こんにちは、ドクダミ淑子です。
私は現在33歳、30代まっさかりです。
もはや、「20代が終わるのが怖い」「30代は楽しいよ♪」なんて会話をしていたのも、遠い昔。
初めて彼氏ができた衝撃からも、6年近く経過し、もうそんな付き合いたてのアレコレも、デートの服選びも、遠い昔の記憶になりつつあります。
落ち着いた、心穏やかな生活。
そんなある時ふと思ったのです。
「他人の恋バナに100%の興味を向けていた、あの頃の情熱はなくなったなぁ」と。
友人の恋バナで酒を飲んでいた頃もあった
昔、大学生や社会人初期くらいは、女子会で出てくるネタとして、恋愛はトップニュースでした。
好きな人ができた、デートした、付き合った、キスした、セックスした、別れた・・・そんなネタでギャーギャー騒いだものです。
あの頃の私は、その子に自分を重ね、ドキドキするシチュエーションを脳内で再生し、相手もいないのにジェットコースターのような恋愛を(妄想で)していました。
でもどうでしょう。
今の私は、きっと同じ話をしていても、そこまでノリノリにはならないと思うのです。
- 「若いっていいねぇ」という感想
- 「そんなこと言ってないでとりあえず付き合っちゃえよ」という結果主義
- 「そんなのいくら考えても相手に聞かないとわからん」という正論
「いいねェ!」「素敵ィ!」と口では言いながら、心の中では↑みたいなことを考えてるわけです。
別に、興味関心がなくなったってわけじゃないのよ!
でも・・・
恋バナをする人が、周りにいなくなった
そう、理由の1つはこれです。
気づいたら周りは既婚者が増え、話題は変わりました。
- 嫁姑問題
- 夫が家事手伝ってくれない問題
- お金がない問題
- 住宅問題
- 子ども問題
- ママ友・ご近所問題
昔は好きだ嫌いだという話題でギャーギャーしていたメンバーが、気づけば姑が2人のベッドで寝るのが気持ち悪いとかいう話をきているんですよね。
(・・・三角関係のライバルが姑ってことなのか?)
周りのギャーギャー騒ぐ話題が変わって、酒(授乳中は炭酸水)の肴ににする話題も変わりました。
だから、恋バナですぐには反応できなくなっているのかもしれません。
落ち着いた今の環境が好きすぎる
もう1つは、今の環境>恋愛のドキドキを感じる環境、っていうのもあるかもしれません。
そう、それは自分が常連になりたい店を見つけたような感覚。
毎日身に付けたい時計とか小物とかを見つけたような感覚。
そこまで落ち着いてしまうと、もう新しい店を探してせっせとリサーチして、行ったらネットの情報と違うところがあってショックを受けるとか、そういうのが面倒くさくてたまらなくなる。
安定。
人はそれをオバサン化だとか老害だとかいうかもしれない。
でもそれは、とても心地よく、安らげる、そこにいるだけで気持ちが満たされる場所なのです。
私が、今から恋愛戦国時代に参戦できるかというと、その答えは、NO。
私は、武器も何も持てずに走る足軽クラス。
銃弾が飛び交う合戦場には行きたくない。
だから、いつまでも戦国武将をしているような婚活女子は、すごいと思うのです。
恋愛系の話は、記憶が新しいうちに書き溜めておくべし
そんな状態のわたしですが、たまに恋愛系のマンガやTV番組で自分の恋愛スイッチを強制ポチして感想をつづっています。
でも、自分の恋愛話は、正直もう記憶の彼方へ消えつつあります。
恋愛系の小説とかをずっと書ける人って、結構すごいと思うのです。
だって、ずっと恋する乙女の気持ちを持ち続けていられるんだもん。
私は、どんどん記憶が薄れてしまう。
だから凡人の皆様は、恋愛時代の記憶を、どうか記録に残してほしい。
文字にしないと消えてしまうものを、しっかり残して後世に繋げてほしい。
5年前に、彼氏できた興奮で書いた文章は、今はもう書けないな。
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