こんにちは、ドクダミ淑子です。
営業が全く出来ない時代、ビジネス書を読みあさりました。
分かりやすい話し方、ビジネスメールのマナー、プレゼンの仕方、営業についてのノウハウ、伝説の営業マンの習慣、心理学を駆使した営業テクニック・・・色々な人の本を読みました。
タイトルは覚えていないけれども、何かあったときにふと、「そういえば・・・」と出てきます。
これこそ、自分の糧になっているってことですね。
その中で、最近ふと思い出したことがあります。
それは、売れる営業マンと売れない営業マンの違いをそれぞれ並記して比べていくビジネス書の一節。
- 売れる営業マンは、社員旅行で酔っ払う
- 売れない営業マンは、旅行先でも仕事する
読んだ当時「へーそうなんだ、意外だなぁ」と思って、印象に残っていました。
売れる営業マンと売れない営業マンの違い
その本はたしか、こんな内容でした(曖昧な部分もあり)。
売れる営業マンは、旅先へ行く飛行機や新幹線に乗った途端にビールをプシュっと開け、観光地でははしゃぎ、宴会でも盛り上がり、旅行を満喫して帰る。
旅行中は電話をしないし、パソコンも持って行かない人がほとんど。
それに対し、売れない営業マンの方が、移動中はパソコンを開いてせっせと作業をしていたり、旅先でも電話対応をしていることが多く、旅行を満喫しているかというと、そうでもなさそうに見える。
要はメリハリ大事だねって話
この2人の違いの話は何を言っているかというと、遊ぶときはがっつり遊び、休む時にはがっつり休むメリハリのある生活をしている人の方が、結果として仕事もうまく行くという話です。
これは旅行の時に限らず、私の会社でも、コツコツと細かい仕事をしているのにイマイチ伸びない人が長時間残業していて、逆にパッと帰る人や遊びに行く人の方が仕事がデキる・・・なんて風景を良く見ます。
力の入れどころと抜きどころの区別をしっかりつけているかどうかが、効率の良さに繋がっているのではないかと思います。
あと、デキる営業マンの方が、旅行に向けてスケジュールを調整できたり、予期せぬトラブルがないっていうのもあるかもしれません。
デキない営業マンが旅行先でも電話しているのは、「自分のミスだから、帰ってからやりますと言えずにやむを得ず対応している」というケースが多いですよね、きっと。
年末年始は、休みまくりました
私がこの話を思い出したのは理由があります。
それは、年末年始に何もしなかったからです。
私はこのお正月、家族とゆっくり過ごしました。
絵本を読んでとせがむ姪っ子のリクエストに応じて、同じ本を20回連続で読んだり、毎日トランプの神経衰弱をしました。
思いっきり鬼ごっこをして、ブランコに乗り、滑り台を30回は滑りました。
そして疲れて昼寝、起きたらご飯・・・(以下ループ)
ブログもそんな冬休みを予想して、ほぼ予約投稿で準備していました。
生産性がない?
インプットが足りない?
自己成長できない?
そんなことしている暇があったら、ブログ書け?
・・・そういうTwitterの私のタイムラインによく流れるワードも、思い浮かびました。
無駄に真面目な性格の方の私が、そういうことを言うのです。
その時、昔読んだこのエピソードがポッと出てきたんですよね。
そして思ったのです。
全力で休暇を、姪っ子や甥っ子と遊ぶ時間を楽しんでみよう、と。
謎の引け目を一掃したら、さらに家族とののんびりした時間が楽しくなった気がしました。
結果として、私の頭の中は、色々な老廃物が取れて、すっきりさっぱりと洗い流されたような気がします。
良く言えば頭の中がクリアになり、悪く言えば頭が空っぽになった。
でも、それはそれで貴重な経験じゃないか!
頭からっぽの方が夢詰めこめる!!!
これからも、全力で休みを楽しむのだ
働き方改革や副業解禁やリモートワークなどなどで、仕事とプライベートの垣根はどんどんなくなっていくのではないか?と言われています。
でも、仕事に集中することと、思いっきり遊ぶことは、分けた方が両方が上手く回るのではないかと私は思うのです。
遊びながら、「今、この瞬間、私は何も生産していないのだ」なんて考えるのは、楽しくないしむしろ悲しい。
だったら、仕事は仕事、プライベートはプライベートと区別してやった方がトータル的に楽しく生きられるのではないでしょうか。
以上、これからも何もしない長期休みが続きそうな私からのつぶやきでした。
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