こんにちは、ドクダミ淑子です。
先日、私がなんとなしに書いた「読書感想文」が、ネット上でそこそこ話題になりました。
今回は、その体験を経て感じたこと・思ったことをまとめてみようと思います。
こちらの記事です。
毎日ブログを書いています
私は普段から、自己満足のブログを書いています。
それも、毎日。
毎日なのは、以前やっていたブログを「不定期」にしていたのですが、不定期ってナマケモノには苦なんですよね。
不定期だと、「よし、ブログ書くぞ」って毎回自分を奮い立たせないといけないから。
不定期だと、「明日でいいや」という気持ちといちいち戦わなければいけないから。
それに比べて毎日、歯を磨くように、コーヒーを飲むようにブログを書く方が、楽なのです。
さて、そんな気持ちでブログを描き続け、600日くらいが経ちました。
普段のPVは1日数百。
決して多くないけれども、常連さんが出来て、スターをくれる人、いいね!をくれる人がいて、それも励みになっているし、最近は交流もできて楽しいなぁという感じです。
毎日書いているので、1日の出来事を何かしらブログの記事にしている状態。
読んだ本・見たテレビや映画などは、心を動かすこと(=ブログのネタになりそうなこと)があれば、大抵記事にしています。
「感想・レビュー」ってカテゴリには、現在109の記事があります。
読んだ本を書いた、それが拡散された
そんなある日、冒頭の本を読んで、いつものように感想文を書いたんですね。
そしたら、次の日になってびっくりしました。
PVがいつもの50倍近くになっていたからです。
こんな感じ。
なんだこれは!?と驚きました。
たしかに、イケハヤウォッチャーに届けばいいなくらいの下心はありました。
しかしここまでPV数が増えると、恐怖しかありませんでした。
「行列が行列を呼ぶ」状態になり、ブクマ数もツイート数もどんどん増えていきました。
増えれば増えるほど、ついつい見てしまうけれども、見たら恐怖を感じていました。
なぜかというと、普段では見ない光景があったからです。
もちろん、長年のウォッチャーさんのご意見は、ありがたく頂戴しました。
でも、どう対応していいのかわからなかったのが、こういう人達でした。
- 「惜しい、長い」とかいう、意味の分からない評論家ぶる人
- 「まさか新刊で買ってないよね?」っていうコメント(そんなのどっちでもよくない?)
- 何を言っているのか何度読んでもよくわからない人
- ただ、自分の言いたいことにこじつける人
- リンクだけをツイートする人
特にリンクをツイートするだけの人って、一体全体何をどう拡散させたいのか、何が言いたいのかわからないまま、「リンクだけペターでツイート、以上」で終わってしまう。
私も普段やってしまうことがあるけれども、「どういう意見なのか?」を言わずにとりあえず拡散するって、意見を他人にゆだねる拡声器のような人って、なんか怖いなと思ったのです。
こんな、意志があるんだかないんだかわからない人に拡散されることに、喜んでいられるのがインフルエンサーなのだろうか?
だったら、私はインフルエンサーなんて絶対になりたくない(なれないし)。
それだったら、地味でいい、ひっそりとでいいから言葉と意見を発する人と向かっていきたい、そう思いました。
そんな気持ちと裏腹に、ノーコメントの拡散は、どんどん増えていきました。
波はすぐに去る、だがそれでいい
しかし、私は次第に平穏を取り戻しました。
なぜなら、このノーコメントで拡散してくる人達は、私のブログの他の記事は読まないからです。
話題の記事を読んで(もしくは読まないで)、ツイートして終わり。
だったら、この波が終われば元のPVになり、また自分のブログを毎回読んでくれる人とだけワイワイできる。
私は、600の記事の中で色々なことを書いています。
きっと、それぞれの記事をじっくり読んだら、整合性が取れないこともあるかもしれません。
そういうことを突かれたら、私はどう反論すればいいのだろう?と心配していたのかもしれません。
でも、それはきっと問題ない。
ネットの祭りに・話題という波に乗る人達は、そこまで詳細に調べたりせず、きっと次の祭りが来たら、そこに向かうのでしょう。
普段私のブログを読んでいる人からは、「ドクダミさんの記事がバズって嬉しい」というコメントを頂きましたが、私は嬉しいことなんて全くなく、早く元の閑散としたブログになりたいと願っていました。
そう思ったら、さらに「週刊はてなランキング」で15位になってしまったのでまたちょっと伸びた。
改めて思う、イケハヤというパワーワード
さて、この騒動で、私は実感しました。
「イケダハヤトってすごいな」と。
私がmisonoについて熱く書いても、そこまでバズりはしません。
misono本人らしき謎のアカウントから「いいね!」がつく程度です。
いつものノリで書いた「イケダハヤト」が、ここまで拡散されることに、純粋に驚きました。
コメントを見ていると、昔はファンだった人、激しく憎悪の念を向けている人、ウォッチャーとして観察対象や研究対象にしている人、今もファンの人・・・と、たくさんの人が彼に対して興味・関心を向けていることがわかりました。
misonoよりも一般人からの知名度が低そうなのに、ここまで熱をもって彼のことを見ている人がいるなんて、やっぱり面白いなと思いました。
私は専門家でもウォッチャーでもなく、たまに気になる記事を見ているくらいの立場なので、今後もまた本でも読んでモヤモヤしない限り、触れることはあまりないでしょう。
でも、この一件で、色々なことを考えることができましたし、私はどうしたいのか?がよく見えました。
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