こんにちは、ドクダミ淑子です。
く~る~
きっとくる~
私が小学校高学年か中学生かの時に一世を風靡した、映画『リング』。
その後、貞子というワードは発展をとげ・・・胸キュン少女マンガ『君に届け』では主人公・爽子(さわこ)が「貞子」と呼ばれて恐れられるところまで行き着きました。
・・・というのは、おそらくドクダミ世代(女性誌風)なら、誰もがご存じでしょう。
(話がそれそうになるのを必死で抑えつつ)
さて、みなさんは映画の「貞子」は『リング』から独自の進化を続けていたのを、知っているでしょうか?
これを思い出したきっかけは、木ノ下コノキさんのこちらの記事。
お医者さんがリングに食いついたってところです。
そうそう、『リング』シリーズと「貞子」って全然別の世界なんですよ。
そこで今回は、主に私の記憶の引き出しだけで、最近の「貞子」について、超テキトーに語っていこうと思います。
※膨大なネタバレを含みます
※あえて調べずに書き、いい意味でいい加減に仕上げています
面倒臭いから何も調べず書いちゃうよって話ですね。
ツッコミ大歓迎です。
呪いのビデオから、呪いの動画へ
「呪いの動画?」
ビデオの時代がとうに終わり、呪いのビデオが拡散しなくなった現代。
呪いのDVD・・・ではなく、動画に乗って貞子の呪いは拡散されていきます。
この話は最終的に、ありとあらゆる液晶画面から呪いの動画が流れて、渋谷大パニック!みたいな展開になります。
初期のリングは、人が死ぬ原因がわからない・・・っていう恐怖もあったのですが、もはやその理由は丸わかりです。
動画のせいだ!
ちなみに、動画ではなく、「古いビデオを見るためにリサイクルショップでビデオデッキを買ったら、そのデッキの中に呪いのビデオが入っていた」というストーリーもありました。
呪怨の伽椰子と対決する
もうね、これ・・・
タイトルが『貞子VS伽椰子』っていうやつね。
途中まで、二つの話が並行しているんだけど、どこかの霊能者が「二つの呪いを衝突させて消滅させる!」みたいなことを言い出すんですよね。
んで、二つの呪いは衝突・・・どころか、合体!!!
「日本オワタ\(^o^)/」ってなって、映画終わり。
えええええええ!?ってなったよね。
エクソシストなのか、虫なのか
貞子って、ゆっくり動くのが怖さの1つだったと思うのですが、最近の貞子は時短のためなのか、動きが早い!
シャカシャカシャカシャカ・・・って動くんですよね。
中には、四つん這いになって、手足が伸びて蜘蛛のようになってシャカシャカ動く貞子もいます。
貞子、大量発生
多分、前述の虫みたいな貞子の話だったと思うけど、大量発生した話もありました。
もうそうなると、ゾンビ映画みたいな展開になるよね。
スマホを割ったらすべてが解決
呪いの動画の回だったと思いますが、主人公が貞子に引っ張られて、スマホの中に引きずり込まれちゃうんですね。
それで大ピンチになるのですが、外の世界の人がスマホを割ったら、万事解決したのです。
えっ・・・そんな簡単に・・・えっ??ってなりました。
「私が高校生の時に呪いのビデオで死んだ人がいた」
これは最近のですね。
佐藤仁美が「私が高校生の時」という回想で呪いのビデオの話をするのです。
時代を感じた・・・
貞子、それは「素材」になっている
『リング』シリーズは、そもそも遺伝子とか医学とかがベースになっている小説だと記憶しています。
原作では、ビデオの内容と1週間で死ぬということに、きちんと理由付けがされているのです。
でも、「貞子」の世界ではそういうのはすっ飛ばして、「呪いで死ぬ」になっています。
そして、監督なのか脚本家なのか、作り手が変わるごとに、「貞子」の使い方も変わってきます。
ある時はYouTube的なもので配信され、ある時はクモのようになり、ある時は増殖する。
「貞子」というフィールドを使って、自由な発想で勝負をする場。
映画「貞子」の世界は、これからも独自の進化を続けていくのかもしれません。
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