こんにちは、ドクダミ淑子です。
仕事の「緊急度と重要度を見極めましょう」って話、ありますよね。
「緊急だけど重要ではないことに気を取られずに、緊急ではないけれども重要なことに時間を取れるようにしましょう」的なやつ。
私はこれをめちゃくちゃ意識して仕事をしています。
「緊急だけど重要ではないこと」はアシスタントにできるだけ振り、自分は「緊急ではないけれども重要なこと」に時間を割く。
仕事の仕分けをすることで、アシスタントの仕事が増え評価が上がり、お客様にもスムーズな対応ができ、そして早く帰れる。
と思っているのですが、取引先企業の中には、どうもこの人、そうじゃなさそうだぞ?という人もいます。
特にそれを感じるのが、「成果を上げるためにはやったほうがいいこと」を提示した時。
なかなかうまく行かない時、私も頑張りますが、お客様にも協力を要請することがあります。
「○○を見直してください」「○○のメールを送ってください」などとお願いをするのですが、すぐやってくれる人と、何かと言い訳をしながらやってくれない人とに分かれます。
なぜなのか?理由を考えてみることにしましょう。
優先順位が付けられないorおかしくない?
「優先順位」、これがこの問題を考える時の答えではないかと思います。
仕事の優先順位が付けられない
お願い事をしたときのスピード感が遅い人の中には、いつもバタバタしていて忙しそうにしている人がいます。
中には、「俺、忙しいんですアピール」をしてくる人もいます。
そのくせ、アポイントメントに行くと無駄話で2時間とか費やすんですけれどもね・・・こっちの方が忙しいわ、帰るわよ!
こういう人は、先ほどの仕事の緊急度・重要度の振り分けができていなかったり、他の人に仕事を振ることが(仕事的になのか、人望的になのか)、出来ていないんですよね。
それで「あ~忙しい!」って言ってる。
大体、ちょっとくらい新しいことを考えたり試してみたりする時間もないほど忙しい課長とか課長代理みたいなおじさんって、一体何しているんだろうと思ってしまいますね。
「課長代理」「課長補佐」ってなんだよ!?と毒づきたくなる。
仕事を増やすことはとりあえず拒否
そういうパンパンおじさんって、自分の仕事を増やすことを嫌がります。
まぁ、今パンパンなのにこれ以上増やしてどうするんだって思うのもわかりますけどね。
でも、その増やす内容によっては、パンパンなのをどうにかしてもやらなければと思うこともあっちいんじゃないかなと思ってしまいます。
「成果を出す」の優先順位が低い
そしてなぜ、「成果を出す」ひと手間を厭うのかというと、「成果を出すこと」の優先順位が低いからです。
「仕事をした(実施)」で自分の仕事をしたと思っていて、「仕事をして、成果を上げた」かどうかなんてどうでもいいのです。
「やったことが大事」「チャレンジすることこそ、大事」って学生なの?そうなの?
やる気を出すのはお前の仕事だろ?と言う人へ
「そんなこと言っても、そこで顧客にやる気を出させるのはお前の仕事だろ?」とおっしゃる人もいるかもしれません。
もちろん、一定の「お願い」「プッシュ」はやりますよ。
でも、結局、やってくれないことが多いのです。
そして、やる気が全くない人をやる気にさせることは私の仕事の優先順位的には、下に来ます。
なぜなら、そういう人は将来的に出世があまり見込めないからです。
そして、採用担当を外されるor私まで一緒に取引先から外されることも、よくあるから。
やる気がない人をやる気にさせるのに一番有効なのは「上司にやれと言われたから」という状況にさせること。
いくら営業担当に言われても聞かないのに、上司や社長に言われたら聞くんですよね、そういう人は。
だから、「困ってるんですぅ~」と言いながら、上長から促させたほうが効果的。
「上長と会話をしてどうにかしてもらう」が私の仕事の成果を出すためには必要なので、ある程度お願いしてもダメなら切り替えます。
そんな風に人を見極めながら、私はしたたかにこの人材業界を泳いでいくのです。
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