こんにちは、ドクダミ淑子です。
2008年・2009年に大学等を卒業して、新卒で入社した人達。
かなりピンポイントですが、この世代は、若手から「怖い」と思われている。
・・・そんなニュースを、少し前に目にしました。
私はこの2008年卒・新卒入社をしました。
そして同じ会社に居続け、今年の4月で入社12年目になります。
まさに、この記事で言うと「リーマンショック世代」になるのです。
リーマンショック世代が「怖い」理由
この記事ではリーマンショック世代がなぜ怖いのか?について書いています。
この内容と、私自身どうだったのか?を書いて行きましょう。
入社後、給料が下がった
初年度の年収が200万円台だったとか、入社後給料が1~2万円下がったという声が書かれています。
私の会社では、特に給料が下がるということはなかったですが、売れなかったのでインセンティブはなく、たしかに年収200万円台でしたね。
でも、実家暮らしだったので、特に何も考えていませんでした。
退職・リストラ・派遣切りなどがあった
先輩が次々と辞めていく、リストラ対象とリストラを言い渡す側の内紛、派遣切りなどを見て怖くなったというリーマンショック世代の声がありました。
私はどうだったかというと、確かに人はたくさん辞めていましたが、それは私の辞める理由にはならないし、「私は、自分が辞めたいと思ったら辞めるんだ!」と思っていたので気にしてはいませんでした。
ただ、先輩の中でも「同期の○○が辞めるなら、この会社にいる意味はないから辞める」みたいな人はいましたね。
なんだろう、この中学生の部活みたいな感じは・・・と逆に心配していました。
リストラ対象を決める面談もありましたが、思っていることを言っただけで、対象から外されていたようで、面談後にはたくさんの人が辞めていったのも覚えています。
でも実は当時は、そんなことに全く気付いていませんでした。
数年後に「あの面談はリストラするためだったんだよ」と上司から言われて、私はその時にやっと気づいたのです。
鈍すぎる。
会社はいつでも潰れると思う
これは、家族がそういう目にあったこともあったので、もともと知っていました。
むしろ、大学の同級生が大学卒業間際に「これから40年、この会社で働くんだぜ?」と嘆いていた時に、「何を言っているんだろう?」と思ったので特にショックはなかった。
ちなみにその発言をしていた同級生は、10年経たずに会社を辞めて、保険の営業マンに転職していました。
今も仕事の中で、会社がつぶれる・なくなる様子を見ていますので、これはもう驚きも何もないかな。
何がどうなるかわからない世の中だから、「自分の武器」と言えるものを身につけておこう
これはありますね。
でも、リーマンショックがどうとかではなく、仕事をする上では当たり前なんじゃないの?って思っていたと思います。
私は鈍すぎたて、あまり気づいていなかった気がする
人は、激しい恐怖や身の危険を味わうような、強烈な経験をすると、その記憶を基準に物事を考えたり、行動したりするようになると思います。
私にとって、リーマンショックは、あまり自分の人生を左右するものではなかったんですよね。
気づいていなかった。
そんなことより、自分自身の仕事のできなさ、物事を手際よく処理するという能力のなさに愕然としていた方が多かったと思います。
それよりも、東日本大震災の方が記憶に残っているし、「人は簡単に死ぬ」「ライフラインは簡単に壊れる」の方が身体と脳みそに刻まれていると思います。
「○○世代」って勝手にくくるよね
そんなことより気になるのが、「○○世代」って言い方。
なぜ、生まれた年でまるっと一括りにしてしまうのでしょうか?
その人の記憶に残る経験なんて、人それぞれなのに、同じ時代を経験したら考え方がまるっきり一緒みたいな言い方をされるのは、なんだかモヤっとするのです。
普段アラサーとか言っているけど、まぁそれは棚に上げておいて。
昭和60年生まれなんて、小学校1年生で「生活科」が始まったということで、ゆとり世代の始まりなんて言われることもあるんですよ?
それが今度は「怖いリーマンショック世代」?
いい加減にしろー!と思ってしまいます。
世代をくくりたいなら、せめて呼び名は「花の82年組」くらい、ハッピーな呼び方にしていただきたいものです。
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