こんにちは、ドクダミ淑子です。
私の働く会社は、今年の夏休みは11連休です。
お客様にお休みの連絡を各営業でしているのですが、そこで「すみません、すみません」と連呼して謝っている営業マンがいます。
気持ちもわからなくもないのですが、私はそれがちょっと嫌だなと思うのです。
電話の相手は何を言っているか
営業が「休みが多くてすみません」と謝っている電話の先にいる人は、こんな話を聞かされているのではないでしょうか?
- 自分達は休まず働いている
- 儲かっている会社はいいですね(嫌味)
- なんでそんなに休み長いんですか?
- 仕事する気ないんですか?
まぁ、こんなことを言われているからこその「すみません」なのでしょう。
でも、これってお客様ということを無視すると、こんな答えになりませんか?
「別に、休んでもよくない?」
「休まないことが善」という意味不明な価値観
古くからの社員で、昔ながらの営業マンで、なぜか「ずっと仕事してるアピール」をする人がいます。
その人がもう帰った後に会社に電話がかかってきても、「本日は退社しました」と言ってはいけないのです。
「ただいま外出しております」で、折り返しと決まっています。
飲み会中も電話に出て「会社です」と言ったり、「今ちょっと接待中で・・・」と嘘をつきます。
こういう人がいるから、「営業マンは24時間365日働いて当然」「休むことは、悪」みたいな風潮が生まれるのですよね。
本当に迷惑極まりない。
みんな自分と同じ苦労を味わうべきは、おかしいだろ
休みが多い会社に文句を言うのは、言わずもがな、ブラック企業にお勤めの方です。
ホワイト企業なら、例えお盆休みがなくても、ずらして夏休みがあるので、そこまで文句を言いません。
だからこそ、休みが多い会社に文句を言っている人に言いたい。
「そんなに休みが少ないのが嫌なら、転職すればいいじゃん」
そう、皆が自分のように休めず苦しめばいい、ではなく、皆と同じくらい自分も休める会社に行けばいいのです。
そうすれば、みんな休めてハッピーじゃないですか。
儲かっている会社の方がいいに決まってるだろ
「儲かっている会社はいいですね(嫌味)」に対するアンサーですが、これも「そうです、その通りです」ですね。
業績の悪い会社の雰囲気は最悪です。
なんとなく暗い雰囲気が漂い、人はどんどん辞めていき、給料は減り、残った人は「どうせ俺なんて」「いいなぁ他の奴は」と卑屈になっていきます。
私の働く会社も、勤続10年の中でそんな時期がありました。
それに比べ、「やっほーい!夏休みだぁー!イエーイ!」の雰囲気が漂う今の良さと言ったら、格別です。
嫌味をいう暇があったら、さっさと転職活動をすべきです。
休みの多さと仕事のやる気の相関関係はゼロ
気になるのはここですね。
- 長時間働く=仕事のやる気がある
- 短時間働く=やる気がない
こういう風になるのは、断じて許してはいけないと思います。
少子高齢化、子育てや介護など、様々な事情をもつ人が働くためには、全員がフルタイムじゃないとダメな働き方の会社は、時代から取り残されています。
パートも正社員も時あたりの給与は一緒――という、同一労働同一賃金の検討がされている中、働く時間でやる気をはかるのは時代遅れです。
決められた時間内でマックスのパフォーマンスすればいいじゃないですか。
人の休みに口出す人は、働き方と勤務先を見直すべき
もうね、相手が「11連休です!」って言って腹が立つ時点で、自分の精神状態がおかしいと思った方がいいと思うんですよね。
みんな、休める社会の方がいいじゃん。
なんでそこを目指さないのかが、意味不明。
社畜時代を経験したからこそ、これは大きな声で言えます。
みんな、バケーションしよーぜー!
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