こんにちは、ドクダミ淑子です。
以前、婚活で「趣味が合う」というのは必要かどうかを考えて、記事を書きました。
私自身は「一緒に趣味を楽しみたい」「趣味がゼロと言う人とは付き合えない」と思っている派なのですが、「趣味大事党の過激派」と思われていた友人が、反旗を翻すという事件が起こりました。
趣味はめちゃくちゃ大事と言っていた友人
その友人は、趣味がない男とは付き合えない!といつも言っていました。
彼女は、外資系化粧品メーカーで企画系の仕事をしていて、自身もめちゃくちゃ稼いでいます。
気が向いたときに婚活のようなことをするのですが、合コンでデートした人が、無趣味で話が全く広がらなくてつまらなかった、ゲームが趣味なんて言われても話ができないから無理だった・・・そんな話をたくさん聞いていました。
「やっぱり、家族旅行とかしたいから旅行好きがいい」
「海外も行きたいから、パスポート持ってなかったり、英語が喋れない人は嫌」
「自分のパパはアウトドア好きで小さい頃はキャンプに行っていたから、火起こしできるかどうかは必須条件」
「冬はスキーも行きたい、自分よりスキーがうまい人がいい(彼女はインストラクター資格を持っている)」
こんな風に、趣味がある人、野性的な人、自分よりちょっとできる人(彼女いわく「尊敬できる人」)がいいと言い続けていました。
ある日突然、主張が真逆になった
そんな彼女でしたが、最近会ったときにこんな話をしだしました。
「趣味がなくてもいい、いやむしろない方がいい」
・・・どどどどどうした!?
話を聞くと、最近年上(アラフォー)の彼氏ができたものの、彼が趣味を追いかけすぎて、全く会えないという話でした。
彼の趣味は、登山・釣り・スキー。
「いいじゃん、一緒に行けそう」
「それが違うんだよ・・・」
- 登山は、縦走が好きで、2泊3日テント泊とかになる
- 富士山は1合目から登らないと登ったとは言わないといっている
- 釣りもよくわからないけど、ハードなのが好き
- スキーはバックカントリーが好きで、リフトのないところを登って滑る
「ガチなやつだ!なかなかハードだねぇ」
「激しすぎてついて行けないんだよね、全部」
そして一番の問題は・・・彼が趣味に没頭し過ぎて、会う時間が全くないということ。
「週末の予定を聞いたら、向こう2か月の土日全部埋まってるの!」
「○子と会う予定を入れるつもりはないのね・・・」
趣味を大事にすると、彼女の優先度が下がる
「趣味がある人はいいんだよ、でも趣味がありすぎると、私の優先度が下がるんだよね。仕事・趣味・趣味・趣味・趣味・趣味・趣味・・・私、みたいな」
「だいぶ下だね」
「だったら、趣味がない人の方がいい。仕事・私で私が2番目になるから」
「火起こしは?」
「それもいらない。私が火を起こせばいいだけだし、別に火打ち石とか木をこすって火を付けなくてもライターを持っていけばいい」
今までずっと、「趣味が合う人」を条件にしていた彼女から、こんな話が出るのが本当に衝撃でした。
極端なケースを経験したから、見えたことがあった
今までこだわりを持っていた彼女が急に変わったのは、極端な例を見たからだと思います。
今までの「ワイルド」は甘かった、ガチのワイルドはナスDやもののけ姫みたいになるのだ。
自分はそこまで求めていない、野原じゃなくてキャンプ場で泊まる程度でいい。
先入観・思い込み・決めつけって、なかなか消えないものですが、極端な例を見ると、「ああ、自分はそこまでじゃないな」って気づけて、丁度いいレベルがわかる。
それに気づけたのは、大きな収穫だったんじゃないかなと、話を聞いていて思いました。
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