こんにちは、ドクダミ淑子です。
春ですね。
私のはたらく会社は、3/29(金)で年度が締まりました。
来週の月曜日から新しい年度で、そこから異動・転勤する人がちらほらいます。
全国転勤ありの制度ってどうなの?という話は今回は置いておいて。
今回、私の同期が異動することになって、そこで考えた話を。
異動することになった同期
入社11年目の私たちですが、彼と私は入社初期はちょこちょこ飲みに行く仲でした。
仕事が忙しくなると飲む機会も減り、同じ拠点で働いて5年ほど経ちますが、最近は特に関わりもなくなっていました。
仲が良いわけでもなく、悪いわけでもない、付かず離れずの良い距離を保っていると思っています。
飲みに行かない=仲が悪いと言われることもありますが、別にそんなこともないと思っている。
その同期が、金曜日の夜、オフィスでちょっとした立食パーティーをしている時に、私のところにやってきて、こう言ったんですよね。
「ドクダミ、俺はお前と離れて仕事するのが寂しいよ・・・」
そして感極まった彼は、色々と言いながら泣き出したのです。
誰がいなくなっても、別に寂しくない自分がいる
「○○に行っても大丈夫だよ、すぐに馴染むよ!頑張れよ!」
そう言って笑って肩を叩きながら・・・私は泣きたい気分にはならなかったんですよね。
別に、一生会えないわけじゃないし。
死ぬわけじゃないし。
「異動」「転勤」で寂しくならない自分がいました。
誰がいなくなっても、会社というものはだいたい回る
少し前に、入社1年目の子がこう言っていたんですよ。
「来期になると引継ぎがあって、営業担当が変わるなんて変な感じがします。A社さんから電話がかかってきたら、反射的にBさんの顔が浮かぶのに、それが違う人になるなんて受け入れられないです。後任の人にBさんみたいな対応ができるのでしょうか?」
その時も私は、全くそうは思わなかったんですよね。
私は新卒で今の会社で働くようになって、11年が過ぎました。
その中で、多くの人が辞めていきました。
でも、誰かがいなくなったからと言って会社がつぶれることもなく、たとえ伝説の営業マン級の人が辞めても、会社は回り続けていました。
だから、誰がいなくなることにも、不安はなくなってしまったのですよね。
まぁ、どうにかなる。
それは、私がいなくなることについても。
この記事にも、同じようなことを書きました。
誰と働くか?が重要なら、この会社にはもういなかっただろう
そもそも、私が「誰と働くか」にモチベートされるような人間だったら、この会社で11年も働いていません。
入社したころは本当にひどい会社で、社内での窃盗も、不倫も、犯罪まがいの事件もたくさん起こっていました。
最近はホワイトニングされて、そういう人は一掃されましたけど。
「○○さんが辞めるなら、私も辞める」って人もいるけれども、私はそれが理解できなかった。
なぜ、他の人に自分の人生をゆだねるのか、わからなかったんですよね。
「ロールモデルとなる先輩」もいなくても続けられたし。
「自分は自分」をこれからも貫いていこう
泣く同期に対しても冷めた目で見てしまった自分に、ちょっと幻滅しながらも、私はそのくらい、「非・のめり込み」でいいかなとも思いました。
その上で、大事な仕事をする時にだけ「私にしか出来ない仕事をしよう」「このお客様を幸せにできるのは私だけ!」とボッと激しく着火させる・・・そのくらいのノリで、仕事と付き合っていこうかなと思った出来事なのでした。
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