こんにちは、ドクダミ淑子です。
私の働く会社では、定期的に「いい仕事発表会」みたいなものが開催されます。
自分の取り組んだ仕事の中で、大きな成果を出したもの、社会を変えるようなきっかけになったもの、求職者にとって人生を変えるような転職ができたこと・・・などなどを、大勢の前で発表します。
参加して話を聞くのは面白く、新しい発見も沢山あるので、私は結構好き。
そして、ちょうど今、自分のいい仕事をまとめてエントリーするための準備をしています。
さて、私がテーマに書こうとしている仕事。
数字的にはすごいことをしたのは、自分でも分かっているのです。
では、この仕事の中にどんな「意味」「意義」「価値」があったのか、改めて言語化しようとして、ウンウン悩んでいます。
わ、わからない・・・
そして悩んだ末にブログに逃避しているのですが、その中で寄り道しながら辿り着いたことがあります。
「目の前の仕事に取り組む時、そこに『意義』だの『価値』だのなんて考えていないし、考える必要もない」
「課題を解決する方法を考え、実行したときに結果的に社会を変えるようなことになることもある」
「そして、意味とか価値なんて、後付けで考えればいい」
・・・今回は、そんな話を。
仕事は、とりあえずやるものだ
「それってぇ、やる意味あるんですかぁ?」
新人時代は、よくそんなことを言って上司に食ってかかっていました。
でも、やる前から「意義」「価値」を考えて、意義があるからやる、価値がないからやらないっていうのは、仕事じゃないんだなとある時ふと思ったのです。
もちろん、社内の仕事などで本当にやるだけムダみたいなことは別ですよ。
でも、きっかけなんて「このお客様を引き継いだからやらなきゃいけない」くらいでOKなのです。
やってみて、正真正銘のダメっぷりだったらまた引き継げばいいし。
やっていくうちに、課題が見えてきて、課題を乗り越えていくうちに、「そもそも制度とか慣習がおかしいんじゃない?」と気付いたり、「それって、もっと別の方法ありますよね?」とひらめいたりして、結果として社会が変わり、自分も変わる。
・・・そう、今まで聞いた数々の「いい仕事」も、全部「結果的には」だったんですよね。
文章も、とりあえず書くものだ
仕事をする前に、「意義」「価値」なんて考えなくてもいいんじゃないか。
そんな風に思った時に、はてな仲間(と私が勝手に認識している)の、ゆきにーさんのツイートが気になって、絡みに行きました。
ゆきにーさんのブログはこちら
文章の上手い・下手って難しいですよね。
— ドクダミ淑子 (@dokudamiyoshiko) December 10, 2019
読者によって感覚は違うし、好みもある。技量もデジタルで判定できないし、いい文章=読みたくなる文章とは限らない。
上手い人は上手くて人気が出る…からきっとその差はあるはずだけど、よくわからない。
結局書き続けるしかないのかなぁとぼんやり思います
結局私が言いたいことは、仕事も文章も同じで、「価値ある仕事をしたい」「意義ある文章を書きたい」と意気込むよりも、その時に目の前にあるテーマに取り組んで、それを継続して、後から振り返ってその時の気持ちや行動、アウトプット(企画や文章)を見直して意味づけすればよくない?ってことなんだと思う。
「振り返り」がゼロだと、間違った方向に進んでしまうかもしれない。
でも、間違った方向に進んで、行き止まりに気づけば、それはそれでいいんじゃない?
PDCA回せないと困るけど、走りながら回すことがブレーキになるなら、後ででもよくない?
こんな適当、「なるようになるさ」スタイルの私は、自分の文章に悩むゆきにーさんとは、対極にいる気がする。
けれども、そういう人と対話できるのも、またネットの世界の楽しみなのだなと思いました。
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