こんにちは、ドクダミ淑子です。
どんどん贅肉がつくお年頃。
どうにかして痩せないと・・・と思っていると、そんな気持ちを汲んでか、私のネット広告はダイエット食品だらけになります。
いや、ただ単にダイエット情報検索しまくっているからなんですけどね。
そんな時、思ったのです。
「最近500円ポッキリ!みたいなダイエット食品が多いな・・・」と。
初回500円、それ以上かかりません?
少し前は、初回500円だけど、下の方に小さく定期購入前提/キャンセル不可/総額2万円かかります・・・みたいな商売の仕方が問題になっていました。
しかし、どうやらそういうこともなさそう。
これは、どういうことなのでしょうか?
リスト作りが目的なんだろうな
そこで思ったのが、きっとこれはリストを作るためなんだろうということです。
通販をするとなると、個人情報の取得が出来ます。
- 名前
- 性別
- 年齢
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
こういった個人情報を、「発送のための会員登録」と銘打って、堂々と集めることができるのです。
そして、このリストに書かれた人は、こんな特性がある人たちばかりになります。
- 痩せたい
- 健康を気にしている
- 楽して痩せる方法が好き
- 安ければすぐに飛び付く
- ダイエット食品に色々手を出している(可能性が高い)
- 個人情報を書くことに抵抗がない
こんなリストが集まったら、そりゃもう、あんなことやこんなこと、色々できますよね・・・
「探客」が難しい世の中で、それが簡単にできる
営業やマーケティングで1番難しいのは、顧客とどのように接点を持ち、個人情報や会社情報を手に入れるか?という部分です。
それは昨今、少し前よりも難易度が更に増しています。
少し前なら、片っ端から電話をかけまくって、繋がった個人宅や会社に営業をすれば良かったのですが、今やナンバーディスプレイは当たり前ですし、もう二度と出たくない電話や非通知の場合、着信拒否されることも多いでしょう。
在宅中・在社中に電話をかけて、タイミング良く捕まえられる可能性も低い。
ついでにリストを業者から買うと、個人情報保護法関係で引っ掛かるリスクもある。
一昔前のように、数打ちゃ当たる作戦がやりにくい時代になっているのです。
そんな中で、500円ポッキリ!は、多少のコストがかかるものの、「楽して自動的に顧客リストが作れる仕組み」なのです。
無料=個人情報を払っていると思うべし
これは他のサービスにも使われることです。
- 無料おためし
- 無料セミナー
- 無料メルマガ
- 無料相談会
- 無料で求人情報を掲載
これらはすべて、有料に繋げるためのリスト作りの方法です。
最後の「無料で求人情報を掲載」について補足しますと、以下の意味があります。
- 募集したい条件がわかる
- 応募数を裏で見れるので、応募がない職種に営業をかけられる
- 画面を更新すると、営業に連絡が行く
無料で掲載をすることで、その会社の情報を握ることができる。
電話をかけまくる営業をしなくても、お客様のニーズ発生のタイミングを正確につかむことができるのです。
まあ別に、それでも断ればいいだけの話ですが。
とにかく、無料で何かができるということは、裏でお金以外の何かを払っているということなのです。
そして、大体の場合は、それは「個人情報」になります。
楽して痩せたい人のリストの効果
私も楽して痩せたい人なので気持ちはわかるのですが、このリストを集める意味は強力です。
この手の人は、だいたい、「すぐ痩せる!」「驚異の効果!」「まずはおためし!」で簡単に引っ掛かります。
そして、効果がなくても次の楽して痩せる方法を探し求めます。
そして、さまざまなダイエット食品を買い漁るのです。
また、ダイエット食品だけには限りません。
「楽して〇〇したい」という思考なので、「楽してお金を稼ぎたい」にもなりますし、「楽して頭がよくなりたい」にもなります。
リストの活用方法は無限大なのです。
だからこそ、そういう「楽して痩せたい人」のリストを集めることには、価値があるのです。
どんな狙いがあるか?は意識しよう
とはいえ、中にはお得なサービスもありますので、すべてがダメというわけではありません。
ただ、「どんな狙いがあるか?」については考えておくことは大事だと思うのです。
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