こんにちは、ドクダミ淑子です。
ある日、テレビを見ていて驚いたことがありました。
「現場の〇〇く~ん!」
「はいこちら現場の〇〇です」
いつものように現場レポートが入ったと思いました。
しかしこのレポートは、いつもとはちょっと違ったのです。
緊張のせいか、はさみまくる
若手レポーターはあまり慣れていないのでしょうか?
とりあえず、一生懸命喋ってはいました。
しかし何か違和感・・・なんだろう?
私は違和感の原因を突き止めようと、じっと画面を見つめました。
そして気づいたのです。
「まぁ、この異臭というのが」
「ま、ま、ま、ま、まぁ、殺人事件の発覚の、まっ、理由に、まぁなったんですけど・・・」
マ?
※「マジで?」の略語
「まぁまぁ」言い過ぎ!!!
アナウンサーとかレポーターでこんなにひどい人がいなかったので、ちょっと驚きました。
その後は、「ま」を探すことに集中してしまう私がいました。
まぁまぁまぁまぁ、「ま」って言いまくりでしたね。
いろいろある、はさむパターン
こういう、ついついはさんでしまう言葉ってありますよね。
分類してみましょう。
えー
わりと多いパターンです。
「えー本日はー、えー私どものー、えー創立記念パーティーにー、えーお越しいただきー、えー誠にありがとうございますー」
おじさんに多い印象です。
おー
「えー」と併せて使われることが多く、「えー」からの「おー」は、いいアクセントになります。
「えーワタクシどもはー、えー創業以来ー、えー地域の皆様のためにー、おー力を尽くして参りましたー」
あー
これもありますが、「あー」は「えー」に比べてなんとなく「何も考えていない感」が出るのか、シェアは低いように感じます。
「あー・・・そうですねー」 とか言うと、なんか焦っている感じが出るような気がしませんか?
あのー
「あー」よりも「あのー」の方が多い気がしますね。
しかし、「あのー」は、多用しすぎると、「あー」「えー」「おー」より違和感が増すので要注意です。
「あのー、そうですねー、あのー、今回の件につきましては、あのー、弊社としましてはー、あのー」
ええっと・えっと
私はこれをよく言ってしまいます。
「えっとぉー」と、「え」に気合いを入れて言うのですが、新人の頃に「バカっぽいからやめろ」と言われて治しました。
でも、緊張したりしどろもどろになると、出ちゃうんですよね。
要は・つまり
常に「要はぁー」と言う人、いますよね。
「要するに」とか、何が「要」なんだと疑問を呈したい。
「つまり、今回の課題点はつまり端的にいうと・・・」とか、はよ言えって感じになる。
「あるある言いたい~」みたいな、引っ張りすぎ感。
逆に
これを言う奴は、裏の裏の裏の裏をかくような感じになり、何が逆なのか何が表なのかわからなくなる。
まぁ
これは比較的若者が使いつつある印象。
冒頭のレポーターみたいな感じで、「ま、ま、ま、ま」みたいに言う人、いるよね~
はさまない方が聞きやすいよね
これは言うまでもありませんが、こういう言葉というか音って、できるだけ挟まないに越したことはありません。
アナウンサーが聞き取りやすいのって、「あのー」とか言わないからだし。
校長先生のお話だって、「あのー」って言いまくらなかったら、もっと内容を覚えていたかもしれない。
小学生だったから、「校長先生が何回『あのー』って言うか数えようぜ!」ってなっていただけかもしれない。
・・・いや、今でも私は気になる。
気になって仕方がない。
違和感なく、すっと話せる営業を意識しようと、朝の「まぁまぁレポーター」を見ていて思ったのでした。
まぁ、こちらもどうぞ