こんにちは、ドクダミ淑子です。
先日、『有田哲平の夢なら醒めないで』でを見ていて、思うことがありました。
それは、「ソフトクリームの食べ方」について、徹底的に考えている東大卒の女性話です。
ソフトクリームの食べ方なんて、考えたことがなかった
ソフトクリームの食べ方について、滔々と語りだしたのは、東大法学部を首席で卒業し、現在はニューヨーク州の弁護士をしている最強の論破女子・山口真由さんでした。
前回は、「90分サイクルでスケジュールを組みたい」という話で、計画・効率・無駄なく・・・について徹底的に語っていました。
今回は「頭良すぎて…ついていけない!話題の東大美女SP」でしたが、彼女は「モノを食べる時には、どんなやわらかいものでも必ず右で30回噛む」というエピソードを披露しました。
彼女からすると、右・30回とあらかじめ決めてしまった方が、何をどうやって噛もうかと考えずに済むから効率的のようです。
その話から、話題は「ソフトクリームの食べ方」になります。
- ソフトクリームをどういう角度で食べると奇麗に終わるかを考える
- 食べ方を失敗すると落ち込む
- ソフトクリームを鼻に付ける自分の不完全さを許せない
- 失敗しない食べ方をどうして考えないのか
ソフトクリームを食べる時にすら、「どうしたら失敗しないで済むのか?」と考えて、ソフトクリームが溶けたり・落ちたり・鼻についたり・手に付いたりしないようにと一生懸命考え、失敗すると落ち込む・・・なんか本人も言っていたけれども「生きづらい人」なんだなと思いました。
面倒なことを考える人も、世の中にいなくてはいけない人
さて、そんな山口さん。
前回は占い師のしいたけ氏は、コテンパンにしていましたが、今回はちょっと違いました。
- 山口さんは、世の中にいなくてはいけない人
- 事実・パワー・感情・行動・結果・社会などの問題を考えている方がいるから、私たちは暮らしていける
- 考えている自分に自信に持って、面白く伝えてくれればいい
確かに、私たちは普段はそこまで厳密に・論理的に齟齬がないように・緻密な・・・なんて考えずにボーっと生きています。
でも、抜け漏れのない法律を作ったり、法律の穴を探して早めにふさぐとか、そういう人がいないと、世の中はトラブルがもっともっと増えていしまいますよね。
昔聞いた話ですが、ある有名な医師はオペ中にどんな想定外のことがあっても最適な方法を考えられるように、普段から「地下鉄に乗ったときにどの号車の・どのドアから乗れば、降りた時に、最寄りの出口に一番近い階段に近いのか?」みたいなことを考え、常に最短ルート・最適ルートで目的地に行けるかと考えているそうです。
彼女も弁護士さんなので、常に最適なルートを選ばないと行けない職業なので、きっとそういう考え方がしみついているのでしょう。
確かに、それは仕事上では悪いことではないし、必要なことだ。
恋愛相手になると面倒だな
世の中には必要だと思いますが、恋愛相手となると、やっぱりどう考えても面倒です。
「なぜあなたは私が一緒にイタリアンに行きたいと言っているのにも関わらず、ラーメンが食べたいというの?その理由が『なんかラーメンが食べたい気分だから』って何?理由にはなっていないんだけれども。」
「どうして、あなたは私との約束を急に仕事が入ったからという理由でキャンセルしようとするの?」
なんて言われて、理詰めで怒られると、それだけで「め、面倒くせー」と思ってしまいそうです。
家の中では、難しいことを考えたくないよね
さて、先ほどの恋愛話は私の想像なので、事実とは異なります。
実は彼女も、家の中では、論争を生みたくないと強く言っていました。
- 私は誰にも守ってあげたいとか言ってもらえないタイプ
- でも、家に帰って本当に落ち込むと、ユーミンの『守ってあげたい』を大きな声で歌う
- 正論を言わないでほしい
- 正しいことを正しく言われるとすごく落ち込む
前回の中野信子さんもそうだけど、家では論理など何もない人と一緒にいることで、心からリラックスできるのでしょう。
かくいう私も、普段からこんなブログをちまちまと書き、自分の意見を書き散らしていますが、夫と何かのテーマを設定して議論をしたことなど一度もなく、いつもスマホゲームのイベントや、今クールのアニメについて熱く語ったり、テレビを見てゲラゲラ笑うことがほとんどです。
何事も、メリハリが必要だよね
仕事とプライベート、違う自分を作るって、結構大事なことだと思います。
メリハリとは、メリ(減り・ゆるむこと)とハリ(張り・ピンとさせること)という意味のように、ゆるむときと緊張感を持っていくときが人間には必要だと思います。
たまには私も、ソフトクリームの食べ方を考えてみるなどもやってみると、違う自分が見つかるかもしれないなぁと思いました。
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