こんにちは、ドクダミ淑子です。
ある日の個人面談で、上司に言われました。
「ドクダミさん、自己評価高いね。だいたいAで出してくるよね。自信あるよね。」
「たしかにそうですね・・・」
一旦受け止めてから、反論します。
営業ですから、YES・BUT話法で行きます。
「でも、この仕事を10年やって、それなりのキャリアなのに『私、まだ何もできないことばかりで・・・自分に自信なんて、持てないですぅ』って言ってたら、やばくないですか?」
「たしかにそうなんだけどさぁ・・・」
自信を持つことは、大切だ
自分に自信を持つことは、とても大切だと思います。
営業なら、自信がない人と自信がある人だと、自信もって提案してくれる人の方が、安心するから買いたくなる。
(一部、新人営業を育てることをやりがいに感じる人もいる)
自分に自信があったほうが、ストレスを感じずに、のびのび仕事ができると思う。
だから、自信を持った方がいいと、私は思う。
リストラされる人も、自分に自信があったのではないか?
でもその一方で、最近の45歳以上のリストラ関連のニュースを読んでいると、自分に自信を持つことへの危険も感じるのです。
ニュースに出てくるリストラ対象になっていて、「辞めます」と言わせるまで面談し続けられている人も、「組織に貢献できる案を出せ」と言われて、これなら貢献できると思う案を出しては却下され続けている人も、きっとリストラ対象と言われるまでは、自分に自信があったのではないか?と思うのです。
「この業界で20年やってきた」「それなりに成果を残してきた」「その証拠に、役職だって付いた」・・・こんな風に、自分のことに自信を持っていたのではないでしょうか。
それが突然、リストラ対象になっていることに気づく。
本当は根拠がなかった自信が、ガラガラと崩れていく・・・。
私の「自信」も、もしかしたらそういうジャンルのものなのかもしれない、とふと思ったのです。
私は傲慢なのだろうか?
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色々な方が私の記事を取り上げ、感想を書いてくれるようになりました。
私はたまにTwitterくらいはエゴサをしているのですが、先日は「傲慢」という言葉がありました。
傲慢。
おごり高ぶって人を見下すこと。
自信満々で偉そうにしていると、そう見えるかもしれません。
ある日突然、この自信はバキバキに折られるかもしれませんし、もしかしたら折られないまま更に年を重ね、いつの間にか「老害」「お局」「邪魔なババア」になってしまうかもしれません。
大切なのは、客観性だなと思う
ここで最初の話に戻りますが、大切なのは、「客観性」だと思います。
自己評価だけではなく、上司に評価してもらい、ダメなものはダメと言ってもらう。
周りと自分を比べて、自分にどこが足りないかをちゃんと見つめる。
偉くなればなるほど、意見をしてくれたり、ダメ出ししてくれる人は減ってしまうから、自分で意識していかなければ行けないですね。
自信満々な自分の性格は、これからもあまり変わらないでしょう。
その自信が傲慢な感じにならないように、私はこれからも色々な場で評価されることを望んでいこうと思います。
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