ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

結婚しても野菜は食べられるようにはならない

f:id:dokudamiyoshiko:20190802200828j:image

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

先日、職場の26歳がこんな話をしていました。

「〇〇さん、尿路結石で救急車で運ばれたらしいですよ。野菜食べないんですかね?結婚してるのに・・・」

 

私はこんなツッコミを入れました。

 

「結婚しても、野菜を食べない人は食べないんだよ!」

 

 

「結婚したらできるようになる」ことなんてない

若い彼は、結婚したら奥さんが栄養バランスの取れた食事を作ってくれて、それを食べていたら自然とバランスのよい食生活になり、健康になる・・・なんて思っているのかもしれません。

 

しかし、ここには落とし穴があるのです。

それは、「仮にバランスのよい食事を作ったとしても、それを食べないヤツがいる」ということ。

単純に「嫌いだから残す」って話ね。

 

一人暮らしだから、野菜が不足していたけれども、結婚したら野菜が増えた・・・というのはあるかもしれませんが、レアケース。

一人暮らしでも、食生活に気を付けている人なら、そこそこ野菜食べてるよね。

 

そして、結婚したら野菜嫌いが直るかというと、ほぼ無理ですね。

嫌いなものは、嫌いでしょ。

結婚したらできることが仮にあるならば、むしろそれは、結婚しなくてもできることなのです。

 

 

結婚したら急に人が変わるのか?

特に独身の若者は、結婚したらまともな大人になるorならなきゃいけないと思っている人が多いのではないでしょうか?

既婚者から言わさせていただくと、そんな風に身構える必要は全くないと思います。

 

人はそう簡単には変われないし変わらない。

本気で「変わろう」と思わない限り、変わらない。

だから、結婚しても野菜嫌いは直らないし、浮気症も直らないし、サボり癖も直らない。

かまってちゃんは構ってほしがるし、自分なんてと卑下する人は結婚してもそんな感じの話をしてる。

ある日突然、立派な人に変わるのも、無理ですね。

 

 

夫の好き嫌いは、諦めている

ちなみに、私の夫も好き嫌いが多少あります。

妻の私がそれについてどう思っているかというと、もう何も思うことはありません。

 

「30過ぎても食べられないなら一生無理でしょ」

「私は夫のお母さんじゃないから、そんな教育したくないし」

「私ができるのは、自分の子どもにはそうならないようにすることだけだわ」

といった考えです。

 

冒頭の尿路結石の奥さんもきっとそんな感じなんじゃないかなぁ・・・と勝手に妄想しています。

 

 

それでも、結婚していると、いいイメージがつく不思議

そんな中ですが、結婚していると、端から見ると、なんとなくしっかりした大人に見えるのは、もはやマジックの一貫といっても過言ではない。

そして結婚した本人も、その「ちゃんとしたイメージ」に引きずられて、ちょっとだけ背筋が伸びるのも、マジック。

 

中身は事実上1 mmも変わっていなくても、なんとなく箔が付く・・・それが結婚というものの不思議なのです。

 

野菜嫌いの独身は「だから結婚できないんだよ」と言われるのに、野菜嫌いの既婚者は「野菜も食べられないのに結婚しているということは、何か他にものすごい良い所があるのでは?」なんて思われる不思議。

何度も言いますが、両者は「野菜嫌い」は同じです。

違うのは、結婚しているか・していないかだけ。

 

不思議だけど、人間ってイメージに引っ張られる生き物なのだなぁと、改めて思うのです。

 

 

こちらもどうぞ 

www.dokudamiyoshiko.com