こんにちは、ドクダミ淑子です。
こういう言い方をする女子を会社でみかけました。
「人生損してると思いますぅ」
言葉に敏感なお年頃の私のアンテナが「父さん、妖気を感じます・・・(鬼太郎)」のようになったので、今回は「人生損してる」について語ろうと思います。
食べられないと人生損している食べ物たち
「人生損してる」というのは大体、「○○が食べられないなんて、人生損してる」という流れで使われます。
そして今まで私が聞いたことがある食材がこちら。
- お酒全般(最多)
- コーヒー
- 刺身・生肉などのナマケモノ
- ホルモン
- イカの塩辛などのビンに入った珍味
- トマト
- 辛いもの
- パクチー
- ホイップクリーム
- チョコレート
- あんこ
- 油っぽいもの
わかるよ、わかるんだよ。
みんな美味しいんだもん。
でも、その一方で、別に食べられないからって損はしてないだろって思ってしまう。
損=マイナスだから違和感なのだ
大体、「損」ってなんでしょうね?
以前の「益」に引き続き、文字を見ていたらよくわからなくなってきましたし、トップ画像もフォント「モフ字」ってやつをいれてみたら謎の図形みたいになって・・・おおっと、また話がずれてしまいましたね。
そう、「損」っていうと、引き算、マイナスみたいだから違和感なんです。
「ビールが飲めない?じゃあマイナス1点」
「えー?チョコ食べられないの?こんなに美味しいのに。マイナス2点!」
・・・みたいなものを感じるのです。
それは違うだろって思うのです。
「美味しいもの食べたらプラス」でよくない?
単純に、「食べられなかったらマイナス」ではなく、「美味しいものを食べたらプラス、食べなかったらプラマイゼロ」でいいじゃん。
「損」とかいうと、「損してねーし」とカチンとくるし、食べられないのもアレルギーとかトラウマとか、いろいろあるのに配慮ゼロな感じがします。
「食べられる私は得、食べられないあなたは損」みたいなマウンティングもなんか嫌。
人生に損なんてないから、好きにすればいいじゃん
私はマウンティングしたり、上とか下とか言う人が苦手。
別にイカの塩辛と日本酒の組み合わせが食べられなくても、ビールとホルモンが食べられなくても、損していることはない。
(私はその組み合わせ、めっちゃ好きだけど)
好きなものを、美味しく食べれば、食べられないものを気にすることはない。
「人生、損してる」とか言う人には、「損得でしか考えられないなんて、寂しい人生ですね」と哀れみのまなざしを向けておけばよいのです。
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