こんにちは、ドクダミ淑子です。
今日のテーマは、クソ上司と大企業について。
Twitterでこんなツイートが流れてきました。
何度も言いますが、新卒で大企業に就職するのをオススメします。
— 藤田華鳳@毎日ゆるふわ (@Kaho_yurucareer) 2019年6月1日
・クソ上司を引いても配置替えや転勤でリセット可能
・複数の部署を無理矢理経験させられるので、自分のキャリアに真に必要なものがわかる
・給料とは別に家賃補助が出る
・ワナビーで消耗しないで済む
私は続けてて本当に良かった。 pic.twitter.com/eZdAW2W7XT
そもそも、元ツイートのイケダハヤトさんは、新卒で大企業に入って「クソ上司」に潰されたと主張している人のようです。
私は中小企業で勤めているのですが、クソ上司は大企業よりも中小企業の方が多いし、クソ上司に当たってその会社では「終わった」状態になるケースは、中小企業の方が多いと思います。
そこで今回は、「クソ上司」は大企業の方が少ない説について語っていこうと思います。
大企業の方がクソ上司が少ない理由
私が接している限りという話になりますが、大企業の方がクソ上司は少ないと感じます。
その理由を考えてみました。
そもそも、大企業に入社するにはある程度の学力が必要
大企業に入社するためには、ある程度の頭の良さが必要になってきます。
新卒採用でエントリーが1万人いる企業なんかは、大学名を「ある程度の頭の良さがわかる基準」として使ったり、WEBテストで基礎能力を見てふるいをかけます。
「学歴偏重」なんて言われたりもしますが、1万人を面接することは不可能ですから、そうせざるを得ないだろうと思います。
ですので、ある程度の学力とコミュニケーション力を持った人じゃないと、そもそも入社できないことが多いのです。
中小企業の場合は、そうも言ってられないですから、たまにとんでもない人がいます。
割引の計算が出来ない子が、わんさかいます。
お客様の話が理解できていない子も、コミュニケーションの取り方がわからない子もいることを日々感じています。
評価制度がしっかりできているので、平均以上の人が出世する
大企業は人数が多いですから、誰か一人で全社員を評価することはできません。
だからこそ、誰もが同じように評価できるような評価基準を定める・評価制度を作るなどで公平性を保つ仕組みができています。
ですので、誰もがヤバいと思う人というのは、評価されにくくなっています。
中小企業の場合は、評価制度があいまいなことが多々あります。
社長の一存で決まることもあります。
いくらヤバい人でも、社長のお気に入りだったら出世することもあるし、社長の家族だからという理由で能力も人柄も関係なしに出世することもあります。
もちろん、中小企業でも良い上司はいますが、たまに、とんでもない人が上司になることもあります。
これは感覚値ですが、クソ上司の存在確率は、大企業になればなるほど低く、中小企業になればなるほど高くなると思います。
でも、大企業の方が上司のポストが多いので、クソ上司の人数は同じくらいになるかもしれません。
でも大企業の場合は、良い上司は多数存在していると思います。
配置換えや異動でリセットできるのも強み
そして、大企業の場合は拠点も部署も多いですから、どうしても上司と相性が悪いようだったら、配置換えや異動などもできると思うのです。
中小企業の方が、上司と相性がよくなかった場合は、詰みます。
たとえ異動できたとしても、その上司とのつながりはなくなりません。
異動先の上司がクソ上司と仲良しとか、クソ上司の同期がいるとか・・・完全に逃げ切るのは難しいのです。
だって、そこまで人数がいないんだもん。
クソ上司とか言っている暇があったら、仕事を頑張れ!
クソ上司だなんだと言っている人は、まずは自分の仕事力を上げてみるのも一つの解決手段だと思います。
自分のレベルが上がれば、クソ上司との付き合い方も変わってくるし、もっとやりがいのある部署に異動できるかもしれない。
会社での発言力が変われば、クソ上司に対しての対応も変わってくるかもしれない。
簡単に「クソ上司がいる可能性があるから、大企業なんて入らない」なんて言わないで、まずはどこかで就職して、会社員をやってみてから、考えたほうがいいと私は思います。
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