辞めて、新たに採用しようとした時に、「あれ、応募が来ない」と気付くのです。

いくら求人票を出しても、応募が来ません。

昔は出せば問い合わせが来て採用が決まっていたのに、おかしいぞ?

採用手法、募集の方法を変えてみたらうまく行くのか?と変えてみたけれども、それでも上手く行かない。

つまり、募集の方法の問題ではない。

なぜだ・・・?

ここまで行きついて、気づくのです。

「働き方の問題なのかもしれない」と。

 

数年前よりも、全体的に総労働時間も減り、サービス残業も減ってきています。

そんな中で「変わらない」というのはリスクなんですね。

周りのレベルが高くなっているのに、いつまでも「今までのレベルを維持しています!」は自慢にならない。

それどころか、「(相対的に)低い」と思われてしまうのです。

 

「待遇を改善しないと、人が採れなくなりますよ」

今までそんな警告をしてきても全く聞かなかった経営者も、1年経てば気づいてきます。

「本当に、待遇を改善しないと採用できないかもしれない」と。

 

 

「淘汰されるべき」という営業の声がある

でも、中には「そんなこと言われても、残業代を払ったら会社がつぶれちゃうよ」と言っている人もいます。

「君、経営のことがちっともわかっていないね」と言う人もいます。

 

私たちは基本的には、「お願い」「提案」をする立場ではあるのですが、ある日、別の拠点のベテラン営業マンが真剣な顔でこんな話をしていました。

 

「もうさ、待遇改善できない会社なんて、そのまま採用できなくて人が足りなくて淘汰されてしまえばいいと思うんだよね。」 

 

私もこれは賛成しますね。

自分の仕事で不幸な人を作るのは、楽しくないんだもん。

「残業代を払ったら会社がつぶれてしまう」なんていう会社は、潰れてしまえばいい。

 

全国の人材・求人系の営業マンがこの気持ちでいれば、もっともっと会社はホワイトになると思うんだ。

 

 

働き方改革は、私たちの手で進められると思う

だからもし、あなたが「待遇も悪くて、嫌な仕事だけど、続けなくちゃいけないから続けている」というのならば、本当ならばできるだけ早く辞めるべきなのです。

 

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あなたが辞め、空いた穴を埋めようと思っても、待遇が悪くて埋まらないとなると、どうなるでしょうか?

 

  1. 欠員を埋めるために、待遇改善をする
  2. 現場が疲弊して、さらに退職者が出て悪循環になり、経営が危ぶまれる

 

ざっくり分けるとどちらかになるのです。

1になったら良いし、2になっても結果的に良いと思うのです。

問題は、ブラックな状態のままで採用できてしまい、うっかり間違って入社してしまう人がいること。

そうならないように、私たち業者も、働く人も、しっかり企業を見極めて、行動していくべきなのだな、と思います。


 

 

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