こんにちは、ドクダミ淑子です。
突然ですが・・・
「俺はいいんだけどさ、俺は」って言う人いませんか?
そして思いませんか?
「絶対よくないって思っているだろぉぉぉーーーっ!!!!!」って。
「俺はいいんだけどさ」という人の例
どういうシーンでこの言葉が出てくるのかを考えてみましょう。
CASE1:台風の日の出勤
タイムリーな話題で行きましょう。
こちらはあくまでも想像です、ホワイトニング中の当社では「安全第一」「自宅待機」でしたから。
たとえば、前日のこんな会話。
「明日の大阪本社とのテレビ会議の件だけど。あっちは台風とか関係ないよね。だから、こっちが欠席とかってなると、本社にも九州にも迷惑がかかっちゃうんだよね。いや、俺は休んでもいいと思うんだよ、俺は。でもお前のキャリアとか社内での立ち位置とか考えるとさ、あまり欠席しない方がいいんじゃないかな?」
「はぁ・・・」
「だからさ、あくまでも1つの例だけどさ・・・」
「・・・(まさか)」
「会社の近くのホテルに泊まっておくとかさ。いやいや、これは強制じゃないよ。俺は別に非常事態なら欠席でも仕方ないと思っているんだけどさ・・・」
いやいやいやいや。
あなた、「何が何でも会議に出ろ」と言っているじゃないですかーーーー!!!!
絶対よくないって思っているだろぉぉぉーーーっ!!!!!
CASE2:お隣にはみ出た植木
職場の方から、こんな話を聞きました。
そのおうちは、ある実がなる植物(木)を生やしているそうです。
その木が自宅の敷地からちょっとはみ出て、実がお隣さんの敷地に落ちてしまったようです。
それに気づいて、ちょっとしたお菓子を持って伐採させてほしいと頼みに行ったところ、お隣さんからこんなことを言われたそうです。
「ウチはいいんですけどね~、でも後ろの○○さんのところにもはみ出ていますよね~、ウチはいいんですけど、全然平気ですけど、でも○○さんの方がちょっと迷惑なんじゃないかな~と思うんですよね~」
「気付くのが遅くてすみません。伐採しますので」
「いいのよ、いいのよ、切れなんて言っていないわよ。でもねぇ、後ろの方の方にもはみ出しているからねぇ・・・」
「だから切りますので」
「そんなそんな、ウチは全然いいのよ。でも・・・」
(※以下リピート)
いやいやいやいやいや。
あなた、「邪魔だから切れ」って言っているでしょーーー!!!!
絶対よくないって思っているだろぉぉぉーーーっ!!!!!
「逃げ」「リスクヘッジ」の姿勢が見苦しいのよ
こういう、「私はいいんだけどね、でもあなた(or他の人)のことを考えると、良くないんじゃないかしら」論法で攻めてくる人は、本当にズルいなと思います。
そういう、自分を守りながら他人の意見として、他人の意見を乗っけるのって、本当にカッコ悪い。
そして、「俺はいいんだけどさ」って言っているのも明らかに嘘だとわかるのが、さらにカッコ悪い。
あと、「いい子にしていないと、他の人に怒られちゃうよ!」とか言って叱ってくる親も、同じ論法ですよね。
「ママはいいのよ、ママは。でも、他の人はあなたを見てどう思うかしら?悪い子だって思うんじゃないかしら?」みたいな言い方、これも良くないと思うの。
これもズルいと思ってしまうし、CASE1の上司に従ってしまう人がいるとしたら、こういう親に育てられた人じゃないか?と思ってしまう。
「俺はよくない!」とちゃんと言えばいいのに
だったら、「俺はホテルに泊まったほうがいいと思う」ってハッキリ言って、ブラック上司としての立ち位置を示すほうが、まだマシ。
変な逃げをせずに、遠回しに匂わせたりせずに、そこは堂々と「前日からホテルに泊まって明日に備えよ」と言ってみましょう。
私はそんな会社にはいたくないけど。
こちらもどうぞ