こんにちは、ドクダミ淑子です。
仕事中に、突然ネットが繋がりにくくなりました。
メールを送るのにも時間がかかり、時間がかかるのに送れないこともある(しかし時間がかかった末に送れることもある)。
添付ファイルのダウンロードにもいつもの3倍の時間がかかる。
奮闘してみたものの、数分で諦めました。
よし、コーヒーでも飲むか・・・
イライラするより、諦める
私はこういうときに諦めが早い方です。
電車が止まっても、ホームで待つことはほぼありません。
コーヒーを飲みながら待つか、振替乗車で迂回します。
たとえ、電車が動くまで待ったときと迂回ルーとのトータル時間が変わらなくても、迂回の方を選びます。
「いつ動くんだろう?」と人混みの中で待ち、イライラしたくないからです。
台風とか電車遅延があらかじめわかっていたら、家から出ません。
私はソフトバンクではありませんでしたが、通信障害が起こってスマホが使えなかったら、きっとその日は仕事をすることを諦めていたでしょう。
そのくらい、スムーズに動ける環境にはこだわりたいし、無駄に待つことや、イライラすることは避けたいと思っています。
毎日動きが遅いPCで仕事をする人もいる
そうやって、スパッと諦めて、コーヒーを飲みに行き、しばらくしてから戻ったら障害は解消されていました。
やっぱり、スムーズに仕事ができなかったら、頑張って待ちながらやっても無駄だよね、ムダムダ~!
・・・そんな時ふと、思いました。
世の中には、めっちゃ重くて遅いPCで仕事をしている人が意外と沢山いるということに。
私は仕事の一貫として、お客様のオフィスに行き、システムの操作方法について説明することがあります。
そんな時に、びっくりすることがあります。
まず、起動ボタンを押してから、パソコンが立ち上がるまで、3分は待つ時。
ブラウザを開くと、トップページが開くまで1分少々。
画面をクリックして新しい画面が表示されるまで、30秒・・・が延々と続きます。
「すいませんねぇ・・・遅いんですよね・・・」
「いえいえ・・・」
いやいやアナタ!遅いってレベルじゃないからそれ!
Windows98とかなの?
一時ファイルとかためまくってない?
クリーニングとかしてる?
こんなPCで、効率的に仕事できるの?
・・・と、ニコニコしながらも、心の中は発狂しているのです。
平成ももうすぐ終わる今、なぜこんなPCで仕事をしていて文句を言わないのだろうか?
「慣れ」とは恐ろしいものである
きっと重いPCと毎日付き合っている人は、そのPCがいかに不便かに気づいていないのかもしれません。
それか、気づいているのに気づかないフリをしているか。
そんな方は、先ほど冒頭に書いたような通信障害の中でも、なんとか繋がらないかと何度もチャレンジしてしまうかもしれません。
だって、いつもそうしながら仕事をしているんだもの。
PCが重いからと言ってコーヒーを飲みに行ったら、コーヒーを飲み続けることになるんだもの。
慣れとは、人の神経を麻痺させる、恐ろしいものなのです。
働き方改革に、サクサクPCも入れるべき
働き方改革とか業務効率化とかいうならば、こういう重くて遅くて不便でイライラするPCのような、ハード面での業務効率化を妨げるものについても、しっかり対策を取ってほしいものです。
幸いにも私の働く会社はそこそこ整っているけれども、今でも社用携帯がガラケーの会社もあるみたいですし、起動に3分くらいかかるPCもまだまだある。
おかしい環境に「慣れ」てしまわないためにも、たまには他の会社を覗いたり、家族や友人に話を聞いたりして、自分の環境を見直してみるといいかもしれないなぁと思いました。
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