こんにちは、ドクダミ淑子です。
突然ですが、「益」。
ジーっと見ていると、目をギュッと閉じて、歯を食いしばっているようにも見えるこの文字。
そう、こういう感じ。
益・・・ほら見えてきませんか?
益の字がゲシュタルト崩壊ですよ。
まぁそんなくだらないことばかり言っていないで、どうして嫌いなのかを考えてみようと思います。
「収益」って言葉が嫌い
収益。
ネットの世界では、日々「収益収益収益」と言われていますが、その言葉が違和感です。
シュウエキとか、かっこいいことを言っているけれども、大半の人からすれば「お小遣い入った、チャリーン♪」位のものですよね?
なんかそれをものすごく大袈裟に言っているのが、なんか好きじゃないんですよね。
「お小遣い入ったー!ラッキー!イエーイ!!」とは言わず、「今月の収益は○円でした(キリッ)。まだまだ頑張ります!」みたいな感じ。
何かっこつけてんの?と思ってしまう。
かっこつけた響きも気になるのですが、それよりも気になるのが、「収益」と言ってしまうことで、画面の向こう側の人を一切無くすような感じがしてしまうのです。
その収益とやらは、あなたのサイトを見てポチッとした人や、広告会社、Googleのおかげでできているってことをなんか忘れてしまうような言葉に思えてしまう。
収益ってやつがある日ボワンと「発生」していくような感じ。
私にも毎月ちょっとした金額が銀行口座に入ったり、楽天ポイントになっているけれども、「収益」とは思いません。
なんだろう?
私の努力とかではなく、優しい誰かが恵んでくれていると思っているって感じかな。
「有益な情報」って言葉が嫌い
続きまして、有益。
「これはまさに有益な情報!」みたいな使い方しますが、これもなんか好きじゃない。
「有益な情報!」とかツイートしちゃうヤツ、逆に普段得ている情報が「無益」だと思っているのかなって考えてしまう。
普通に「面白い」とか「いいね」で良いのに、なぜあえて「有益有益」とか言うのか?
特定の人や特定の時間を「有益」と言う人って、普段どんな生活しているんでしょうか?
普段、有益な情報とやらを得られず、無益な時間を作っているのは自分なのに、周りにいる人や環境のせいにしている感じがしてしまうのよね。
「益虫」とか、人間の勝手なエゴだからね
害虫/益虫の区別って、人間が勝手に決めているんですよね。
さっきまでの「有益」の話も、あなたのモノサシで語らないでくれる?って思ってしまう。
別に私だって虫は好きじゃない、というか虫は嫌いですけれども、なんかそれを勝手に「益/害」って区別をつけるのがなんかおかしいって思っちゃうんだよね。
「ご利益」「利益」は・・・?
さて、日本語学者ではない私が、完全に自分の感覚だけで語った「益」の話。
あなたもきっと益の字がそろそろコレに見えてきたのではないでしょうか?
さて、この無益な話もそろそろこの辺でおしまいになります。
最後に、「利益」についてはどう思っているか?というと・・・
読み方が「りえき」と「りやく」で意味違い過ぎるの紛らわしいわ!
それだけです。
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