こんにちは、ドクダミ淑子です。
対象年齢を大幅にオーバーしているとわかりつつも、懲りずに見ている、「恋神アプリ」。
恋神アプリとは・・・
初対面の男女が72時間のLOVE TRIP!
“恋神アプリ”がプロデュースする、結末のわからない恋物語がはじまる―。
あなたも恋と旅がしたくなる!
まぁこんな感じで、初対面の男女が72時間最高の旅をすることで恋が生まれるかどうか・・・的な、台本のないドキュメンタリー風の番組です。
前回までは、男女1対1で、南の島でしたが、今回は、番組初の男女2対2で、栂池高原スキー場の旅です。
TV番組会議を妄想してみる
感情移入できない私は、とにかくうがった見方で、2話ほど眺めていました。
ああ、この番組、迷走しているな・・・と、その感想しか出てこなかったのです。
まず、出てくる人は、とりあえず無名のタレント志望者。
- マキマキ(女)
- レイレイ(女)
- ユッキー(男)
- ナオ (男)
そこそこ美人であり、そこそこイケメンなのですが・・・特徴があまりありません。
「ああ、今どきの若者ね」みたいな、オバちゃんな意見しか出てこない。
そこで、番組制作会議を妄想していました。
「恋神アプリ、次のシーズンどうする?」
「やっぱり、南の島で男女1人ずつっすかね・・・?」
「でも、結局ずっとそれでカップル成立しないですよね?」
「海外行く予算、厳しそう・・・」
「大体、1対1だから厳しいんじゃないですか?テラハみたいに複数人いればどうにかなりそうじゃないですか?」
「そうだね、テラハみたいに複数人にしてみる?」
「冬だし、スノボってどうですか?ゲレンデマジック」
「じゃあ、おしゃれなコテージとかホテルのあるゲレンデとタイアップして、スポンサーになってもらえば・・・」
「あとは、もっと胸キュンするシーン増やして刺激的にしてみます?深夜ですし」
「初回から、ほっぺにチュー連発してみる?」
「いいっ!」
「じゃあ、今回の恋神アプリは、こんな感じで。」
- 72時間は変わらず
- 2人じゃなくて4人にして
- 南の島の海じゃなくて、日本の雪山で
- お色気で温泉シーンも入れて
- 話題になるようにチューくらいさせて
- なんか4人で狙ったり狙われたり、片思いしたりすれば盛り上がるでしょ!
「じゃあ、これで、脚本よろしく!」
「数字取れるといいですねぇ」
「本当にね・・・」
ってくらい、もうコンセプトがめちゃくちゃなんですよね・・・
そしてなぜか、全員スノボ&スキーほぼ初心者・・・
せめて誰か教えてあげられるくらいのレベルの人がいればいいのに、キャストと舞台がもう、ぐちゃぐちゃなのです。
パクりは、二番煎じにしかならない
深夜の低予算番組だから、とかいろいろと事情はあるのだと思うのですが、昔の番組の良かったところをなんとなく取り入れて、それっぽい番組を作ろうって言う風に私の目には見えて、なんか悲しくなっちゃったのです。
そもそも、「アプリの指示のもとに動く」っていうのも『未来日記』をちょっと現代風にアレンジしただけだし、迷走しているから巻き返そうとして、更に「テラハ」「あいのり」「過激シーンが話題になるドラマ」の要素を加えて、もう闇鍋状態になっているのです。
軸がブレると、いいことがないという、良い例に思えました。
そもそも、コンセプトがどうなの?
こういうのを見ていると、「そもそも」に立ち返ったほうがいいのではないかと思うのです。
72時間で恋が生まれるか?
答えはほぼNOなのに、そのNOの結論に至る過程を面白くするために、あれやこれやとテコ入れしているのです。
これって、「そもそも」が間違っているパターンなのではないかと思うのです。
私はこれからも、趣味として見続けると思いますが、ブログで紹介するかは分かりません。
もしも、あっと驚く展開だったら、また書いちゃうかもしれないな。
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